前場コメント No.9 応化工、東洋紡、大塚HD、サンユ建、吉野家HD
★10:55 東京応化工業-SMBC日興が目標株価を引き上げ 主要製品の見通しが良好、高成長に引き続き期待
東京応化工業<4186.T>が小幅高。SMBC日興証券では、主要製品の見通しが良好、高成長に引き続き期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4600円→4700円に引き上げた。
SMBC日興では、決算及び取材を踏まえ、業績予想を更新。25/12期1Q決算では、高純度化学薬品を中心に出荷数量が想定以上に増加したと指摘。主要顧客であるTSMCの増産投資が寄与していると推察している。更に下期にかけては、成長の牽引役であるEUV用フォトレジスト、主力のKrF用フォトレジストのいずれも、市場を上回る出荷増を記録できる可能性があると考えている。一部の半導体材料では、中国企業の台頭が足枷となっているが、フォトレジストの参入障壁は特に高い点に注目。半導体材料メーカーの中で、業績の見通しが特に良好と判断している。
東京応化工業<4186.T>が小幅高。SMBC日興証券では、主要製品の見通しが良好、高成長に引き続き期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4600円→4700円に引き上げた。
SMBC日興では、決算及び取材を踏まえ、業績予想を更新。25/12期1Q決算では、高純度化学薬品を中心に出荷数量が想定以上に増加したと指摘。主要顧客であるTSMCの増産投資が寄与していると推察している。更に下期にかけては、成長の牽引役であるEUV用フォトレジスト、主力のKrF用フォトレジストのいずれも、市場を上回る出荷増を記録できる可能性があると考えている。一部の半導体材料では、中国企業の台頭が足枷となっているが、フォトレジストの参入障壁は特に高い点に注目。半導体材料メーカーの中で、業績の見通しが特に良好と判断している。
★11:01 東洋紡-底堅い ウイルスろ過処理2倍 抗体医薬向け装置=日経
東洋紡<3101.T>が底堅い。17日付の日本経済新聞朝刊は、大塚ホールディングス<4578.T>傘下の大塚化学と共同で、抗体医薬の製造時にウイルスをろ過する新装置を開発したと報じた。
記事によると、中空糸と呼ばれるストロー状の繊維を改良し従来品に比べて目詰まりせずろ過の処理ができる量が2倍になったという。ウイルス除去膜の従来品の販売は年間数億円にとどまるが、新製品の販売を通じて35年には200億円の売り上げをめざす。買い手となる製薬会社とともに実証実験し、2027年をめどに量産を始めるとしている。
東洋紡<3101.T>が底堅い。17日付の日本経済新聞朝刊は、大塚ホールディングス<4578.T>傘下の大塚化学と共同で、抗体医薬の製造時にウイルスをろ過する新装置を開発したと報じた。
記事によると、中空糸と呼ばれるストロー状の繊維を改良し従来品に比べて目詰まりせずろ過の処理ができる量が2倍になったという。ウイルス除去膜の従来品の販売は年間数億円にとどまるが、新製品の販売を通じて35年には200億円の売り上げをめざす。買い手となる製薬会社とともに実証実験し、2027年をめどに量産を始めるとしている。
★11:04 サンユー建設-上げ幅縮小 今期営業益48%減見込む 前期は31%増
サンユー建設<1841.T>が上げ幅縮小。同社は19日11時、26.3期通期の連結営業利益予想を3.6億円(前期比47.8%減)に、年間配当予想を30円(前期は25円)にすると発表した。
回復傾向にある民間設備投資、安定的な公共投資を背景に堅調に推移する見通し。一方、技術労働者の減少と高齢化、時間外労働上限規制への対応、建設資材価格を始めとするトータル建設コストの高止まりなど、構造的な課題により厳しい事業環境が続くとみている。
25.3期通期の連結営業利益は6.9億円(前の期比31.3%増)だった。業務の効率化などにより、建築事業の利益率が改善したことが寄与した。
サンユー建設<1841.T>が上げ幅縮小。同社は19日11時、26.3期通期の連結営業利益予想を3.6億円(前期比47.8%減)に、年間配当予想を30円(前期は25円)にすると発表した。
回復傾向にある民間設備投資、安定的な公共投資を背景に堅調に推移する見通し。一方、技術労働者の減少と高齢化、時間外労働上限規制への対応、建設資材価格を始めとするトータル建設コストの高止まりなど、構造的な課題により厳しい事業環境が続くとみている。
25.3期通期の連結営業利益は6.9億円(前の期比31.3%増)だった。業務の効率化などにより、建築事業の利益率が改善したことが寄与した。
★11:12 吉野家HD-3日続伸 新中計を策定 30.2期の営業利益150億円めざす
吉野家ホールディングス<9861.T>が3日続伸。同社は19日11時、中期経営計画(26.2期~30.2期)」を策定したと発表した。「既存事業の変革(変身)と新たなドライバーの成長」を基本方針とし、国内事業の伸長や、ラーメン事業の第3の主要セグメント化、海外事業の既存エリア最適化と新規マーケット進出の3つを戦略基軸とする。
数値目標として30.2期の売上高は3000億円(25.2期は実績値で2049億円)、営業利益は150億円(同73億円)、ROIC7.0%(同6.3%)をめざすとしている。また、総額1300億円の成長投資を企図しているとした。
吉野家ホールディングス<9861.T>が3日続伸。同社は19日11時、中期経営計画(26.2期~30.2期)」を策定したと発表した。「既存事業の変革(変身)と新たなドライバーの成長」を基本方針とし、国内事業の伸長や、ラーメン事業の第3の主要セグメント化、海外事業の既存エリア最適化と新規マーケット進出の3つを戦略基軸とする。
数値目標として30.2期の売上高は3000億円(25.2期は実績値で2049億円)、営業利益は150億円(同73億円)、ROIC7.0%(同6.3%)をめざすとしている。また、総額1300億円の成長投資を企図しているとした。
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