前場コメント No.1 トヨタ、トランザクショ、住友林、インソース、コメリ、イオレ

2025/07/23(水) 11:32
★9:00  トヨタ-買い気配 トランプ大統領、日本との関税交渉合意を発表
 トヨタ自動車<7203.T>が買い気配。トランプ米大統領が23日に、自身SNSアカウントで日米の関税交渉合意について発表したことが材料視されている。

 投稿内容によれば、日本は米国に対し15%(従来は25%)の相互関税を支払うこととなる。また、日本は米国に5500億ドルを投資するとしている。同日8時18分の日本経済新聞電子版報道によると、日本側が求めていた自動車や鉄鋼・アルミニウム製品などの分野別関税の扱いについては明らかにされていないとした。

 なお、関税交渉の進展を受けて輸出関連株は買いが優勢。同社のほか、SUBARU<7270.T>、マツダ<7261.T>、デンソー<6902.T>、ヤマハ発動機<7272.T>なども買い気配でスタートしている。

★9:00  トランザクション-売り気配 株式の売り出しを発表 自社株買いと消却も発表
 トランザクション<7818.T>が売り気配。同社は22日に、210万株の売り出しおよび上限31万5000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。

 発行条件は7月29日~8月4日のいずれかの日に決める。売出人は代表取締役会長である石川諭氏:155万株、日本政策投資銀行:50万株、石川智香子氏:5万株。

 併せて、65万株・19億5000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年7月24日から7月31日まで。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.25%となる。東京証券取引所における自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けであり、石川諭氏がその保有株式の一部を売却する可能性がある。
 また、上記により取得した自己株式の全株式数を消却することも発表した。償却予定日は2025年8月5日としている。

★9:01  住友林業-買い気配 DRホートンが市場予想上回る決算で急騰
 住友林業<1911.T>が買い気配。米住宅大手DRホートンの株価急騰が材料視されている。

 DRホートンは米国時間22日に3Q決算を発表。市場予想を上回る内容だったことを受け、22日の取引において株価は17%高で終えた。

 同社は米国の戸建て事業に注力していることから、DRホートンの決算発表などを手掛かりに業績期待の買いが入っている。

★9:02  インソース-売り気配 3Q累計営業益21%増 コンセンサス下回る
 インソース<6200.T>が売り気配。同社は22日、25.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は42.9億円(前年同期比21.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは43.7億円。

 講師派遣型研修事業における3自治体の一括受託案件と公開講座事業の売り上げ復調により増収となった。上期に販管費が想定を下回ったことも寄与した。

★9:02  コメリ-買い気配 1Q営業益5.8%増 コンセンサス上回る
 コメリ<8218.T>が買い気配。同社は22日、26.3期1Q(3-5月)の連結営業利益は100億円(前年同期比5.8%増)だったと発表した。市場コンセンサスは95.0億円。
 
 主力カテゴリーである農業資材などの販売が堅調に推移した。6月は平均気温が過去最高となり、冷房用品や遮光用品も堅調だったとしている。
 

★9:02  イオレ-買い気配 分散型AIデータセンター事業に参画
 イオレ<2334.T>が買い気配。同社は22日、デジタルダイナミック(東京都港区)が開始した分散型AIデータセンター事業に参画すると発表した。

 同事業では、国内の特定地域に集中するAIデータセンターを地方へ分散配置し、AI活用に不可欠な低レイテンシなデータ処理環境を全国に整備するとともに、災害へのレジリエンス強化、電力負荷の分散をめざす。同社は近日中に自社ブランドによるGPUサーバー販売を開始する予定であり、これによりGPUサーバー購入企業と連携しながら、次世代AIインフラの構築を推進するとしている。


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