前場コメント No.6 郵船、カワチ薬品、ルネサス、ブルーイノベ、リプロセル、商船三井
★9:16 日本郵船-野村が目標株価引き上げ 業績の安心感が株価上昇に寄与しよう
日本郵船<9101.T>が3日続伸。野村証券では、業績の安心感が株価上昇に寄与すると判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を6300円→6900円と引き上げた。
野村では、26.3期経常利益予想を従来比で微修正。会社計画には関税影響が直接反映されていないが、現時点までにコンテナ船や自動車船で悪影響は確認されていない。4~6月期決算では、計画の下方修正リスクがないこと、現時点のコンテナ船運賃や為替動向を踏まえると、計画を上回る可能性が確認でき、株価はアウトパフォームしていこうと指摘している。
日本郵船<9101.T>が3日続伸。野村証券では、業績の安心感が株価上昇に寄与すると判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を6300円→6900円と引き上げた。
野村では、26.3期経常利益予想を従来比で微修正。会社計画には関税影響が直接反映されていないが、現時点までにコンテナ船や自動車船で悪影響は確認されていない。4~6月期決算では、計画の下方修正リスクがないこと、現時点のコンテナ船運賃や為替動向を踏まえると、計画を上回る可能性が確認でき、株価はアウトパフォームしていこうと指摘している。
★9:18 カワチ薬品-3日ぶり反落 1Q営業益22%減 減収や販管費率上昇などが響く
カワチ薬品<2664.T>が3日ぶり反落。同社は24日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は12.5億円(前年同期比22.2%減)だったと発表した。
減収となったことや、販管費率の上昇などが響いた。
カワチ薬品<2664.T>が3日ぶり反落。同社は24日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は12.5億円(前年同期比22.2%減)だったと発表した。
減収となったことや、販管費率の上昇などが響いた。
★9:18 ルネサス-乱高下 上期営業益58%減 最終損益は1753億円の赤字
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が乱高下。同社は25日9時、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益(IFRS)は613億円(前年同期比58.4%減)だったと発表した。市場コンセンサスは572億円。
1Q(1-3月)営業益215億円に対し、2Q(4-6月)営業益は398億円となった。自動車向け事業、産業・インフラ・IoT向け事業ともに前四半期比で売り上げが増加し、営業利益率についても1Q:27.1%→2Q:28.3%へ上昇した。
同純損益は1753億円の赤字(前年同期は1396億円の黒字)だった。米ウルフスピードの再建支援契約締結に伴う損失を計上したことが響いた。損失額は従来予想の約2500億円に対し2350億円となった。
25.12期3Q累計(1-9月)の連結Non-GAAP売上収益予想については、9559億円~9709億円(前年同期比9.5%減~8.0%減)とした。Non-GAAP営業利益率は27.5%(同3.1ポイント低下)を見込む。
なお、株価は一時5%高となる場面が見られたものの、その後マイナスに転じるなど荒い値動きとなっている。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が乱高下。同社は25日9時、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益(IFRS)は613億円(前年同期比58.4%減)だったと発表した。市場コンセンサスは572億円。
1Q(1-3月)営業益215億円に対し、2Q(4-6月)営業益は398億円となった。自動車向け事業、産業・インフラ・IoT向け事業ともに前四半期比で売り上げが増加し、営業利益率についても1Q:27.1%→2Q:28.3%へ上昇した。
同純損益は1753億円の赤字(前年同期は1396億円の黒字)だった。米ウルフスピードの再建支援契約締結に伴う損失を計上したことが響いた。損失額は従来予想の約2500億円に対し2350億円となった。
25.12期3Q累計(1-9月)の連結Non-GAAP売上収益予想については、9559億円~9709億円(前年同期比9.5%減~8.0%減)とした。Non-GAAP営業利益率は27.5%(同3.1ポイント低下)を見込む。
なお、株価は一時5%高となる場面が見られたものの、その後マイナスに転じるなど荒い値動きとなっている。
★9:19 ブルーイノベーション-急騰 奈良市で「ELIOS3」を活用した下水道管渠内調査を実施
ブルーイノベーション<5597.T>が急騰。同社は24日、奈良市大宮町2丁目において実施された公共下水道改築工事における下水道管渠の施工前調査において、屋内点検用球体ドローン「ELIOS3(Flyability社製)」を活用した調査を行ったと発表した。
同調査では、幅約2メートル・高さ約1メートルの四角形断面を持つ、全長約40メートルの下水道管渠内部において、屋内点検用球体ドローン「ELIOS3」を活用。管渠内の下部には実際に下水が流れており、かつGPS信号の届かない閉鎖空間という厳しい環境下においても、ELIOS3は独自のSLAM技術により、安定的な飛行を実現したという。飛行および撮影に要した時間は約15分で、従来の人力による点検と比較して大幅な時間短縮が可能であることが明らかとなったとしている。
ブルーイノベーション<5597.T>が急騰。同社は24日、奈良市大宮町2丁目において実施された公共下水道改築工事における下水道管渠の施工前調査において、屋内点検用球体ドローン「ELIOS3(Flyability社製)」を活用した調査を行ったと発表した。
同調査では、幅約2メートル・高さ約1メートルの四角形断面を持つ、全長約40メートルの下水道管渠内部において、屋内点検用球体ドローン「ELIOS3」を活用。管渠内の下部には実際に下水が流れており、かつGPS信号の届かない閉鎖空間という厳しい環境下においても、ELIOS3は独自のSLAM技術により、安定的な飛行を実現したという。飛行および撮影に要した時間は約15分で、従来の人力による点検と比較して大幅な時間短縮が可能であることが明らかとなったとしている。
★9:24 リプロセル-急騰 iPS細胞由来の細胞を用いた3次元ヒト皮膚モデルに関する論文を発表
リプロセル<4978.T>が急騰。同社は24日、子会社のREPROCELL EuropeのCSOステファンシボルスキー氏(ダーラム大学生物科学部教授)らのグループが、iPS細胞由来の細胞を用いた3次元ヒト皮膚モデルに関する論文を発表したと発表した。
本論文では、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した線維芽細胞を用いて、ヒトの皮膚の構造を再現した3次元皮膚モデルの構築が報告されているという。作製された3次元皮膚モデルは、皮膚の層構造やバリア機能に関わる複数のタンパク質を詳細に評価した結果、実際のヒト皮膚の構造と機能を再現していることが実証されたという。
将来的に、患者由来のiPS細胞を用いることで、アトピー性皮膚炎などの遺伝性皮膚疾患の病態解明や、患者一人ひとりに合った治療法の開発(個別化医療)などへの応用が期待されるとしている。
リプロセル<4978.T>が急騰。同社は24日、子会社のREPROCELL EuropeのCSOステファンシボルスキー氏(ダーラム大学生物科学部教授)らのグループが、iPS細胞由来の細胞を用いた3次元ヒト皮膚モデルに関する論文を発表したと発表した。
本論文では、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した線維芽細胞を用いて、ヒトの皮膚の構造を再現した3次元皮膚モデルの構築が報告されているという。作製された3次元皮膚モデルは、皮膚の層構造やバリア機能に関わる複数のタンパク質を詳細に評価した結果、実際のヒト皮膚の構造と機能を再現していることが実証されたという。
将来的に、患者由来のiPS細胞を用いることで、アトピー性皮膚炎などの遺伝性皮膚疾患の病態解明や、患者一人ひとりに合った治療法の開発(個別化医療)などへの応用が期待されるとしている。
★9:24 商船三井-野村が目標株価引き上げ 期初計画が悲観的過ぎたことが認識されよう
商船三井<9104.T>が4日続伸。野村証券では、期初計画が悲観的過ぎたことが認識されると判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を6200円→7000円と引き上げた。
野村では、26.3期経常利益予想を小幅増額。理由は為替前提を140円ドルから145円ドルへ変更、同社が31%出資するコンテナ船会社ONE(Ocean Network Express)の純利益を従来比で若干増額したため。7月31日に発表予定の4~6月期決算では、期初計画で想定された業績悪化リスクが顕在化していないことが確認され、通期決算の発表後に低迷した株価はアウトパフォームに転じるとみている。
商船三井<9104.T>が4日続伸。野村証券では、期初計画が悲観的過ぎたことが認識されると判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を6200円→7000円と引き上げた。
野村では、26.3期経常利益予想を小幅増額。理由は為替前提を140円ドルから145円ドルへ変更、同社が31%出資するコンテナ船会社ONE(Ocean Network Express)の純利益を従来比で若干増額したため。7月31日に発表予定の4~6月期決算では、期初計画で想定された業績悪化リスクが顕在化していないことが確認され、通期決算の発表後に低迷した株価はアウトパフォームに転じるとみている。
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