後場コメント No.2 富士紡HD、東洋合成、SBI、データSEC、松井証、イトーキ
★12:38 富士紡HD-MSMUFGが目標株価を引き上げ 決算発表がポジティブカタリスト
富士紡ホールディングス<3104.T>が軟調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、決算発表がポジティブカタリストになると予想。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は6400円→7100円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、26/3期予想を売上高470億円(従来482億円)営業利益75億円(78億円)へ、27/3期予想を売上高500億円(同510億円)営業利益84億円(同87億円)へ各々修正。研磨材部門の需要想定見直しなどにより修正した。28/3期予想は売上高530億円(前年比6%増)営業利益92億円(同10%増)。研磨材部門と化学工業品部門の需要増がけん引し増収増益を予想している。25/3期は毎四半期上方修正した実績があり、今期においても注目すべきと指摘。会社計画は保守的であり、1Q決算で上方修正の可能性があるとみている。決算発表がポジティブカタリストになると予想している。
富士紡ホールディングス<3104.T>が軟調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、決算発表がポジティブカタリストになると予想。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は6400円→7100円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、26/3期予想を売上高470億円(従来482億円)営業利益75億円(78億円)へ、27/3期予想を売上高500億円(同510億円)営業利益84億円(同87億円)へ各々修正。研磨材部門の需要想定見直しなどにより修正した。28/3期予想は売上高530億円(前年比6%増)営業利益92億円(同10%増)。研磨材部門と化学工業品部門の需要増がけん引し増収増益を予想している。25/3期は毎四半期上方修正した実績があり、今期においても注目すべきと指摘。会社計画は保守的であり、1Q決算で上方修正の可能性があるとみている。決算発表がポジティブカタリストになると予想している。
★12:42 東洋合成工業-MSMUFGが目標株価を引き上げ 下期以降の業績改善を織り込む局面へ
東洋合成工業<4970.T>が小幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、下期以降の業績改善を織り込む局面を迎えると指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は5900円→6400円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、26/3期予想を売上高428億円(従来450億円)営業利益36億円(同45億円)へ、27/3期予想を売上高466億円(同490億円)営業利益50億円(同57億円)へ修正。四半期業績は26/3期1Qを底に回復基調を歩むと予想。半導体用フォトレジスト用感光材の最大手として、ArF工程の増加の恩恵はEUV工程の増加ほどではないにせよ業績向上に貢献する構図に変化はない指摘。むしろ、EUV工程の代替によるArF工程の増加影響に注目すべきという。株価は1Q決算で悪材料を出尽くし、下期以降の業績改善を織り込む局面を迎えると予想している。
東洋合成工業<4970.T>が小幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、下期以降の業績改善を織り込む局面を迎えると指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は5900円→6400円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、26/3期予想を売上高428億円(従来450億円)営業利益36億円(同45億円)へ、27/3期予想を売上高466億円(同490億円)営業利益50億円(同57億円)へ修正。四半期業績は26/3期1Qを底に回復基調を歩むと予想。半導体用フォトレジスト用感光材の最大手として、ArF工程の増加の恩恵はEUV工程の増加ほどではないにせよ業績向上に貢献する構図に変化はない指摘。むしろ、EUV工程の代替によるArF工程の増加影響に注目すべきという。株価は1Q決算で悪材料を出尽くし、下期以降の業績改善を織り込む局面を迎えると予想している。
★12:46 SBIHD-後場下げ幅縮小 SBI証券の顧客被害補償 80億円の損失計上見込む
SBIホールディングス<8473.T>が後場下げ幅縮小。同社は29日12時22分、傘下のSBI証券におけるフィッシング詐欺などによる不正取引の補償に係る損失の見込み額を発表した。
顧客が被った被害の補償につき被害の50%を金銭補償することなどを予定しており、総額で約80億円の損失を計上する見込み。連結業績における影響は軽微としている。
なお、業績への影響は軽微としたことで、株価は下げ幅を縮めている。
SBIホールディングス<8473.T>が後場下げ幅縮小。同社は29日12時22分、傘下のSBI証券におけるフィッシング詐欺などによる不正取引の補償に係る損失の見込み額を発表した。
顧客が被った被害の補償につき被害の50%を金銭補償することなどを予定しており、総額で約80億円の損失を計上する見込み。連結業績における影響は軽微としている。
なお、業績への影響は軽微としたことで、株価は下げ幅を縮めている。
★12:49 データセクション-急落 さくらインターネットの下方修正と1Q赤字転落を嫌気 データセンター関連に売り
データセクション<3905.T>が急落。さくらインターネット<3778.T>が28日、26.3期の通期業績の下方修正と、1Q決算を発表したことが材料。
生成AI向けの大型案件終了の影響などにより、26.3期通期の連結営業利益予想は従来の38.0億円から3.5億円(前期比91.6%減)に下方修正。26.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は4.6億円の赤字(前年同期は2.3億円の黒字)だった。
データセンター大手の同社の苦戦が嫌気され、同社のほか、ピクセルカンパニーズ<2743.T>、さくらケーシーエス<4761.T>、AGS<3648.T>などのデータセンター関連銘柄に今後の業績を懸念した売りが入っている。
データセクション<3905.T>が急落。さくらインターネット<3778.T>が28日、26.3期の通期業績の下方修正と、1Q決算を発表したことが材料。
生成AI向けの大型案件終了の影響などにより、26.3期通期の連結営業利益予想は従来の38.0億円から3.5億円(前期比91.6%減)に下方修正。26.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は4.6億円の赤字(前年同期は2.3億円の黒字)だった。
データセンター大手の同社の苦戦が嫌気され、同社のほか、ピクセルカンパニーズ<2743.T>、さくらケーシーエス<4761.T>、AGS<3648.T>などのデータセンター関連銘柄に今後の業績を懸念した売りが入っている。
★12:56 松井証券-後場プラス転換 1Q営業益10%増 FX取引のトレーディング益増加が寄与
松井証券<8628.T>が後場プラス転換。同社は29日11時30分、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は46.7億円(前年同期比10.2%増)だったと発表した。
FX取引のトレーディング益増加が寄与した。受け入れ手数料については、手数料が原則として無料となる一日信用取引の割合が増加したことで小幅な伸びにとどまった。
松井証券<8628.T>が後場プラス転換。同社は29日11時30分、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は46.7億円(前年同期比10.2%増)だったと発表した。
FX取引のトレーディング益増加が寄与した。受け入れ手数料については、手数料が原則として無料となる一日信用取引の割合が増加したことで小幅な伸びにとどまった。
★12:56 イトーキ-続落 松尾研究所と生産性の共同研究を開始
イトーキ<7972.T>が続落。同社は29日11時、松尾研究所(東京都文京区)とともに、AI技術を活用した「オフィスにおけるマルチモーダルデータ活用による生産性評価研究」を開始したと発表した。
同研究では、従来のオフィス稼働データや主観的なパフォーマンスサーベイデータに加え、オンライン上の行動履歴やウェアラブルデバイスによるライフログデータを活用し、働く環境・働き方・働く人の生産性との関係性を多面的に分析する。「生産性の定義と向上に寄与する行動・環境モデルの構築」と「生産性の客観的な計測・検証手法の確立」の2点を目的としており、今後は社内実証を経て、大規模実証、サービスとしての展開を視野に入れているとした。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
イトーキ<7972.T>が続落。同社は29日11時、松尾研究所(東京都文京区)とともに、AI技術を活用した「オフィスにおけるマルチモーダルデータ活用による生産性評価研究」を開始したと発表した。
同研究では、従来のオフィス稼働データや主観的なパフォーマンスサーベイデータに加え、オンライン上の行動履歴やウェアラブルデバイスによるライフログデータを活用し、働く環境・働き方・働く人の生産性との関係性を多面的に分析する。「生産性の定義と向上に寄与する行動・環境モデルの構築」と「生産性の客観的な計測・検証手法の確立」の2点を目的としており、今後は社内実証を経て、大規模実証、サービスとしての展開を視野に入れているとした。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
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