後場コメント No.1 デジタリフト、J・TEC、三陽商、東洋水産、AVILEN、JT

2025/07/23(水) 15:32
★12:31  デジタリフトー後場買い気配 株主優待制度を導入 デジタルギフト贈呈
 デジタリフト<9244.T>が後場買い気配。同社は23日12時、株主優待制度を導入すると発表した。
 
 2025年9月末日より、基準日(9月末日)における同社株主名簿に記載または記録された500株以上を保有している株主を対象に、デジタルギフト2万円分を贈呈するとしている。
 

★12:34  J・TEC-もみ合い 経済産業省が実施する「再生CDMO補助金」に採択
 ジャパン・ティッシュエンジニアリング<7774.T>がもみ合い。同社は23日11時15分、帝人<3401.T>傘下の帝人リジェネットと、経済産業省が実施する「再生CDMO補助金」に共同で採択されたと発表した。
 
 今後、両社はこの支援をもとに、両社が連携して展開する再生医療CDMO事業に関する施設および設備の拡張や、人材育成の仕組み構築などに向けた数十億円規模の投資を2027年までに実行し、国内外からの再生医療等製品の受託数増加に向けた事業基盤の強化を推進するとしている。

★12:38  三陽商会-後場急騰 米アクティビスト 同社に三井物産への身売り提案
 三陽商会<8011.T>が後場急騰。ブルームバーグ通信は23日11時59分、米アクティビストファンドのサファイアテラ・キャピタルが、同社の経営陣に対し、長期的な戦略として、資本提携先の三井物産<8031.T>への身売りを選択肢として提案する内容の書簡を送付したと報じた。

 記事によれば、同書簡では、三井物産の完全子会社になって積極的な拡大路線を取るか、上場を維持するなら既存ブランドに注力し小規模で資本効率の高い企業を目指すべきだとする2つの選択肢を提案。前向きに検討するよう経営陣に求めているとしている。

★12:42  東洋水産-MSMUFGが目標株価引き上げ 堅調な海外成長や株主還元強化がポジティブ
 東洋水産<2875.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、堅調な海外成長や株主還元強化がポジティブ、中期的成長率には一服感と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1万2000円→1万3000円と引き上げた。

 MSMUFGでは、堅調な海外即席麺業績モメンタムが継続していることや、株主還元策強化が打ち出されたことを引き続きポジティブに捉えたいとしたものの、同社の25年度以降における増益モメンタムは過去数年間と比べて低下するリスクがあるため、同社が次期中計において中長期的にどのような成長ストーリーを描くかには注視を要すると指摘している。

★12:45  AVILEN-大幅続伸 「実践プロンプトエンジニアリング研修」をリリース
 AVILEN<5591.T>が大幅続伸。同社は23日11時、法人向けeラーニング形式の「実践プロンプトエンジニアリング研修」の提供を開始したと発表した。
 
 同研修は、生成AIの基本的な理解から業務への適用フロー、そして効果的なプロンプトエンジニアリングまでを体系的に習得できる実践講座だという。「課題設定編」と「プロンプト編」の2コースで構成されたeラーニング形式の講座と、実務に近い環境で学べる法人向けワークショップ形式を用意し、段階的なスキルの定着を支援するとしている。

★12:55  JT-MSMUFGが目標株価引き上げ 日本の利益回復、海外でのプライシングなどが鍵を握る
 JT(日本たばこ産業)<2914.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、日本の利益回復、海外でのプライシング、株主還元が鍵を握ると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4600円→4650円と引き上げた。

 MSMUFGでは次の理由から株価には再評価の余地があると考えている。1.ASP上昇効果が、特に海外事業で今後も堅調な収益拡大をけん引すると期待できること、2.たばこ業界は集約化されているため、比較的値上げがしやすいことに加え、たばこは値上げによる需要減のリスクが比較的小さいカテゴリであること、 3.ロシア事業の事業継続性に関する市場懸念は低下したと考えられること、4.グローバルRRP投資がピークアウトする中で中期的な業績成長率が加速する可能性が高いこと、5.業績成長に伴い中長期的な増配が想定されることを挙げている。


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