前場コメント No.5  北海電、イーディーピ、インソース、売れるネG、M&A総研H、空港ビル

2025/04/25(金) 11:30
★9:34  北海道電力-急騰 前期最終益を上方修正 収支の好転や電源調達コストの低減が寄与
 北海道電力<9509.T>が急騰。同社は24日に、25.3期通期の連結純利益予想を従来の470億円から640億円(前の期比3.3%減)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは490億円。

 燃料費等調整制度の期ずれ影響が差損から差益に転じることによる収支の好転に加え、電源調達コストの低減や諸経費などの支出時期ずれによる費用の減少などが寄与する。

★9:36  イーディーピー-急騰 ダイヤモンド1インチ単結晶ウエハを発売
 イーディーピー<7794.T>が急騰。同社は24日、「ダイヤモンド1インチ単結晶ウエハ」を発売すると発表した。
 
 近年開発が活発化しているダイヤモンドデバイス製作において、円盤形状のウエハを使うことで様々なプロセスで使用が容易になるという。大型ダイヤモンド単結晶基板を用いた1インチウエハを製品として発売し、ダイヤモンドデバイスの開発に素材面からの後押しを行うとしている。
 
 同製品の発売による26.3期の連結業績に与える影響は、現在精査中とした。なお、現在ダイヤモンドの各種デバイス開発が活発化しており、売上ならびに利益の増加に貢献すると考えらるという。市場状況によっては、同社の生産能力を向上させることも検討するとしている。

★9:38  インソース-急騰 通期営業益を上方修正 販管費が想定下回る
 インソース<6200.T>が急騰。同社は24日、25.9期通期の連結営業利益予想を従来の52.5億円から60.0億円(前期比21.5%増)に上方修正すると発表した。

 売上高は計画通りに推移する見込みである一方、販管費が想定を下回るため、各利益が計画を上回る見込みとなったことを踏まえた。

★9:40  売れるネット-ストップ高 「TikTok Shop」運営代行サービスを6月より提供開始
 売れるネット広告社グループ<9235.T>がストップ高。同社は24日、連結子会社の売れる越境EC社が、世界最大級のテクノロジー企業ByteDance(中国)の最新ECモデル「国内TikTok Shop」における運営代行サービスを、2025年6月より提供開始すると発表した。
 
 売れる越境EC社は、すでに中国TikTok市場で複数の越境ECプロジェクトを成功に導いており、国内屈指のTikTok運営ノウハウを有するという。その蓄積データと知見をフル活用し、Shop構築・配信・分析・改善まで一気通貫で提供する「運営代行サービス」を展開するとしている。

★9:53  M&A総研-東海東京が目標株価引き下げ 予想を見直し
 M&A総研ホールディングス<9552.T>が5日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、予想を見直し、投資判断「Outperform」を継続、目標株価を6100円→3900円と引き下げた。

 東海東京では、1Qの出遅れや人材育成・コンプライアンス強化に伴うコスト増加や施策浸透までのタイムラグを考慮して25.9期通期予想を見直した。新予想は売上高が220億円(前年比32.9%増)、営業利益が100億円(同18.9%増)。26.9期の東海東京予想は、売上高が280億円(前年比27.3%増)、営業利益が128億円(同28.0%増)。成長要因は、1.M&A仲介事業の成長、2.新規事業の立ち上がりを想定している。

★9:56  日本空港ビルデング-急騰 前期最終益を上方修正 羽田空港の旅客数が堅調に推移
 日本空港ビルデング<9706.T>が急騰。同社は24日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の193億円から275億円(前の期比42.8%増)に上方修正すると発表した。

 羽田空港の旅客数が年度を通して堅調に推移し、連結業績では、商品売上高や施設利用料収入が予想を上回ったことに加え、修繕費などの費用が予想を下回った。一部の子会社で繰延税金資産を積み増したことも踏まえた。

 なお、25.3期決算発表は、2025年5月9日を予定している。


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