前場コメント No.8 ダイキン、日光電、ROXX、ニトリHD、INFORICH、アストロスケール

2025/05/27(火) 11:31
★10:28  ダイキン工業-もみ合い 全国で冷媒再生 沖縄に拠点、北海道でも業務開始=日経
 ダイキン工業<6367.T>がもみ合い。27日付の日本経済新聞朝刊は、同社がエアコンに使われる冷媒のガスを回収して再利用する取り組みを日本全国で実施できる体制を整えたと報じた。
 
 記事によれば、コストの問題から対応が難しかった北海道と沖縄県について、このほど現地で完結する仕組みを構築したようだ。従来のある主な冷媒は2024年度に再利用率を約90%まで高めたもよう。環境負荷の低減に向け、100%近い水準の実現も視野に入れるとしている。

★10:35  日本光電-3日ぶり反落 スプラウスグローブインベストメントの保有割合減少 10.38%→9.31%
 日本光電<6849.T>が3日ぶり反落。同社について、スプラウスグローブインベストメントマネジメントの保有割合が減少した。5月26日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有比率は10.38%→9.31%。保有目的は信託契約に基づく顧客の資産運用となっている。

★10:39  ROXX-続伸 「ZキャリアAI面接官」で「選考サポート」機能を提供開始
 ROXX<241A.T>が続伸。同社は26日、採用支援サービス「ZキャリアAI面接官」で「選考サポート」機能をリリースしたと発表した。
 
 同機能により、採用担当者が求職者に連絡していた依頼事項を、採用担当者の代わりに「ZキャリアAI面接官」の画面を通じて求職者に対応を依頼するという。これにより、選考過程における求職者への依頼連絡などの業務を効率化し、工数削減による採用担当者の採用パフォーマンス向上に貢献するとしている。

★10:45  ニトリHD-大和が目標株価を引き下げ 前4Qをボトムに業績は改善傾向に向かうと予想
 ニトリホールディングス<9843.T>が反発。大和証券では、前4Qをボトムに業績は改善傾向に向かうと予想。投資判断は「1(買い)」を継続し、目標株価は19500円→18000円に引き下げた。

 大和では、26/3期営業利益予想を1300億円に更新した。為替予約により26/3期への為替影響は限定的となったが、足元の円高は27/3期以降の業績に寄与、前4Qをボトムに業績は改善傾向に向かうものとみている。なお、新年度のガイダンスは、前期比6.4%増収、営業利益が同7.3%増の1292億円。為替前提は社内レート148円に対し26年3月末まで147.65円で予約済みで、物流経費率は25年度をピークに来期以降は低下の見込みという。

★10:54  INFORICH-続伸 京都市営地下鉄の全駅に「ChargeSPOT」を設置開始
 INFORICH<9338.T>が続伸。同社は27日10時30分、京都市交通局(京都市右京区)が運営する京都市営地下鉄の全駅に2025年5月30日から「ChargeSPOT」の設置を開始すると発表した。
 
 スタンド型の「ChargeSPOT」に加え、関西エリアで初設置となる券売機の空きスペースを活用した券売機型「ChargeSPOT」を設置することで、さらなる駅の利便性向上をめざすとしている。

★10:56  アストロスケール-反発 「COSMICフェーズ2」の最終審査完了
 アストロスケールホールディングス<186A.T>が反発。同社は27日8時、英国連結子会社であるAstroscaleが、英国宇宙庁(UKSA)との間で進めてきたデブリ(宇宙ごみ)除去プログラム「COSMICフェーズ2」の最終審査を完了したと発表した。

 変更契約を含む契約金額は税抜き3.9億円(当初は3.6億円)となる。COSMIC(Cleaning Outer Space Mission through Innovative Capture)は低軌道上に存在する運用を終了した英国の衛星を少なくとも2機除去するプログラム。次の段階として、近い将来競争入札が予定されており、同子会社も参加するとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,741.61 +187.12
TOPIX 2,769.33 +12.86
グロース250 745.64 -15.90
NYダウ 42,319.74 -108.00
ナスダック総合 19,298.45 -162.04
ドル/円 143.84 +0.29
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ