前場コメント No.1 オカムラ食品、ヌーラボ、メニコン、アインHD、フリュー、ヤマハ発

2025/06/20(金) 11:34
★9:00  オカムラ食品工業-買い気配 ラトビアの養殖事業会社を買収へ
 オカムラ食品工業<2938.T>が買い気配。同社は19日、100%子会社であるMusholmが、ラトビアの養殖事業会社であるRiga Bay Aquaculture(以下、RBA)の株式の51%を取得すると発表した。

 ヨーロッパの北欧周辺国の一部では養殖の拡大余地が残されており、Musholmではかねてより共同事業パートナーであるRBAとラトビアにおける養殖ライセンスの獲得に向けた活動を行ってきた。ラトビアを日本、デンマークに続く第3の養殖拠点と位置づけ、養殖事業のさらなる拡大を図る。株式の取得価額は3万ユーロの予定。株式譲渡実行日は7月中旬の見通しとしている。

★9:00  ヌーラボ-買い気配 ABEJAと生成AIを活用したタスク管理支援機能の開発開始
 ヌーラボ<5033.T>が買い気配。同社は19日、ABEJA<5574.T>と生成AIを活用したタスク管理支援機能の共同開発を開始したと発表した。

 タスク管理支援機能は、会議内容の要約、タスクの抽出・登録、進捗状況の検知・アラートなど、プロジェクト運営における各タスクの要所をAIが補完することで、バックログスイーパーの役割を担う。2025年秋に実装することを予定しており、同社のプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」における活用を視野に入れた検討を進めるとしている。

 ABEJAも買い気配でスタートしている。

★9:00  メニコン-買い気配 230万株・24億円を上限に自社株買い 割合は3.0%
 メニコン<7780.T>が買い気配。同社は19日、230万株・24億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は6月20日~12月20日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.0%となる。

★9:01  アインHD-SMBC日興が投資評価引き上げ さくら薬局とのシナジーに期待
 アインホールディングス<9627.T>が買い気配。SMBC日興証券では、さくら薬局とのシナジーに期待。投資判断を「3(アンダーパフォーム)」→「2(中立)」に、目標株価を4400円→5800円へそれぞれ引き上げた。

 SMBC日興では、同社がさくら薬局を買収したことで、調剤売上高が調剤業界トップの予定であったツルハ+ウエルシアの上回ると見込む。また、さくら薬局の得意とする関東/関西の店舗網やマンツーマン薬局を抑えることで、門前薬局トップの地位を確固たるものとしたと評価した。今後はさくら薬局とのシナジーを創出し、将来的にはさらなるM&Aによる成長期待を高めることが重要とみている。

★9:01  フリュー-SBIが投資判断引き上げ 収益は緩やかに改善へ向かっているとみる
 フリュー<6238.T>が買い気配。SBI証券では、収益は緩やかに改善へ向かっていると予想。投資判断は「中立」→「買い」に、目標株価を1080円→1290円へそれぞれ引き上げた。

 同社は26.3期計画は3事業ともに増益を計画。SBIでは、本来であれば海外、特に北米での物販拡大を期待したい世界観ビジネスはトランプ関税の影響で不透明感が漂うが、中国市場での収益拡大などに期待している。ガールズトレンドビジネスは国内プリントシールのプレイ回数の回復には未だ時間を要するとみるが、プレミアム会員へのシフト促進や「エスターバニー」、「パペットスンスン」などの有力IPを活用したプライズ拡販(カタリスト)により、収益は拡大傾向にあると考えている。

★9:02  ヤマハ発動機-反発 半導体後工程で30年代初めに売上収益1000億円めざす
 ヤマハ発動機<7272.T>が反発。同社は19日、7月1日から設立するヤマハロボティクス(以下、YRC)の中長期経営計画を策定したと発表した。

 YRCは同社グループのYRH、新川、アピックヤマダ、PFAの会社統合により設立する新会社となり、半導体後工程および電子部品組立装置の開発、製造、販売を手がける。事業成長と体制進化のためのさまざまな施策により、今中期最終年度となる2027年に500億円以上、2030年代初めには1000億円の売上収益をめざすとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,403.23 -85.11
TOPIX 2,771.26 -20.82
グロース250 750.71 -6.87
NYダウ 42,171.66 -44.14
ナスダック総合 19,546.27 +25.18
ドル/円 145.25 -0.21
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ