前場コメント No.9 クボタ、川重、リベラウェア、三菱重、INFORICH、IHI
★11:05 クボタ-続落 営農型太陽光発電事業の規模を拡大
クボタ<6326.T>が続落。同社は2日、栃木県や茨城県などで展開中の営農型太陽光発電事業の規模を大幅に拡大すると発表した。
現在展開中の事業(設備容量の合計約5メガワット)に加え、2025年12月からさらに設備容量の合計約15メガワットの発電所を順次稼働する計画で、設備容量の総合計は約20メガワットとなる。発電した電力は全量を同社製造拠点へ供給する。同社は本事業を通じて、農業振興への貢献とカーボンニュートラルの実現の両立をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
クボタ<6326.T>が続落。同社は2日、栃木県や茨城県などで展開中の営農型太陽光発電事業の規模を大幅に拡大すると発表した。
現在展開中の事業(設備容量の合計約5メガワット)に加え、2025年12月からさらに設備容量の合計約15メガワットの発電所を順次稼働する計画で、設備容量の総合計は約20メガワットとなる。発電した電力は全量を同社製造拠点へ供給する。同社は本事業を通じて、農業振興への貢献とカーボンニュートラルの実現の両立をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★11:09 川崎重工業-野村が目標株価を引き上げ 関税と為替影響はあるが防衛が業績牽引
川崎重工業<7012.T>が大幅続伸。野村証券では、関税と為替影響はあるが防衛が業績牽引と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は8300円→13000円に引き上げた。
野村では、為替前提を円高に見直し、26.3期の事業利益予想は下方修正したが、防衛の採算改善の好影響は航空宇宙、船舶海洋の両セグメントで今後に顕在化すると見て、27.3期の事業利益予想は若干上方修正した。28.3期以降も25.3期に大型受注を獲得したヘリコプターを中心に防衛事業の拡大は継続し高い利益成長率は維持できるとみている。豊富な受注残高と防衛予算の拡大が継続する情勢の中で、中長期での高い利益成長率への期待も高まると考えている。
川崎重工業<7012.T>が大幅続伸。野村証券では、関税と為替影響はあるが防衛が業績牽引と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は8300円→13000円に引き上げた。
野村では、為替前提を円高に見直し、26.3期の事業利益予想は下方修正したが、防衛の採算改善の好影響は航空宇宙、船舶海洋の両セグメントで今後に顕在化すると見て、27.3期の事業利益予想は若干上方修正した。28.3期以降も25.3期に大型受注を獲得したヘリコプターを中心に防衛事業の拡大は継続し高い利益成長率は維持できるとみている。豊富な受注残高と防衛予算の拡大が継続する情勢の中で、中長期での高い利益成長率への期待も高まると考えている。
★11:09 リベラウェア-急伸 北九州市内で設備点検用ドローンによる下水道管調査を実施
Liberaware<218A.T>が急伸。同社は3日11時、岡野バルブ製造<6492.T>、MAX工業(福岡県北九州市)と共同で、全国初となる設備点検用ドローン「IBIS2」を活用した「全国特別重点調査」を北九州市内の下水道管で実施したと発表した。
管内水位が1メートル弱の人が進入できない流域の管内上部における腐食状況やひび割れの有無を中心に、ドローンを飛行して映し出された動画を基に下水道管の健全度の確認を進めた。「IBIS2」による下水道管の調査が可能になったことで、安全かつ効率的な調査が可能になるとしている。
Liberaware<218A.T>が急伸。同社は3日11時、岡野バルブ製造<6492.T>、MAX工業(福岡県北九州市)と共同で、全国初となる設備点検用ドローン「IBIS2」を活用した「全国特別重点調査」を北九州市内の下水道管で実施したと発表した。
管内水位が1メートル弱の人が進入できない流域の管内上部における腐食状況やひび割れの有無を中心に、ドローンを飛行して映し出された動画を基に下水道管の健全度の確認を進めた。「IBIS2」による下水道管の調査が可能になったことで、安全かつ効率的な調査が可能になるとしている。
★11:13 三菱重工業-野村が目標株価を引き上げ 防衛、GTCC、原子力の拡大は継続
三菱重工業<7011.T>が堅調。野村証券では、防衛、GTCC、原子力の拡大は継続と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2500円→3700円に引き上げた。
野村では、防衛、GTCC、原子力では25.3期も引き続き大きく受注が伸長し、野村予想を上回ったと指摘。主要3事業の受注拡大を評価し、利益予想を27.3期以降で上方修正した。防衛、GTCCでは採算性の改善も野村予想を上回るペースで進捗。防衛では制度変更後の新契約の比率が上昇、GTCCでは旺盛な需要を背景にタイトな需給環境の中、受注時の採算性が継続して上昇していると見られ、両事業の採算性の改善に寄与しているという。
三菱重工業<7011.T>が堅調。野村証券では、防衛、GTCC、原子力の拡大は継続と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2500円→3700円に引き上げた。
野村では、防衛、GTCC、原子力では25.3期も引き続き大きく受注が伸長し、野村予想を上回ったと指摘。主要3事業の受注拡大を評価し、利益予想を27.3期以降で上方修正した。防衛、GTCCでは採算性の改善も野村予想を上回るペースで進捗。防衛では制度変更後の新契約の比率が上昇、GTCCでは旺盛な需要を背景にタイトな需給環境の中、受注時の採算性が継続して上昇していると見られ、両事業の採算性の改善に寄与しているという。
★11:14 INFORICH-続落 ファミリーマートへの「ChargeSPOT」設置を拡大
INFORICH<9338.T>が続落。同社は3日11時、ファミリーマート(東京都港区)と連携し、ファミリーマート店舗における「ChargeSPOT」の設置を拡大すると発表した。
設置は2025年6月から順次開始し、今後3年間で全国のファミリーマート約6000店舗にバッテリースタンドを新たに導入予定だという。これにより、約1万2000店舗への設置を見込んでいるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
INFORICH<9338.T>が続落。同社は3日11時、ファミリーマート(東京都港区)と連携し、ファミリーマート店舗における「ChargeSPOT」の設置を拡大すると発表した。
設置は2025年6月から順次開始し、今後3年間で全国のファミリーマート約6000店舗にバッテリースタンドを新たに導入予定だという。これにより、約1万2000店舗への設置を見込んでいるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★11:17 IHI-野村が投資判断を引き上げ 民間航空エンジンの中長期見通しを引き上げ
IHI<7013.T>が急伸。野村証券では、民間航空エンジンの中長期見通しを引き上げた。投資判断は「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価は9500円→16500円に引き上げた。
野村では、防衛比率が重工他社比で低く、中長期での利益成長率が相対的に低位にとどまるとこれまで考えてきたが、足元の高い利益成長を支える民間向け航空エンジンのスペアパーツ事業の成長は、持続性を持つ可能性が増しているという。27.3期以降でもスペアパーツの売上成長継続を野村予想に織り込んだ。27.3期以降、中長期の見通しにおいても、年率10%超の利益成長が継続する見方をしている。
IHI<7013.T>が急伸。野村証券では、民間航空エンジンの中長期見通しを引き上げた。投資判断は「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価は9500円→16500円に引き上げた。
野村では、防衛比率が重工他社比で低く、中長期での利益成長率が相対的に低位にとどまるとこれまで考えてきたが、足元の高い利益成長を支える民間向け航空エンジンのスペアパーツ事業の成長は、持続性を持つ可能性が増しているという。27.3期以降でもスペアパーツの売上成長継続を野村予想に織り込んだ。27.3期以降、中長期の見通しにおいても、年率10%超の利益成長が継続する見方をしている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ