前場コメント No.4 売れるネG、テラドローン、メタリアル、ABEJA、東京海上、富士石油

2025/06/18(水) 11:30
★9:06  売れるネット-3日ぶり反落 AROMAFORIA JAPANの「TikTok Shop」運営代行を独占受注
 売れるネット広告社グループ<9235.T>が3日ぶり反落。同社は18日8時30分、連結子会社の売れる越境EC社が、高品質なオーガニックはちみつブランド「AROMAFORIA JAPAN」より、日本国内「TikTok Shop」における運営代行を独占受注したと発表した。
 
 同社は、「TikTok Shop」での売上最大化を実現するべく、AROMAFORIA JAPAN(福岡県福岡市)に対し、商品戦略・販売設計の構築、広告運用・動画制作・UGC量産、 SNSマーケティングの最適化運用を提供するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★9:06  テラドローン-4日ぶり反発 三井海洋開発との共同研究開発契約を更新
 Terra Drone<278A.T>が4日ぶり反発。同社は17日、三井海洋開発<6269.T>と、FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備:Floating Production, Storage & Offloading system)における原油貯蔵タンク内部の非破壊検査を目的とした自社開発の「Terra UT ドローン」に関する共同研究開発契約の更新に合意したと発表した。
 
 同契約は、2024 年に両社が締結した共同研究開発契約に基づき、測定精度向上・安全性強化・作業時間短縮などで成果が上がったことを受け、さらなる技術の実用化および運用拡大をめざすものだとしている。

★9:07  メタリアル-底堅い SNS投稿・最新トレンド分析AIエージェントを提供開始
 メタリアル<6182.T>が底堅い。同社は17日、SNS 投稿・最新トレンド分析AIエージェント「Metareal ソーシャルメディア」(以下、Metareal SM)を同日に新開発・提供開始したと発表した。
 
 Metareal SMは、ソーシャルメディアプラットフォームのマーケティング部門・コンテンツ戦略課のマーケター向けに設計されたAI分析ツールだという。ユーザーが入力したプロンプトに基づき、社内の投稿データやキャンペーン実績と、SNS上の最新トレンド・競合事例・統計データをAIが自動で収集・解析。投稿傾向や市場動向、競合アカウントの戦略を多角的に分析し、最適な投稿タイミングやコンテンツ案、戦略提案を数分でレポート化するとしている。

★9:08  ABEJA-3日続伸 NEDO事業について、さくらインターネットと契約締結
 ABEJA<5574.T>が3日続伸。同社は17日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「日本語版医療特化型LLMの社会実装に向けた安全性検証・実証」に関する研究開発について、同事業の代表法人のさくらインターネット<3778.T>と正式に契約を締結したと発表した。
 
 同事業は、医療DXにおける電子カルテデータの標準化および電子カルテと連携したレジストリの構築を目的に、安全性の担保された最高性能の医療LLMを開発する。今回の採択において、同社は、LLMおよび周辺技術の研究開発、実装の実績が評価され、主にLLMシステムの開発に携わるとしている。

★9:08  東京海上HD-東海東京が目標株価引き上げ 世界トップクラスのEPS GrowthとDPS Growthを実現
 東京海上ホールディングス<8766.T>が続落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、世界トップクラスのEPS GrowthとDPS Growthを実現を評価。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を5700円→6200円と引き上げた。

 同社がめざしているのは、1.世界トップクラスのEPS Growth とDPS Growth、2.グローバルピア水準のROEへの向上。同社によれば20.3期-25.3期のEPS Growth*(CAGR)は19.9%。保険引受利益と資産運用収益によりトップクラスの成長を実現したという。*除く政策株式売却益
 27.3期の東海東京予想は当期純利益が1.02兆円(前年比5.5%増)、修正純利益は1.20兆円(同5.3%増)。当期純利益・修正純利益は、東京海上日動火災・Japan P&C事業における火災保険や自動車保険の料率引き上げ効果や海外保険会社・International事業における引き受け拡大により増益を見込むとしている。

★9:12  富士石油-大幅反発 原油価格上昇を材料視 中東情勢悪化への警戒感強まる
 富士石油<5017.T>が大幅反発。原油価格の上昇が材料視されている。

 17日のニューヨーク原油先物相場は大幅に反発。WTI先物は7月限の終値が前営業日比3.07ドル高の1バレル=74.84ドルとなった。イスラエルとイランの交戦が続くなか、米軍が中東地域に戦闘機を追加配備したことが伝わった。中東情勢緊迫化への警戒感がいっそう高まる展開となり、エネルギー供給に対する先行き不透明感から原油が買われた。

 この流れを受けて、国内の関連銘柄も買われる展開となっている。石油資源開発<1662.T>も高い。


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