後場コメント No.5 リテールPT、松竹、アトラG、ニーズウェル、買取王国、シーラHD

2025/07/15(火) 15:31
★14:06  リテールパートナーズ-後場上げ幅拡大 1Q営業益18%増 スーパーマーケット事業が堅調
 リテールパートナーズ<8167.T>が後場上げ幅拡大。同社は15日14時、26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は18.9億円(前年同期比18.3%増)だったと発表した。

 スーパーマーケット事業では、客数の増加のほか、物価高の影響による客単価の増加も相まって、売上高が伸長した。生産性の向上を図るとともに経費削減対策を講じ、営業費用の抑制に努めたことも寄与した。

★14:09  松竹-後場プラス転換 通期最終損益を上方修正 1Qは黒字転換
 松竹<9601.T>が後場プラス転換。同社は15日14時、26.2期通期の連結純損益予想を従来の20.0億円の黒字から29.0億円の黒字(前期は6.6億円の赤字)に上方修正すると発表した。

 持分法適用関連会社であるBS松竹東急の株式をJCOMに売却したことを踏まえ、前期末決算時に計上した事業撤退損失引当金について一部の事業撤退費用が確定した。確定額との差額を特別利益(事業撤退損失引当金戻入益)として計上したことから、従来予想を上回る見通し。
 
 26.2期1Q(3-5月)の連結純損益は15.1億円の黒字(前年同期は0.9億円の赤字)だった。映像関連事業の増益や演劇事業の黒字転換、事業撤退損失引当金戻入益の計上などが寄与した。

★14:16  アトラG-後場急騰 通期営業益を上方修正 上期は黒字転換の見通し
 アトラグループ<6029.T>が後場急騰。同社は15日14時、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の5500万円から9000万円(前期比18倍)に上方修正すると発表した。

 療養費請求代行事業が好調に推移していることなどにより、上期は計画を上回る見通し。下期以降についても新商品の売上比率が継続して向上する見込みであることから、通期の見通しを引き上げた。

 25.12期上期(1-6月)の連結営業損益予想は、従来の7300万円の赤字から2200万円の黒字(前年同期は5200万円の赤字)に引き上げた。

★14:22  ニーズウェル-後場上げ幅拡大 通期最終益を上方修正 保有株売却の予定を踏まえる
 ニーズウェル<3992.T>が後場上げ幅拡大。同社は15日14時10分、25.9期通期の連結純利益予想を従来の9.4億円から10.4億円(前期比28.9%増)に上方修正すると発表した。

 アセンテック<3565.T>に対する公開買い付け(TOB)への応募、アイティフォー<4743.T>株式の売却により特別利益を計上する予定であることを踏まえた。

★14:36  買取王国-後場上げ幅拡大 1Q営業益24%増 主要商材のファッションなど順調
 買取王国<3181.T>が後場上げ幅拡大。同社は15日14時30分、26.2期1Q(3-5月)の営業利益は1.6億円(前年同期比24.4%増)だったと発表した。

 主要商材のファッション・ホビー・工具が順調に伸びた。新POSレジの入れ替え、出店や人件費の増加によりコストはかさんだものの、売上総利益の伸びがそれを上回ったことで営業増益となった。

★14:49  シーラHD-急落 今期最終黒字転換見込むも前期の赤字転落を嫌気
 シーラホールディングス<8887.T>が急落。同社は14日、26.5期通期の連結純損益予想を8.7億円の黒字(単独決算の前期は6.6億円の赤字)にすると発表した。

 シーラテクノロジーズとの経営統合を機に、総合不動産事業と不動産管理事業を中核に据えつつ、建設事業や再生可能エネルギー事業、不動産テック事業を含むその他事業の利益率向上をめざすとしている。
 
 25.5期通期の純損益は6.6億円の赤字(前の期は2.1億円の黒字)だった。台湾事業の縮小および子会社の清算、千葉県のマンション開発プロジェクトの中止といった不採算事業の整理や、経営統合による特別損失の計上が響いた。
 
 なお株価は、前期の赤字転落が嫌気され、売りが優勢となっている。


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