前場コメント No.7 芝浦メカ、ユーエスエス、京進、SOMPOHD、スタメン、住友不

2025/05/27(火) 11:31
★9:55  芝浦メカトロニクス-6日ぶり反落 キヤノンに「次世代リソグラフィ用マスク洗浄装置ARTS」納入決定
 芝浦メカトロニクス<6590.T>が6日ぶり反落。同社は27日9時、同社が開発・販売する「次世代リソグラフィ用マスク洗浄装置ARTS」を、キヤノン<7751.T>のナノインプリント半導体製造装置「FPA-1200NZ2C」の開発製造拠点向けに納入することが決定したと発表した。
 
 今回の納入を足掛かりとし、半導体回路パターンのさらなる微細化と環境負荷の大幅な低減を実現したナノインプリント用テンプレートの洗浄工程へと、「ARTS」の適用を拡大するとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:03  USS-SMBC日興が目標株価引き上げ 揺るぎない業績と株主還元に対する安心感
 ユー・エス・エス<4732.T>が続伸。SMBC日興証券では、揺るぎない業績と株主還元に対する安心感を評価。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を1500円→1800円に引き上げた。

 SMBC日興では、新車販売の回復と旺盛な輸出需要に支えられオークションは活況とコメント。業績の安定性および積極的な株主還元策にも注目しており、26.3期の総還元利回りは5.7%(25.12期SMBC日興予想株数、5月23日時点終値ベース)を予想している。また、新しい建物の償却費、既存建物の加速償却に伴う経費増は見込まれるものの、付加価値を高め価格改定を行うことで吸収できるとし、利益への影響は限定的と考えている。

★10:04  京進-4日ぶり反発 インドとネパールで社会人向け日本語学校=日経
 京進<4735.T>が4日ぶり反発。27日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2025年内に、インドとネパールで日本での就職を希望する現地の人材を対象とした日本語学校を新設すると報じた。
 
 記事によると、日本で人手不足が深刻な介護やサービス業の分野で「特定技能」資格をとって働く人材として送り出す。少子化が進み学習塾事業の経営環境が厳しくなるなか、同社は日本語教育事業を収益の柱に育てるとしている。

★10:18  SOMPO-3日ぶり反発 オランダ・ベルギーで保険参入と伝わる
 SOMPOホールディングス<8630.T>が3日ぶり反発。27日付の日刊工業新聞は、同社がオランダとベルギーで保険事業に2025年度から本格参入すると報じた。記事によれば、企業などと直接保険契約を結ぶ「元受保険事業」を始めるとしている。

★10:20  スタメン-3日ぶり反落 全トヨタ労働組合連合会に「TUNAG for UNION」を導入
 スタメン<4019.T>が3日ぶり反落。同社は27日10時、同社が開発・提供する「TUNAG for UNION(ツナグフォーユニオン)」を、全トヨタ労働組合連合会に導入したと発表した。
 
 TUNAG for UNIONは、組合活動に必要な情報を集約できるアプリだという。日々の活動情報の発信から、それに紐づく申請・承認、組合員の反応の見える化まで、TUNAG for UNIONひとつで実現できる。組合活動に必要な情報共有を1つのアプリで完結できるため、組合員にとっても、情報の受け取りや、申請などのアクションが容易になるとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。
 

★10:22  住友不動産-SMBC日興が目標株価を引き上げ 着実な利益成長が続く、ROE向上の取組みに注目
 住友不動産<8830.T>が小幅安。SMBC日興証券では、着実な利益成長が続く、ROE向上の取組みに注目。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は5800円→6100円に引き上げた。

 SMBC日興では、25/3期決算、新中計などを踏まえ、業績予想を引き上げた。オフィス市況改善により空室率低下・賃料増が加速。マンション販売も都心を中心に高水準の利益計上が継続。今後も着実な利益成長が続くとみている。また、買収防衛策の終了、2027年の監査等委員会設置会社移行、社外取締役過半数に対するコミットメント、政策保有株縮減などガバナンス改善の取組みは明確に進捗。今後は、利益成長・資産回転の加速や、株主還元の更なる拡充などにより、ROEを維持・向上できるか注目している。


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