前場コメント No.6 ユーエスエス、ホシザキ、名村造、ラウンドワン、ピーバン、大特鋼

2025/06/20(金) 11:34
★9:44  USS-東海東京が目標株価を引き上げ 出品・成約台数ともに増加を見込む
 ユー・エス・エス<4732.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、出品・成約台数ともに増加を見込む。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は1660円→1770円を引き上げた。

 東海東京では、26/3期営業利益を前年比4.9%増の568億円と予想。USSでの26/3期出品台数は3290千台(前年比2.7%増)、成約台数は2170千台(同1.2%増)と推計している。出品台数は国内新車販売台数の回復に伴い増加すると想定、成約台数は堅調な推移を想定している。 ポイントとして、(1)国内新車販売台数の回復に伴うUSSへの中古車出品台数の増加、(2)USSのシェアが確立したことによる堅調な中古車成約台数、(3)積極的な株主還元による株価の下支え、などを挙げた。

★9:48  ホシザキ-MSMUFGが投資判断引き下げ 大きなカタリストに欠ける
 ホシザキ<6465.T>が大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、大きなカタリストに欠けると指摘。投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」に、目標株価を6000円→5500円へそれぞれ引き下げた。

 MSMUFGでは、同社業績が引き続き安定して推移する見方は変わらないが、先行投資などの費用増や買収関連ののれん償却費を考慮し、事業収益性は今後2年間改善しにくいと見込んでいる。また、国内外での需要回復、値上げによるマージン改善などはおおむね織り込み済みで、これ以上の大きなアップサイドは見当たらないとみている。

★9:52  名村造船所-急騰 「国立造船所」建設を検討 政府・自民、造船業復活へテコ入れ=日経
 名村造船所<7014.T>が急騰。日本経済新聞電子版は20日9時45分、政府・自民党が国内の造船業を復活させるための政策パッケージを策定する検討に入ったと報じた。

 記事によれば、国が造船所を新設・再建し、既存の造船設備の更新などを担うことで建造能力を増強する案が浮上している。同じく造船業の再建をめざす米国への協力を視野に国内の産業基盤を整えるとしている。

★10:01  ラウンドワン-MSMUFGが目標株価を引き上げ 日米利益予想の増額がデリシャスの減額予想を上回る
 ラウンドワン<4680.T>が堅調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、日米利益予想の増額がデリシャスの減額予想を上回ると指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を1950円から2200円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーでは、中期的な高い収益成長シナリオは変わらず、株価は割安な水準と指摘。26/3期~28/3期の弊社営業利益予想について、3期共に増額した。コラボ企画の集客効果やリース償却費減による国内・米国利益予想の増額が出店遅延等によるデリシャス利益予想の減額を上回るためという。

★10:05  ピーバンドットコム-急騰 新サービス「AIブロック図生成」をリリース
 ピーバンドットコム<3559.T>が急騰。同社は19日、電子回路の設計初期に必要な「ブロック図」を自然言語から自動生成する新サービスをリリースしたと発表した。
 
 新サービス「AIブロック図生成」は、ユーザーが「バッテリー駆動のLED制御回路」「BLE通信を使った温湿度センサーモジュール」などの構想をテキストで入力するだけで、AIが即座にブロック図を提案する革新的なツールだという。設計スキルがなくても利用でき、初心者はもちろん、開発経験者にとっても作業効率が大幅に向上するとしている。

★10:05  大同特殊鋼-SMBC日興が目標株価引き下げ 半導体、航空機などの需要回復を待つ
 大同特殊鋼<5471.T>が続落。SMBC日興証券では、半導体、航空機、原油掘削需要の回復を待つとし、投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価を目標株価を1390円→1050円に引き下げた。

 SMBC日興では、同社の26.3期の予想調整後EPS見通しを引き下げたことに伴い、目標株価も修正した。現段階では米国の関税政策による自動車需要への影響が読みづらいとし、業績の回復には半導体向け製品群、航空機、原油掘削向けの自由鍛造品の需要回復が不可欠とみている。


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