後場コメント No.8 鉄建建設、勤次郎、太平洋セメ、住阪セメ、SMS、SWCC

2025/05/13(火) 15:34
★14:44  鉄建建設-後場下げ幅拡大 今期営業益1.7%減見込む 前期は3.6倍
 鉄建建設<1815.T>が後場下げ幅拡大。同社は13日14時、26.3期通期の連結営業利益予想を34.0億円(前期比1.7%減)に、年間配当予想を130円(前期は122円)にすると発表した。

 主となる土木、建築事業では、利益の根幹である品質確保と安全の徹底のほか、集中管理による原価低減に取り組み、利益創出力の強化を図る。

 25.3期通期の連結営業利益は34.5億円(前の期比3.6倍)だった。建築工事セグメントにおいて、意識的に大型工事を受注し、生産性向上に努めると共に物流倉庫では資材の海外調達により原価低減などにより、セグメント赤字が縮小したことなどが寄与した。

★14:46  勤次郎-後場急騰 通期営業益を上方修正 1Qは2.8倍
 勤次郎<4013.T>が後場急騰。同社は13日13時に、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の9.5億円から11.3億円(前期比54.7%増)に上方修正すると発表した。

 クラウド事業においては、クラウドライセンス数の獲得が計画を上回り、クラウド事業全体の売り上げも計画通り進んでいる。また、オンプレミス事業においては、予想を上回る引き合いが続き、オンプレミス事業全体の売り上げ計画を上回っていることも踏まえた。

 併せて発表した、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は3.5億円(前年同期比2.8倍)だった。

★14:48  太平洋セメント-後場下げ幅拡大 今期営業益9%増見込む コンセンサス下回る
 太平洋セメント<5233.T>が後場下げ幅拡大。同社は13日14時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を850億円(前期比9.3%増)に、年間配当予想を100円(前期は80円)にすると発表した。

 国内セメント事業は需要減少の中、値上げに取り組むことで増益の見通し。海外子会社については、米国の不確実性もあり減益の見通し。

 25.3期通期の連結営業利益は778億円(前の期比37.7%増)だった。国内セメントの値上げ効果や原価改善、海外子会社の増益などが寄与した。会社計画は780億円。

 なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★14:49  住友大阪セメント-後場急騰 今期営業益2.0倍見込む 前期は29%増
 住友大阪セメント<5232.T>が後場急騰。同社は13日14時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を190.0億円(前期比2.0倍)だと発表した。セメント値上げ効果と石炭価格の低下により増益を見込むとしている。

 25.3期通期の連結営業利益は93.5億円(前の期比29.0%増)だった。セメント製造コストの改善などが寄与した。

★14:49  住友大阪セメント-後場急騰 150万株・50億円を上限に自社株買い 割合は4.54%
 住友大阪セメント<5232.T>が後場急騰。同社は13日14時30分、150万株・50億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月14日~9月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.54%となる。

★14:50  SMS-みずほが目標株価を引き上げ 引き続き競合環境の影響を見極めたい
 エス・エム・エス<2175.T>が反発。みずほ証券は、外部環境は一旦底入れしたが、引き続き競合環境の影響を見極めたいと指摘。投資判断は「中立」を継続し、目標株価は1250円→1300円に引き上げた。

 みずほでは、25/3期決算は厳しい事業環境が一旦は底入れしたことが示された点で好印象であったが、医療介護系人材紹介業界内の競合環境は依然として予断を許さない状況にあると考えている。当業界の長期的な成長ポテンシャルの高さを踏まえると、現状のバリュエーションは相応にリスクを織り込んだ水準であり下値は限定的と考えているが、当面は競合動向をはじめとした事業環境を見極めたいと解説している。

★14:51  SWCC-後場急騰 今期営業益17%増見込む 前期は63%増
 SWCC<5805.T>が後場急騰。同社は13日14時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を245億円(前期比17.0%増)に、年間配当予想を180円(前期は136円)にすると発表した。市場コンセンサスは244億円。

 電力インフラの堅調な需要継続により増収増益を計画する。同社グループの米国への直接・間接輸出の割合は低いことから、米国政府による関税措置の影響は現時点では限定的と想定し、業績予想には未反映としている。

 25.3期通期の連結営業利益は209億円(前の期比63.2%増)だった。エネルギー・インフラ事業が好調で、営業利益、当期純利益ともに過去最高を更新した。期末配当予想は従来予想の70円から86円(前の期末は55円)に引き上げた。年間配当予想は120円→136円(前の期は90円)となる。


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