前場コメント No.5 リクルートHD、アダストリア、富士通、みずほ、住友電、木徳神糧
★9:14 リクルートHD-大和が目標株価を引き下げ 長期の見方に変化は無いが、短期は材料待ちか
リクルートホールディングス<6098.T>が反発。大和証券では、長期の見方に変化は無いが、短期は材料待ちと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は11000円→9500円に引き下げた。
大和では、26/3期の米国HRテクノロジー事業の売上収益は横ばい圏を予想。中小企業の求人需要に軟化の兆しあるも、求人数の底打ちは後ろずれを予想している。調整後EBITDA予想は、求人市場の回復時期をやや後ろ倒し(27/3期1Q~)する前提で、26/3期7091億円、27/3期7772億円、28/3期8822億円とした。26/3期の求人市場の不透明感に鑑み、バリュエーションのボラティリティが高まる可能性には注意したいとしている。
リクルートホールディングス<6098.T>が反発。大和証券では、長期の見方に変化は無いが、短期は材料待ちと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は11000円→9500円に引き下げた。
大和では、26/3期の米国HRテクノロジー事業の売上収益は横ばい圏を予想。中小企業の求人需要に軟化の兆しあるも、求人数の底打ちは後ろずれを予想している。調整後EBITDA予想は、求人市場の回復時期をやや後ろ倒し(27/3期1Q~)する前提で、26/3期7091億円、27/3期7772億円、28/3期8822億円とした。26/3期の求人市場の不透明感に鑑み、バリュエーションのボラティリティが高まる可能性には注意したいとしている。
★9:15 アダストリア-東海東京が目標株価を引き下げ 中期経営計画での業績成長に期待
アダストリア<2685.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、中期経営計画での業績成長に期待。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は4000円→3500円に引き下げた。
東海東京では、中期経営計画(26/2-30/2期)での業績成長に期待。26/2期売上高は前年比3.9%増、営業利益は同19.3%増の185億円と予想している。会社計画に若干の未達を予想する背景は既存店売上高の回復に時間を要しており、やや売上高で下回ると予想するためと指摘している。26/2期上期に米国事業の撤退を予定。なお、米国事業の25/2期下期(9-2月)業績は、売上高32億円、営業利益5.7億円の赤字という。
アダストリア<2685.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、中期経営計画での業績成長に期待。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は4000円→3500円に引き下げた。
東海東京では、中期経営計画(26/2-30/2期)での業績成長に期待。26/2期売上高は前年比3.9%増、営業利益は同19.3%増の185億円と予想している。会社計画に若干の未達を予想する背景は既存店売上高の回復に時間を要しており、やや売上高で下回ると予想するためと指摘している。26/2期上期に米国事業の撤退を予定。なお、米国事業の25/2期下期(9-2月)業績は、売上高32億円、営業利益5.7億円の赤字という。
★9:20 富士通-大幅高 米ロッキードと提携 イージス艦向け部品供給
富士通<6702.T>が大幅高。同社は22日、ロッキード マーティン(米国)と、日本の防衛産業の強化に向けて、SPY-7 Subarray Suite Power Supply Line Replaceable Unit(PS LRU)の調達先としての選定および戦略的パートナーシップに関するMOUを締結したと発表した。
今回の選定に基づいたPS LRUの契約および発注は、2025年後半に予定されているとしている。
23日付の日本経済新聞の記事によれば、SPY7はすでにイージス艦2隻への採用が決まっており、同社はレーダーで使われる中核部品の一部を製造するとしている。
富士通<6702.T>が大幅高。同社は22日、ロッキード マーティン(米国)と、日本の防衛産業の強化に向けて、SPY-7 Subarray Suite Power Supply Line Replaceable Unit(PS LRU)の調達先としての選定および戦略的パートナーシップに関するMOUを締結したと発表した。
今回の選定に基づいたPS LRUの契約および発注は、2025年後半に予定されているとしている。
23日付の日本経済新聞の記事によれば、SPY7はすでにイージス艦2隻への採用が決まっており、同社はレーダーで使われる中核部品の一部を製造するとしている。
★9:23 みずほFG-反発 4月CPIが市場予想上回る 国内10年債利回りも高水準
みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が反発。国内10年債利回りの高止まりや4月の全国消費者物価指数などが材料視されているもよう。
前日の米国市場では米10年債利回りが低下したものの、23日の国内債券市場において10年債利回りは1.570%程度(前日大引け比+0.010%)で推移。寄り前に発表された4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)が市場予想を上回ったこともあり、利上げ期待の高まりにより債券売りが続いているとみられる。
金利上昇期待から同社や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、りそなホールディングス<8308.T>など銀行株の一角に買いが入っている。
みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が反発。国内10年債利回りの高止まりや4月の全国消費者物価指数などが材料視されているもよう。
前日の米国市場では米10年債利回りが低下したものの、23日の国内債券市場において10年債利回りは1.570%程度(前日大引け比+0.010%)で推移。寄り前に発表された4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)が市場予想を上回ったこともあり、利上げ期待の高まりにより債券売りが続いているとみられる。
金利上昇期待から同社や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、りそなホールディングス<8308.T>など銀行株の一角に買いが入っている。
★9:38 住友電気工業-急騰 投資家向け説明会を好感 情報通信事業でポジティブな話多い
住友電気工業<5802.T>が急騰。同社が22日15時に開催した投資家向けの会社説明会が好感されている。
同日付のSMBC日興証券によるレポートでは、全社収益をけん引する情報通信事業に関しては、ポジティブな話が多かったとコメント。光デバイスについては26.3期は前期比倍増の受注前提で、一部では能力を上回る受注を確保しているもよう。AI市場に関しては、少なくとも2028年まで拡大が続くと同社は見込んでいるとした。
住友電気工業<5802.T>が急騰。同社が22日15時に開催した投資家向けの会社説明会が好感されている。
同日付のSMBC日興証券によるレポートでは、全社収益をけん引する情報通信事業に関しては、ポジティブな話が多かったとコメント。光デバイスについては26.3期は前期比倍増の受注前提で、一部では能力を上回る受注を確保しているもよう。AI市場に関しては、少なくとも2028年まで拡大が続くと同社は見込んでいるとした。
★9:46 木徳神糧-大幅続落 小泉農相、政府備蓄米「店頭で2000円台めざす」と伝わる
木徳神糧<2700.T>が大幅続落。読売新聞オンラインは23日09時39分、小泉進次郎農林水産相が同日、政府備蓄米の放出を巡り民放番組で「6月の頭ぐらいに、随意契約のものが店頭に2000円台で並んでいることをめざしている」と明らかにしたと報じた。
同社は米穀卸大手であることから、コメ価格引き下げによる業績への影響を懸念した売りが出ているようだ。
木徳神糧<2700.T>が大幅続落。読売新聞オンラインは23日09時39分、小泉進次郎農林水産相が同日、政府備蓄米の放出を巡り民放番組で「6月の頭ぐらいに、随意契約のものが店頭に2000円台で並んでいることをめざしている」と明らかにしたと報じた。
同社は米穀卸大手であることから、コメ価格引き下げによる業績への影響を懸念した売りが出ているようだ。
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