前場コメント No.5 tripla、ドリコム、信越化、ライトアップ、ブルーイノベ、Syns

2025/06/17(火) 11:30
★9:11  tripla-売り気配 上期営業益4.4倍も計画を下回る
 tripla<5136.T>が売り気配。同社は16日、25.10期上期(11-4月)の連結営業利益は2.4億円(前年同期比4.4倍)だったと発表した。上期の会社計画は2.5億円。

 tripla Bookの施設数は3369施設と前年出来比で711施設(26.7%)増加、tripla Botの施設数は1993施設と前年同期比で283施設(16.5%)増加となった。また、取扱高・GMV(Gross Merchandise Value)も、770億7800万円と前中間連結会計期間と比べ221億7500万円(40.4%)増加となったとしている。
 
 なお株価は、上期の会社計画を下回ったことが嫌気され、売りが優勢となっている。

★9:12  ドリコム-急騰 ウィザードリィシリーズ最新作の中国大陸版配信に向けた取り組み開始
 ドリコム<3793.T>が急騰。同社は17日、RPGゲーム「Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)」について、中国ゲーム開発会社の互愛互動(北京)科技(WANDA CINEMAS GAMES)とライセンス契約を締結したと発表した。

 これにより中国大陸版配信に向けた取り組みを開始した。今回の取り組みについては、上海で開催された儒意影業(Ruyi Pictures 香港)と互愛互動による「超級娯楽空間」万達電影戦略発表会にて紹介されたとしている。

★9:13  信越化学工業-東海東京が投資判断を引き上げ 大型の自社株買いを評価
 信越化学工業<4063.T>が上昇。東海東京インテリジェンス・ラボでは、大型の自社株買いを評価。投資判断は「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は5360円→5750円に引き上げた。

 東海東京では、25/3期決算発表時に上限5000億円の自社株買いを発表、資産効率を考慮した経営に移行したことを評価している。26/3期の売上高を前年比0.4%増の2兆5720億円、営業利益を同4.7%増の7770億円と予想。主なセグメント別営業利益は、生活環境基盤材料事業を同0.2%増の2920億円、電子材料事業を同7.8%増の3500億円と予想。機能材料事業を同5.0%増の1,050億円と予想している。27/3期の売上高は前年比5.1%増の2兆7043億円、営業利益を同8.3%増の8416億円と予想している。

★9:16  ライトアップ-急騰 中小企業向け「人事7領域AIエージェント構想」に着手
 ライトアップ<6580.T>が急騰。同社は17日8時50分、中小企業の人事業務を包括的に支援する新たな取り組み「人事7領域AIエージェント構想」に着手すると発表した。

 この構想では、従業員の就労場面に合わせて人事領域を7つに分解し、それぞれに特化したAIエージェントとSaaSの開発・提供を段階的に進める。中小企業における人事の負担軽減と戦略的活用をAIの力で加速する。6月より順次提供を開始するとしている。

★9:20  ブルーイノベーション-大幅続落 17日より増し担保金徴収措置を実施
 ブルーイノベーション<5597.T>が大幅続落。日本証券金融(日証金)は16日、同社株について17日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。

★9:22  Synspective-ストップ安売り気配 きょうからロックアップ解除
 Synspective<290A.T>がストップ安売り気配。きょう6月17日より上場後180日のロックアップが解除されたことが材料。ロックアップが解除されたことを受け、需給面への影響を懸念した売りが出ている。


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