前場コメント No.2 NXHD、アルバック、Dガレージ、安川電、ゼンショーHD、住友不

2025/05/14(水) 11:32
★9:02  NXHD-4日続伸 1Q営業益3.3倍 Simon Hegeleグループを新たに連結
 NIPPON EXPRESSホールディングス<9147.T>が4日続伸。同社は13日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)は114億円(前年同期比3.3倍)だったと発表した。市場コンセンサスは124億円。

 Simon Hegeleグループを新たに連結の範囲に含めたことや航空貨物、海運貨物が堅調に推移したことに加え、料金改定や事業再編・機能統合による効果なども寄与した。

★9:02  アルバック-売り気配 通期営業益を下方修正 一転減益へ 3Q累計は2%増
 アルバック<6728.T>が売り気配。同社は13日、25.6期通期の連結営業利益予想を従来の345億円(前期比15.9%増)から270億円(同9.3%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは337億円。

 EV(電気自動車)関連ビジネスの鈍化など外部環境の変化を背景に、売り上げおよび利益の減少を見込む。

 25.6期3Q累計(7-3月)の連結営業利益は208億円(前の期比1.7%増)だった。真空応用事業においてディスプレイ・半導体電子関連の工場稼働率が高水準で継続していることにより、受注高・売上高ともに前年同期を上回ったことなどが寄与した。

★9:02  デジタルガレージ-売り気配 前期最終赤字転落 投資先の評価損計上が響く
 デジタルガレージ<4819.T>が売り気配。同社は13日、25.3期通期の連結純損益(IFRS)は71.9億円の赤字(前の期は58.1億円の黒字)だったと発表した。市場コンセンサスは48.0億円の赤字。

 決済代行などを展開するプラットフォームソリューションは増益となった。一方、グローバル投資インキュベーションにおける投資先のBlockstream Corporationについて、公正価値評価額が大幅に減少し営業投資有価証券に関する損失および金融費用として評価損を計上した。この結果、最終赤字となった。

 26.3期の連結業績予想は非開示とした。保有するスタートアップ企業などの有価証券について、期末時点の公正価値評価額を合理的に見積もることが困難なため。収益基盤であるプラットフォームソリューション・セグメントの税引前利益は、前期比20%以上の増益を見込むとしている。

★9:03  安川電機-売り気配 MSCI定例見直し 指数構成銘柄から同社除外
 安川電機<6506.T>が売り気配。MSCIは日本時間14日早朝に、指数構成銘柄の見直しを発表した。

 機関投資家の多くがベンチマークとする標準指数(スタンダード・インデックス)における日本株の組み入れに関して、新規採用はIHI<7013.T>、サンリオ<8136.T>の2銘柄。除外は同社、セイコーエプソン<6724.T>の2銘柄となった。構成銘柄の実際の入れ替えは5月30日の取引終了時となる。

★9:03  ゼンショーHD-大幅に3日続落 今期営業益9%増見込むもコンセンサス下回る
 ゼンショーホールディングス<7550.T>が大幅に3日続落。同社は13日、26.3期通期の連結営業利益予想を820億円(前期比9.1%増)に、年間配当予想を70円(前期は70円)にすると発表した。市場コンセンサスは904億円。

 25.3期通期の連結営業利益は751億円(前の期比39.9%増)だった。グローバルファストフードセグメントが増益をけん引した。同セグメントの期末の店舗数は、703店舗出店、443店舗退店した結果、1万0732店舗(国内960店舗、海外9772店舗、FC8482店舗含む)となった。

 なお、株価は今期見通しがコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。

★9:03  住友不動産-続伸 今期連結純利益7%増見込む 前期は8%増
 住友不動産<8830.T>が続伸。同社は13日、26.3期通期の連結純利益予想を2050億円(前期比6.9%増)に、年間配当予想を85円(前期は70円)にすると発表した。市場コンセンサスは2039億円。

 オフィスビル賃貸を中心に増収増益を見込み、5期連続の経常最高益と13期連続の純利益最高益更新を計画している。

 25.3期通期の連結純利益は1917億円(前の期比8.2%増)だった。

 需給改善傾向が続く東京のオフィスビルを中心とする不動産賃貸事業が大幅増益となり業績をけん引した。分譲マンションが堅調に推移した不動産販売事業に加え、高い環境性能を備えた商品を中心に売上高が増加した完成工事(ハウジング)事業も最高益を更新した。Web広告強化の取組みなどによって集客が増加に転じた不動流通事業も含め、全部門増収増益を達成したとしている。

★9:03  住友不動産-続伸 200万株・100億円を上限に自社株買い 割合0.43%
 住友不動産<8830.T>が続伸。同社は5月13日、200万株・100億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月14日~2025年9月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.43%となる。


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