前場コメント No.3 ダイワボHD、ピアズ、コンヴァノ、HPCシステムス、アソインター、ウィルソンWLW

2025/06/20(金) 11:34
★9:04  ダイワボウHD-反発 420万株・80億円を上限に自社株買い 割合は4.67%
 ダイワボウホールディングス<3107.T>が反発。同社は19日、420万株・80億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年7月1日~2026年2月27日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.67%となる。

★9:05  ピアズ-3日ぶり大幅反発 ベルフェイスの新設分割会社を子会社化
 ピアズ<7066.T>が3日ぶり大幅反発。同社は19日、ベルフェイス(東京都港区)が提供する「bellFace」事業を会社分割により新設する会社の全株式を同社が取得することを目的として、ベルフェイスとの間で基本合意書を締結したと発表した。
 
 同株式取得により、金融・証券業界向けに高い導入実績を有するベルフェイスのオンライン商談システム「bellFace」を事業基盤に取り込むことで、同社のオンライン接客事業における新たな成長軸として「銀行・証券向けオンライン営業」を加えることが可能となるとしている。

★9:07  コンヴァノ-買い気配 通期営業益を上方修正 中計の数値目標も上方修正
 コンヴァノ<6574.T>が買い気配。同社は19日、26.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を従来の5.1億円から10.0億円(前期比7.4倍)に上方修正すると発表した。

 ネイル事業では、リピート施策や広告費の最適化による既存顧客数の増加とSNS・デジタル広告の活用による自社集客体制の確立による新規顧客数の増加を見込む。連結子会社のシンクスヘルスケアおよび虎ノ門キャピタルの利益貢献も踏まえた。

 併せて、中計最終年度となる27.3期の売上高を150億円(従来は100億円)、営業利益を30億円(同10億円)に上方修正するとしている。

★9:07  HPCシステムズ-大幅続伸 期末配当予想を増額 26円→28円
 HPCシステムズ<6597.T>が大幅続伸。同社は19日、25.6期の期末配当予想を従来の26円から28円(前期末は25円)に引き上げると発表した。年間配当予想も同額となる。
 

★9:08  アソインターナショナル-大幅に3日続伸 期末配当予想を増額 10円→11円
 アソインターナショナル<9340.T>が大幅に3日続伸。同社は19日、25.6期の期末配当予想を従来の10円から11円に引き上げると発表した。年間配当予想は30円→31円となる。

★9:09  ウィルソンラーニング-3日続落 今期営業赤字縮小見込む 前期は計画下振れ
 ウィルソン・ラーニング ワールドワイド<9610.T>が3日続落。同社は19日、26.3期通期の連結営業損益予想を1.0億円の赤字(前期は3.9億円の赤字)にすると発表した。

 米国と英国の営業体制をより一元化し、グローバル企業への営業リーチを強化するほか、コスト削減などの構造改革を継続し、収益改善に向けた取り組みをさらに進める予定。一方、既存の収益構造の改善に向けて鋭意努力しているものの、具体的な営業利益の黒字化については目処がたっていないとした。
 
 25.3期通期の連結営業損益は3.9億円の赤字(前の期は5.6億円の赤字)だった。会社計画の1.9億円の赤字から下振れた。日本本社での継続大型顧客の失注、業務委託費の増加や、円安進行などが響いた。
 
 なお、同社の英国子会社の担当者の病没後、経理業務を引き継いだ担当者が作成した連結パッケージでのグループ内債権債務に複数の不一致が見つかったことにより、精査を進めた結果、過年度にも不一致があることを発見し、過年度の決算を訂正していた。その訂正と監査に時間を要したため、25.3期の決算発表が決算期末後50日を超えたとしている。

 なお株価は、赤字継続の見通しや、前期の計画下振れが嫌気され、売りが優勢となっている。


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