前場コメント No.4 エクサウィザー、IHI、木徳神糧、山一電、ファブリカHD、AnyMind

2025/05/22(木) 11:31
★9:09  エクサウィザーズ-底堅い 医療機関向けの歩行分析AIアプリを開発・販売
 エクサウィザーズ<4259.T>が底堅い。同社は22日8時30分、グループのExaMDが、AIを用いて患者の歩行機能を短時間で分析できる医療用AIアプリを開発し、26.3期2Qに販売を開始する予定だと発表した。
 
 同アプリは、スマホで撮影した歩行動画をAIが分析し、測定結果をその場で簡単に確認する事ができる医療用ソフトウェアだという。また、同件に関連し、医学的な評価や臨床エビデンスの構築、医療機器としての安全性確保を主な目的とし、順天堂大学との共同開発契約を締結したとしている。

★9:10  IHI-続伸 衛星データ販売 北欧大手と最大24基、安保に活用=日経
 IHI<7013.T>が続伸。22日付の日本経済新聞朝刊は、同社が人工衛星を使って宇宙から地球の地表情報を集める事業を始めると報じた。
 
 記事によると、衛星に付いたレーダーから電磁波を照射し、地表の状況を観測する。北欧フィンランドの人工衛星大手ICEYE(アイサイ)と提携し、2027年度までに最大24基を打ち上げるという。衛星を活用して防衛力の強化をめざす防衛省へのデータ販売を想定するとしている。

★9:16  木徳神糧-急落 石破首相によるコメ価格の引き下げ表明を嫌気か
 木徳神糧<2700.T>が急落。石破茂首相が21日に、コメ価格の引き下げを表明したと伝わったことが材料視されているもよう。

 22日付の日本経済新聞朝刊によれば、21日の党首討論で石破首相は、高止まりが続くコメの平均店頭価格を5キログラムあたり3000円台に引き下げると表明したようだ。また、首相は新農相の小泉進次郎氏に随意契約を活用した備蓄米の売り渡しを検討するよう指示したとしている。

 コメ価格の高騰を背景に同社株価は大きく上昇してきたことから、首相表明を受けて売りが出ているようだ。

★9:18  山一電機-いちよしがフェアバリューを引き上げ データセンター向け高速伝送コネクタが伸びつつある
 山一電機<6941.T>が小幅続伸。いちよし経済研究所では、データセンター向け高速伝送コネクタが伸びつつあると指摘。レーティングは「A」を継続し、フェアバリューは4000円→4500円に引き上げた。

 いちよしでは、25.3期決算の内容を踏まえ、26.3期予想を上方修正し、会社側予想を上回る水準を予想している。為替前提を145円/米ドルとすることに加え、通信用高速伝送コネクタの付加価値が相対的に高いため、利益率の改善が進むと予想。CS事業はTS事業に比べて利益率が低く、同業他社との比較でも強みが見えにくい状況だったが、26.3期は過去最高水準(10.3期以降)の利益が目指せると考えている。

★9:19  ファブリカHDー東海東京が目標株価を引き上げ 株主優待で株価は上がるも権利落ち後に大幅調整
 ファブリカホールディングス<4193.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、株主優待で株価は上がるも権利落ち後に大幅調整と指摘。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価は1870円→2090円に引き上げた。

 東海東京では、理由としては、(1)メディアSMSの導入社数の増加、(2)「symphony」の堅調な業績を想定する一方、 (3)先行投資の増加による26/3期営業減益を想定すること、等を挙げた。26/3期営業利益を前年比4.6%減の10.5億円と予想。「メディアSMS」と「symphony」の契約社数の増加を予想する一方、先行投資費用増加の継続を予想している。

★9:20  AnyMind-大幅に3日続伸 東南アジアの主要ECプラットフォームで公式パートナーとして認定
 AnyMind Group<5027.T>が大幅に3日続伸。同社は22日9時、「TikTok Shop」「Shopee」「Lazada」といった東南アジアの主要ECプラットフォームにおいて、各国で公式パートナーとして認定を取得したと発表した。
 
 各種プラットフォームと現地チームによるオペレーションを組み合わせたBPaaSモデルにより、EC領域における業務を包括的に支援するとしている。


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