前場コメント No.2 鋳鉄管、MRKHLD、QPS研究、cotta、FIXER、ULS-G

2025/05/29(木) 11:30
★9:02  日本鋳鉄管-買い気配 政府目標、老朽化の下水道管30年度までに更新と伝わる
 日本鋳鉄管<5612.T>が買い気配。政府が老朽化した大規模な下水道の更新工事を2030年度までに全国で完了させると報じられたことが材料視されている。

 29日付の日本経済新聞朝刊によれば、6月に閣議決定する国土強靱(きょうじん)化の中期計画で目標を設け、全長5000キロメートルの安全性を確保するとしている。

 報道を受け、水道管大手の同社に業績期待の買いが入っている。下水道向けヒューム管大手の日本ヒューム<5262.T>、上下水道のコンサルティングを手掛ける日水コン<261A.T>なども買い気配でスタートしている。

★9:02  MRKHD-反発 特別株主優待を実施 割引券贈呈
 MRKホールディングス<9980.T>が反発。同社は28日、連結子会であるMISELの組織再編による婚礼・宴会関連事業および美容関連事業のそれぞれを専業とする子会社2社の設立を記念し、両事業を理解してもらうことを目的として、商品・サービスを割引価格で利用できる特別株主優待を実施すると発表した。
 
 2025年3月末日および9月末日の同社株主名簿に記載された株主を対象に、特別株主優待券(3000円~6000円相当分の割引、利用内容に応じて割引額が異なる)を贈呈するとしている。

★9:02  QPS研究所-売り買い交錯 貸借銘柄に選定 29日の売買分から実施
 QPS研究所<5595.T>が売り買い交錯。同社は28日、新たに貸借銘柄に選定されたと発表した。29日の売買分から実施される。

★9:02  cotta-買い気配 通期営業益を上方修正 販売事業が堅調に推移
 cotta<3359.T>が買い気配。同社は28日、25.9期通期の連結営業利益予想を従来の6.6億円から7.4億円(前期比54.1%増)に上方修正すると発表した。

 主要事業である菓子・パン資材および雑貨などの販売事業が堅調に推移したほか、新たに同社グループに加わったTERAZおよびワークス・グループの業績も堅調に推移。販管費が当初予想より下回ったことも踏まえた。

★9:03  FIXER-売り気配 通期営業損益を下方修正 一転赤字へ
 FIXER<5129.T>が売り気配。同社は28日、25.8期通期の営業損益予想を従来の3.9億円の黒字から18.1億円の赤字(前期は2.6億円の黒字)に下方修正すると発表した。2025年3月の子会社設立に伴い連結業績予想も公表し、連結営業損益予想は18.2億円の赤字とした。

 主力のプロジェクト型サービスにおける、3Qから計上予定だった医療DX関連案件の立ち上げの遅れや、3月での既存大型案件の終了や失注などを踏まえた。

★9:03  ULSグループ-反発 米Cognition AIとパートナーシップ締結に合意
 ULSグループ<3798.T>が反発。同社は28日、連結子会社のウルシステムズが、Cognition AI(米国サンフランシスコ)とパートナーシップの締結に合意したと発表した。

 これを受けて、ウルシステムズはCognition AIの自律型AIエンジニア「Devin」を日本国内のエンタープライズ市場向けに展開する。あわせて大規模開発プロジェクトへのAI導入に関するプロフェッショナルサービスを提供するとしている。


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