前場コメント No.4 塩野義、コーエーテクモ、サスメド、SANEI、PRISMBio、ソフトバンクG
★9:09 塩野義製薬-大幅続落 1Q営業益25%増も材料出尽くし
塩野義製薬<4507.T>が大幅続落。同社は7月28日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は351.0億円(前年同期比24.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは344.0億円。
ロイヤリティー収入が増加したことにより増収となった。プロダクトミックスの変化により売上原価が減少したことや、2024年度に複数の大規模臨床試験を実施した反動により研究開発費が減少したことも寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
塩野義製薬<4507.T>が大幅続落。同社は7月28日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は351.0億円(前年同期比24.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは344.0億円。
ロイヤリティー収入が増加したことにより増収となった。プロダクトミックスの変化により売上原価が減少したことや、2024年度に複数の大規模臨床試験を実施した反動により研究開発費が減少したことも寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★9:09 コーエーテクモHD-大幅に3日続落 1Q営業益38%減 新作寄与乏しく人件費増も響く
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が大幅に3日続落。同社は7月28日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は35.7億円(前年同期比37.5%減)だったと発表した。市場コンセンサスは43.5億円。
リピート販売と既存の運営タイトルが中心であり新規タイトルの寄与が限定的であったことや、積極的な採用、ベースアップなど成長投資の拡大に伴い人件費が増加したことが響いた。
26.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は87.7億円(前年同期比53.1%減)だった。大幅減益となったが上期の経常利益の会社計画80.0億円を上回っている。
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が大幅に3日続落。同社は7月28日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は35.7億円(前年同期比37.5%減)だったと発表した。市場コンセンサスは43.5億円。
リピート販売と既存の運営タイトルが中心であり新規タイトルの寄与が限定的であったことや、積極的な採用、ベースアップなど成長投資の拡大に伴い人件費が増加したことが響いた。
26.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は87.7億円(前年同期比53.1%減)だった。大幅減益となったが上期の経常利益の会社計画80.0億円を上回っている。
★9:10 サスメド-大幅反落 不眠障害用プログラムの製造販売承認事項一部変更承認が了承
サスメド<4263.T>が大幅反落。同社は29日8時30分、28日に開催された厚生労働省薬事・食品衛生審議会プログラム医療機器調査会において、不眠障害用プログラムの製造販売承認事項の一部変更の承認が了承されたと発表した。
厚生労働大臣により当該承認が行われた場合、一般的にはその後、保険医療材料等専門組織での審議、中央社会保険医療協議会での了承を経て保険収載が行われる。具体的な日程は現時点では未定としている。
なお、了承期待から株価が買われていたこともあり、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。
サスメド<4263.T>が大幅反落。同社は29日8時30分、28日に開催された厚生労働省薬事・食品衛生審議会プログラム医療機器調査会において、不眠障害用プログラムの製造販売承認事項の一部変更の承認が了承されたと発表した。
厚生労働大臣により当該承認が行われた場合、一般的にはその後、保険医療材料等専門組織での審議、中央社会保険医療協議会での了承を経て保険収載が行われる。具体的な日程は現時点では未定としている。
なお、了承期待から株価が買われていたこともあり、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。
★9:10 SANEI-売り気配 1Q営業益39%減 増収も一時費用が響く
SANEI<6230.T>が売り気配。同社は28日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は2.5億円(前年同期比39.3%減)だったと発表した。
増収となったものの、大阪・関西万博関連の費用計上、ならびに昨年竣工した岐阜工場(第1工場)に関するプロモーション活動費など、一時的な費用の発生が響いた。
SANEI<6230.T>が売り気配。同社は28日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は2.5億円(前年同期比39.3%減)だったと発表した。
増収となったものの、大阪・関西万博関連の費用計上、ならびに昨年竣工した岐阜工場(第1工場)に関するプロモーション活動費など、一時的な費用の発生が響いた。
★9:10 プリズムバイオラボ-売り気配 Eli Lillyとの共同研究および導出契約を終了
PRISM BioLab<206A.T>が売り気配。同社は28日に、Eli Lilly and Company(以下、Eli Lilly)との共同研究および導出契約を終了すると発表した。
Eli Lillyの創薬標的に対して同社とEli Lillyが開発候補化合物を探索する共同研究事業を進めてきた。これまでに両社で共同研究に注力し、一定の成果が得られていたが、Eli Lillyより、2025年7月24日付の本契約の終了に関する通知を受領したことから、本契約の規定に基づき、2025年9月22日付で本契約を終了する。
なお、2024年1月に、Eli Lillyは同社に対し、10億円の第三者割当増資を実施している。同社は今後も同様に、Eli Lillyとの良好な関係を継続するべく努めていくとしている。
PRISM BioLab<206A.T>が売り気配。同社は28日に、Eli Lilly and Company(以下、Eli Lilly)との共同研究および導出契約を終了すると発表した。
Eli Lillyの創薬標的に対して同社とEli Lillyが開発候補化合物を探索する共同研究事業を進めてきた。これまでに両社で共同研究に注力し、一定の成果が得られていたが、Eli Lillyより、2025年7月24日付の本契約の終了に関する通知を受領したことから、本契約の規定に基づき、2025年9月22日付で本契約を終了する。
なお、2024年1月に、Eli Lillyは同社に対し、10億円の第三者割当増資を実施している。同社は今後も同様に、Eli Lillyとの良好な関係を継続するべく努めていくとしている。
★9:11 ソフトバンクG-SBIが目標株価引き上げ 将来リターンの期待値は高まっている
ソフトバンクグループ<9984.T>が反発。SBI証券では、将来リターンの期待値は高まっていると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を14400円→15000円と引き上げた。
同社は、OpenAI株の取得を進め、かつこのリターンを高めるような周辺投資(StargateやSB OpenAI Japan)も手掛けるなど、30年に一度と言える技術革新(生成AI)への唯一無二の魅力的投資材料を提供している。また、OpenAI関連の大型投資が矢継ぎ早に発表され、将来リターンの期待値は高まっているとSBIは考えている。
ソフトバンクグループ<9984.T>が反発。SBI証券では、将来リターンの期待値は高まっていると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を14400円→15000円と引き上げた。
同社は、OpenAI株の取得を進め、かつこのリターンを高めるような周辺投資(StargateやSB OpenAI Japan)も手掛けるなど、30年に一度と言える技術革新(生成AI)への唯一無二の魅力的投資材料を提供している。また、OpenAI関連の大型投資が矢継ぎ早に発表され、将来リターンの期待値は高まっているとSBIは考えている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ