前場コメント No.2 電算、タイミー、東京衡機、EG、太平洋、Defコンサル

2025/09/18(木) 11:30
★9:02  電算-買い気配 上期営業益を上方修正 新規案件の獲得などが順調
 電算<3640.T>が買い気配。同社は17日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の9.1億円から16.0億円(前期比5.5倍)に上方修正すると発表した。

 自治体情報セキュリティ対策などの新規案件の獲得や受注額の増加など販売が順調に推移したほか、下期から上期に売り上げを計上できた案件があったことなどを踏まえた。
 
 下期に売り上げを予定している各種案件の受注状況および今後の見通しを精査していることから、通期の業績予想は据え置くとしている。
  

★9:02  タイミー-MSMUFGが投資判断引き下げ 売り上げ成長再加速を見極めたい
 タイミー<215A.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、売り上げ成長再加速を見極めたいとし、投資判断を投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」に、目標株価は2300円→1800円へそれぞれ引き下げた。

 MSMUFGでは、スポットワーク事業に関して、物流などの派遣からのシフトは進めやすい一方で、外食などのパートタイムからのシフトが想定以上に難しかったとコメント。当面は先行投資により増収率をいかにアップさせることができるかが、今後の重要な株価ドライバーになると考えている。

★9:02  東京衡機-買い気配 通期営業益を上方修正 新中計も策定
 東京衡機<7719.T>が買い気配。同社は17日、26.2期通期の連結営業利益予想を従来の1.3億円から1.8億円(前期比7.1倍)に上方修正すると発表した。

 試験機事業において、短期的な売上規模よりも収益性向上を優先する戦略的な経営判断により、減収増益を見込む。(1)仕入原価の見直し、(2)利益率の高いオーダー品の売り上げ増、(3)システム導入による生産プロセスの最適化、の実現により利益率が改善し、各利益が前回発表予想値を上回る見込みとなったことを踏まえた。
 
 併せて、26.3期から28.2期を計画期間とする中期経営計画を策定した。数値目標として28.2期の売上高は60.9億円、営業利益は6.3億円をめざす。また、中長期的には売上高成長率10%以上、営業利益成長率10%以上、ROE20%以上およびPBR1倍超をめざすとしている。
  

★9:02  EG-続伸 「LLM脆弱性診断サービス」を提供開始
 イー・ガーディアン<6050.T>が変わらず挟み続伸。同社は17日、グループ会社のEGセキュアソリューションズが、生成AIや大規模言語モデル(LLM)を活用したサービスに潜む脆弱性を専門的に診断する「LLM脆弱性診断サービス」の提供を開始したと発表した。
 
 同サービスでは、LLMを活用したチャットボットや業務支援ツールに潜むプロンプトインジェクション、機密情報の漏洩、不適切な出力生成(ハルシネーション)などといったLLM特有の脅威に対して、OWASP Top 10 for LLM Applications 2025をベースにEGセキュアソリューションズの豊富なナレッジを加えてセキュリティリスクを専門的に診断する。これにより、導入企業が安全かつ確実にサービス運用できるようになり、企業の信頼性とブランドイメージ向上に貢献するとしている。

★9:03  太平洋工業-8日続伸 エフィッシモの保有割合増加 9.35%→10.45%
 太平洋工業<7250.T>が8日続伸。同社について、旧村上ファンド系の投資会社エフィッシモキャピタルマネージメントが保有株を買い増した。9月17日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は9.35%→10.45%となる。

★9:03  Def consulting-3日ぶり大幅反発 トレジャリー戦略の方針を転換 イーサリアム取得へ
 Def consulting<4833.T>が3日ぶり大幅反発。同社は17日、2025年8月25日付の「新たな事業(ビットコイントレジャリー事業)の開始に関するお知らせ」で公表したビットコイントレジャリー事業について、トレジャリーの対象資産をビットコイン(BTC)からイーサリアム(ETH)へ転換すると発表した。
 
 当初、対象資産をビットコインとして計画を進めてきたが、その後の市場動向、競合環境、そしてイーサリアムを巡る世界的な潮流を多角的に分析した結果、対象資産をイーサリアムに変更・一本化することが、同社のビジョンをより確実かつ迅速に達成する最善の道であると判断したという。
 
 今後、これまで計画していたドルコスト平均法などの規律ある手法に基づき、イーサリアムの取得を段階的に進め、取得したイーサリアムは、最高水準のセキュリティ体制の下で安全に保管および管理する予定だという。また、取得したイーサリアムの一部は、ステーキングなどに活用し、安定的な利回り(インカムゲイン)を追求することで、価値上昇によるキャピタルゲインのみならず、より強固な収益基盤の構築をめざすとしている。
   

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