前場コメント No.6 東急不HD、日ホスピス、木村化、コーセー、クレスコ、ZOZO
★9:22 東急不動産HD-大幅に6日続伸 今期最終益10%増見込む 26.3期~28.3期は累進配当
東急不動産ホールディングス<3289.T>が大幅に6日続伸。同社は9日、26.3期通期の連結純利益予想を850億円(前期比9.6%増)に、年間配当予想を42円(前期は36.5円)にすると発表した。
インフレ進行や国内金利上昇、米国関税措置の影響への懸念など、不透明な事業環境下となっている一方、足元においても堅調な市況が継続している仲介事業、ホテル事業等の好調を見込み増益の見通し。
25.3期通期の連結純利益は776億円(前の期比13.2%増)だった。堅調な不動産売買市場を背景に住宅分譲事業や売買仲介事業が好調だった。旺盛なインバウンド需要の取り込みに伴うホテル事業の好調なども寄与した。期末配当は従来予想の17.0円に対し19.5円に決定した。
併せて、中期経営計画(26.3期~31.3期)を策定したことも発表した。最終年度の利益目標として、純利益1200億円以上をめざす。株主還元については、26.3期~28.3期の配当性向を毎期35%以上とし、累進配当を行う方針としている。
東急不動産ホールディングス<3289.T>が大幅に6日続伸。同社は9日、26.3期通期の連結純利益予想を850億円(前期比9.6%増)に、年間配当予想を42円(前期は36.5円)にすると発表した。
インフレ進行や国内金利上昇、米国関税措置の影響への懸念など、不透明な事業環境下となっている一方、足元においても堅調な市況が継続している仲介事業、ホテル事業等の好調を見込み増益の見通し。
25.3期通期の連結純利益は776億円(前の期比13.2%増)だった。堅調な不動産売買市場を背景に住宅分譲事業や売買仲介事業が好調だった。旺盛なインバウンド需要の取り込みに伴うホテル事業の好調なども寄与した。期末配当は従来予想の17.0円に対し19.5円に決定した。
併せて、中期経営計画(26.3期~31.3期)を策定したことも発表した。最終年度の利益目標として、純利益1200億円以上をめざす。株主還元については、26.3期~28.3期の配当性向を毎期35%以上とし、累進配当を行う方針としている。
★9:30 日本ホスピス-売り気配 1Q営業益74%減 先行投資による費用負担など響く
日本ホスピスホールディングス<7061.T>が売り気配。同社は9日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は7000万円(前年同期比73.8%減)だったと発表した。
施設開設前の先行投資費用と開設後の運営赤字などにより、施設開設に関する費用負担がかさんだ。また、2025年からの新体制が講じた諸施策が従来からの課題であった営業力を弱める結果となり、既存施設の稼働率が低下したことも響いた。
日本ホスピスホールディングス<7061.T>が売り気配。同社は9日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は7000万円(前年同期比73.8%減)だったと発表した。
施設開設前の先行投資費用と開設後の運営赤字などにより、施設開設に関する費用負担がかさんだ。また、2025年からの新体制が講じた諸施策が従来からの課題であった営業力を弱める結果となり、既存施設の稼働率が低下したことも響いた。
★9:35 木村化工機-急騰 今期営業益16%減見込むも前期の上振れを好感
木村化工機<6378.T>が急騰。同社は9日、26.3期通期の連結営業利益予想を25.2億円(前期比16.3%減)に、年間配当予想を41円(前期は41円)にすると発表した。
25.3期通期の連結営業利益は30.1億円(前の期比44.2%増)だった。会社計画の27.2億円から上振れた。主力の化工機事業で受注が増加し、増益をけん引した。エンジニアリング事業、エネルギー・環境事業で大幅増益となったことも寄与した。期末は従来予想の30円に対し41円(前の期は25円)に決定した。
なお株価は、前期の計画上振れや増配が好感され、買いが優勢となっている。
木村化工機<6378.T>が急騰。同社は9日、26.3期通期の連結営業利益予想を25.2億円(前期比16.3%減)に、年間配当予想を41円(前期は41円)にすると発表した。
25.3期通期の連結営業利益は30.1億円(前の期比44.2%増)だった。会社計画の27.2億円から上振れた。主力の化工機事業で受注が増加し、増益をけん引した。エンジニアリング事業、エネルギー・環境事業で大幅増益となったことも寄与した。期末は従来予想の30円に対し41円(前の期は25円)に決定した。
なお株価は、前期の計画上振れや増配が好感され、買いが優勢となっている。
★9:37 コーセー-急落 1Q営業益16%減 原価率上昇など響く
コーセー<4922.T>が急落。同社は9日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は66.6億円(前年同期比15.7%減)だったと発表した。市場コンセンサスは79.8億円。
北米が厳しい事業環境により減収となったものの、日本におけるアルビオンの売り上げ伸長などにより全体としては売上高が増加した。一方、廃棄・評価減の増加による原価率の上昇や、新規連結対象となったPuriの販管費上乗せなどにより減益となった。
コーセー<4922.T>が急落。同社は9日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は66.6億円(前年同期比15.7%減)だったと発表した。市場コンセンサスは79.8億円。
北米が厳しい事業環境により減収となったものの、日本におけるアルビオンの売り上げ伸長などにより全体としては売上高が増加した。一方、廃棄・評価減の増加による原価率の上昇や、新規連結対象となったPuriの販管費上乗せなどにより減益となった。
★9:38 クレスコ-ストップ高買い気配 今期営業益17%増見込む 配当方針変更も発表
クレスコ<4674.T>がストップ高買い気配。同社は9日、26.3期通期の連結営業利益予想を70.0億円(前期比17.0%増)に、年間配当予想を58円(前期は42円)にすると発表した。
生産性向上を目的としたDX投資は依然として継続するものと考えており、同社グループの受注も堅調に伸びていくものと判断している。
25.3期通期の連結営業利益は59.8億円(前の期比16.8%増)だった。主力のITサービス事業が大幅増益となったことなどが寄与した。期末配当予想は従来予想の21円から23円(前の期末は27円)に引き上げた。年間配当予想は40円→42円(前の期は52円)となる。
併せて、配当方針を変更すると発表した。26.3期より、配当に関しては、原則親会社株主に帰属する当期純利益の50%(従来は40%)をめどに、継続的に実現することをめざすとしている。
なお、同日発表された自社株買いも好感されている。
クレスコ<4674.T>がストップ高買い気配。同社は9日、26.3期通期の連結営業利益予想を70.0億円(前期比17.0%増)に、年間配当予想を58円(前期は42円)にすると発表した。
生産性向上を目的としたDX投資は依然として継続するものと考えており、同社グループの受注も堅調に伸びていくものと判断している。
25.3期通期の連結営業利益は59.8億円(前の期比16.8%増)だった。主力のITサービス事業が大幅増益となったことなどが寄与した。期末配当予想は従来予想の21円から23円(前の期末は27円)に引き上げた。年間配当予想は40円→42円(前の期は52円)となる。
併せて、配当方針を変更すると発表した。26.3期より、配当に関しては、原則親会社株主に帰属する当期純利益の50%(従来は40%)をめどに、継続的に実現することをめざすとしている。
なお、同日発表された自社株買いも好感されている。
★9:38 クレスコ-ストップ高買い気配 100万株・15億円を上限に自社株買い 割合は2.4%
クレスコ<4674.T>がストップ高買い気配。同社は9日、100万株・15億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月12日~11月28日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.4%となる。
クレスコ<4674.T>がストップ高買い気配。同社は9日、100万株・15億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月12日~11月28日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.4%となる。
★9:49 ZOZO-大和が投資判断を引き下げ 着地、予想とも市場予想を下回る
ZOZO<3092.T>が小幅安。大和証券では、着地、予想とも市場予想を下回ると指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げ、目標株価は1233円→1700円に引き上げた。
大和では、25/3期通期決算及び説明会(4/30)、その後の取材等を踏まえて予想等を見直した。25/3期の営業利益は市場予想668億円を下回った点に言及。4Qはセール在庫不足によるトップラインの伸び悩み(3月以降は回復)と、3Qまでに未消化であった実質プロモーション費用の積極投下、LYST社買収費用や決算賞与増加等による影響があったという。新年度のガイダンスも営業利益は市場予想729億円を大きく下回った点を指摘している。
ZOZO<3092.T>が小幅安。大和証券では、着地、予想とも市場予想を下回ると指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げ、目標株価は1233円→1700円に引き上げた。
大和では、25/3期通期決算及び説明会(4/30)、その後の取材等を踏まえて予想等を見直した。25/3期の営業利益は市場予想668億円を下回った点に言及。4Qはセール在庫不足によるトップラインの伸び悩み(3月以降は回復)と、3Qまでに未消化であった実質プロモーション費用の積極投下、LYST社買収費用や決算賞与増加等による影響があったという。新年度のガイダンスも営業利益は市場予想729億円を大きく下回った点を指摘している。
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