前場コメント No.3 三井ハイテ、クラシコム、フロンティアI、くら寿司、HIS、デジタルグ

2025/06/16(月) 11:32
★9:03  三井ハイテック-売り気配 1Q営業益13%減 レガシー半導体の需要低迷などが響く
 三井ハイテック<6966.T>が売り気配。同社は13日、26.1期1Q(2-4月)の連結営業利益は34.7億円(前年同期比12.6%減)だったと発表した。市場コンセンサスは39.0億円。

 電動車向け駆動・発電用モーターコアの堅調な需要への対応により増収となった。一方、電子部品におけるレガシー半導体の需要低迷や、経営基盤強化に伴う全社コストの増加などにより減益となったとしている。

★9:04  クラシコム-買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
 クラシコム<7110.T>が買い気配。同社は13日、25.7期通期の連結営業利益予想を従来の7.6億円から9.8億円(前期比9.6%減)に上方修正すると発表した。

 足もとで「北欧、暮らしの道具店」の売り上げが順調に進ちょくしており、新規会員数や購入者数といったKPIも好調に推移していることなどを踏まえた。

 25.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は8.7億円(前年同期比12.7%減)だった。

 併せて25.7期の期末配当予想を25円から37円(前期末は17円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

★9:04  フロンティアI-買い気配 今期営業益21%増見込む 前期は5.6%増
 フロンティアインターナショナル<7050.T>が買い気配。同社は13日、26.4期通期の連結営業利益予想を15.5億円(前期比21.3%増)に、年間配当予想を113円(前期は99円)にすると発表した。

 万博関連業務が継続していることに加え、情報・通信、食品業界の受注が堅調に推移していること、2024年9月に連結子会社化した2社(シネブリッジ、マックスプロデュース)が通期業績に寄与すること、その他の子会社もPMIにより利益改善見通しであることを前提とした。

 25.4期通期の連結営業利益は12.8億円(前の期比5.6%増)だった。会社計画の12.5億円から上振れた。4Qに受注案件が好調に推移したことや、2024年9月に連結子会社化した2社(シネブリッジ、マックスプロデュース)を2025年1月より連結したことに伴う売上収益の増加などが寄与した。期末配当は従来予想の94円に対し99円(前の期は39円)に決定した。

★9:05  くら寿司-大幅反落 上期営業益49%減 増収も販管費増などが響く
 くら寿司<2695.T>が大幅反落。同社は16日、25.10期上期(11-4月)の連結営業利益は29.0億円(前年同期比48.5%減)だったと発表した。市場コンセンサスは30.3億円。増収となったものの、売上原価や販管費が増加したことが響いた。

★9:08  HIS-売り気配 上期最終益4%増 上期計画下回る
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が売り気配。同社は13日、25.10期上期(11-4月)の連結純利益は38.0億円(前年同期比4.1%増)だったと発表した。会社計画は41.0億円。

 海外旅行事業の需要回復や、国内旅行事業、ホテル事業の売り上げ増加などが寄与した。一方、為替差損の発生や貸倒引当金繰入額などの計上もあり、純利益の増益率は小幅にとどまった。

★9:08  デジタルグリッドー-買い気配 3Q累計営業益2.2倍 通期計画を超過
 デジタルグリッド<350A.T>が買い気配。同社は13日、25.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は23.7億円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。なお、25.7期通期の営業利益予想は23.6億円となっており、3Q時点で超過している。

 売上高、営業利益は3Q累計でいずれも過去最高を更新した。電力プラットフォーム事業の売上利益拡大がグループ全体の成長に寄与、前期赤字の再エネプラットフォーム事業は黒字転換したとしている。


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