前場コメント No.5 リゾートトラス、きんでん、テモナ、ソフトバンクG、旭化成、ゆうちょ
★9:47 リゾートトラスト-東海東京が目標株価を引き上げ ホテル会員権の買取・再販を考慮
リゾートトラスト<4681.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、ホテル会員権の買取・再販を考慮。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は1875円→2200円に引き上げた。
東海東京では、注目ポイントとして、(1)前回予想では既存ホテル会員権の買取・再販を想定していなかったが、継続的にそれが行われるとみて26/3期業績予想を上方修正、(2)会員権事業は減収減益予想だが、その要因は開業前のホテル会員権の販売が増加するため。実質的な会員権販売は好調に推移するとみる、(3)目標株価の算出に際し、前回は過去5年のEV/EBITDA倍率平均値と26/3期予想EBITDAをもとに算出したが、新型コロナ影響が薄れ営業外収益、特別利益・損失の影響が小さくなっていることから、過去2年のPERと26/3期予想EPSでの算出へ切り替えた、点などを挙げた。
リゾートトラスト<4681.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、ホテル会員権の買取・再販を考慮。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は1875円→2200円に引き上げた。
東海東京では、注目ポイントとして、(1)前回予想では既存ホテル会員権の買取・再販を想定していなかったが、継続的にそれが行われるとみて26/3期業績予想を上方修正、(2)会員権事業は減収減益予想だが、その要因は開業前のホテル会員権の販売が増加するため。実質的な会員権販売は好調に推移するとみる、(3)目標株価の算出に際し、前回は過去5年のEV/EBITDA倍率平均値と26/3期予想EBITDAをもとに算出したが、新型コロナ影響が薄れ営業外収益、特別利益・損失の影響が小さくなっていることから、過去2年のPERと26/3期予想EPSでの算出へ切り替えた、点などを挙げた。
★9:47 きんでん-東海東京が目標株価を引き上げ 好調な事業環境に注目
きんでん<1944.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、好調な事業環境に注目。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4900円→5900円に引き上げた。
東海東京では、26/3期2Q以降も受注時採算の改善した工事の順調な進捗や、電気工事への需給ひっ迫を背景に価格転嫁がしやすい環境が継続すると考え、売上総利益率の改善が続くと予想。売上総利益率は、1Q決算をうけて予想を引き上げた(25/3期実績18.8%→26/3期予想21.4%→27/3期22.5%)。また、注力する施工体制の強化を考慮し、着実な増収を予想。そのため、26/3期は会社計画を上回る業績を予想するとともに、27/3期以降も増益基調が継続すると予想している。
きんでん<1944.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、好調な事業環境に注目。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4900円→5900円に引き上げた。
東海東京では、26/3期2Q以降も受注時採算の改善した工事の順調な進捗や、電気工事への需給ひっ迫を背景に価格転嫁がしやすい環境が継続すると考え、売上総利益率の改善が続くと予想。売上総利益率は、1Q決算をうけて予想を引き上げた(25/3期実績18.8%→26/3期予想21.4%→27/3期22.5%)。また、注力する施工体制の強化を考慮し、着実な増収を予想。そのため、26/3期は会社計画を上回る業績を予想するとともに、27/3期以降も増益基調が継続すると予想している。
★9:50 テモナ-急騰 ゼロフィールドでサブスククレジットの取り扱い開始
テモナ<3985.T>が急騰。同社は21日、100%子会社のサブスクソリューションズが、高性能GPUサーバーおよび暗号資産マイニングマシンの企画・販売を行うトリプルアイズ<5026.T>傘下のゼロフィールドにおいて、サブスク型ファイナンスサービス「サブスククレジット」の取り扱いを開始したと発表した。
「サブスククレジット」は、サブスクソリューションズが事業者に代わって、機器・設備を一括購入し、利用企業へ月額型サブスクで提供する。途中返却または所有が選択できるレンタル+割賦+リースの新たなファイナンスサービスだという。新品・中古を問わず利用可能で契約期間は6カ月から最長5年まで柔軟に対応しているとした。
テモナ<3985.T>が急騰。同社は21日、100%子会社のサブスクソリューションズが、高性能GPUサーバーおよび暗号資産マイニングマシンの企画・販売を行うトリプルアイズ<5026.T>傘下のゼロフィールドにおいて、サブスク型ファイナンスサービス「サブスククレジット」の取り扱いを開始したと発表した。
「サブスククレジット」は、サブスクソリューションズが事業者に代わって、機器・設備を一括購入し、利用企業へ月額型サブスクで提供する。途中返却または所有が選択できるレンタル+割賦+リースの新たなファイナンスサービスだという。新品・中古を問わず利用可能で契約期間は6カ月から最長5年まで柔軟に対応しているとした。
★9:55 ソフトバンクG-野村が目標株価引き上げ 推定NAVに対し0%ディスカウントを付与
ソフトバンクグループ<9984.T>が4日ぶり反発。野村証券では、推定NAVに対し0%ディスカウントを付与。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を14120円→16450円に引き上げた。
野村では、推定NAVはアーム株価下落により16450円と前回17650円を下回るが、目標株価は推定NAVに対し0%ディスカウントする。SVF(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)の損益が改善しリスク要因が減少したことに加え、NAV自体が拡大する可能性が出てきたことを考慮した。第一に、8月19日発表のインテルへの20億ドルの出資によりAIチップ構想が進展する可能性が高まったほか、OpenAIの事業拡大が順調で同社が出資を発表した25年4月時点よりもオープンの評価額が上昇する可能性がでていると指摘。今後も株価上昇のカタリストはAIプラットフォームの進展と考えている。
ソフトバンクグループ<9984.T>が4日ぶり反発。野村証券では、推定NAVに対し0%ディスカウントを付与。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を14120円→16450円に引き上げた。
野村では、推定NAVはアーム株価下落により16450円と前回17650円を下回るが、目標株価は推定NAVに対し0%ディスカウントする。SVF(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)の損益が改善しリスク要因が減少したことに加え、NAV自体が拡大する可能性が出てきたことを考慮した。第一に、8月19日発表のインテルへの20億ドルの出資によりAIチップ構想が進展する可能性が高まったほか、OpenAIの事業拡大が順調で同社が出資を発表した25年4月時点よりもオープンの評価額が上昇する可能性がでていると指摘。今後も株価上昇のカタリストはAIプラットフォームの進展と考えている。
★10:10 旭化成-底堅い 半導体素材を増産、データ拠点で需要=日経
旭化成<3407.T>が底堅い。22日付の日本経済新聞朝刊は、同社が画像処理半導体(GPU)などの先端半導体に使う絶縁材料の増産ペースを速めると報じた。
記事によると、AIを動作させるデータセンターの建設ラッシュに伴い、素材を供給する日本企業で設備投資に強気の姿勢が広がってきたという。予定より数年前倒しで国内工場に160億円を投じ、生産量を2030年度に24年度比で2倍に増やす。今後も需要は継続的に増えるとみて、さらなる生産能力の増強も検討中としている。
旭化成<3407.T>が底堅い。22日付の日本経済新聞朝刊は、同社が画像処理半導体(GPU)などの先端半導体に使う絶縁材料の増産ペースを速めると報じた。
記事によると、AIを動作させるデータセンターの建設ラッシュに伴い、素材を供給する日本企業で設備投資に強気の姿勢が広がってきたという。予定より数年前倒しで国内工場に160億円を投じ、生産量を2030年度に24年度比で2倍に増やす。今後も需要は継続的に増えるとみて、さらなる生産能力の増強も検討中としている。
★10:14 ゆうちょ銀行-大幅高 7月CPIが市場予想上回る 早期利上げ観測で銀行保険に買い
ゆうちょ銀行<7182.T>が大幅高。日銀による早期利上げ観測の強まりを受けて買われている。
総務省が22日に発表した7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年比3.1%上昇となり、上昇は47カ月連続。2月連続で伸び率は低下したものの、市場予想の3.0%上昇を上回る内容となった。
これを受けて10年国債利回りは一時1.615%(前日比+0.01%)に上昇しており、2008年10月以来の水準となる。強い物価指標を受けて日銀が9月にも利上げに踏み切るとの観測から、銀行・保険といった金利上昇の恩恵がある銘柄に買いが入っている。
東京海上ホールディングス<8766.T>、かんぽ生命保険<7181.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>なども高い。
ゆうちょ銀行<7182.T>が大幅高。日銀による早期利上げ観測の強まりを受けて買われている。
総務省が22日に発表した7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年比3.1%上昇となり、上昇は47カ月連続。2月連続で伸び率は低下したものの、市場予想の3.0%上昇を上回る内容となった。
これを受けて10年国債利回りは一時1.615%(前日比+0.01%)に上昇しており、2008年10月以来の水準となる。強い物価指標を受けて日銀が9月にも利上げに踏み切るとの観測から、銀行・保険といった金利上昇の恩恵がある銘柄に買いが入っている。
東京海上ホールディングス<8766.T>、かんぽ生命保険<7181.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>なども高い。
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