後場コメント No.5 コマツ、日精線、田岡化、栃木銀、フィデアHD、アマノ、キッズバイオ
★14:41 コマツ-後場下げ幅拡大 通期営業益を上方修正もコンセンサス下回る
コマツ<6301.T>が後場下げ幅拡大。同社は29日14時30分、26.3期通期の連結営業利益(米国基準)予想を従来の4780億円から5000億円(前期比23.9%減)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは5485億円。
為替が想定より円安に推移していることや、米国関税による影響額および最新の市場見通しを反映した。下期平均の想定為替レートは1米ドル=140円、1ユーロ=163円、1ドル=91円。
26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は2771億円(前年同期比8.7%減)だった。
なお、株価は修正後の業績予想も減益見通しであることや、コンセンサス予想を下回ることが嫌気され、後場に下げ幅を拡大している。
コマツ<6301.T>が後場下げ幅拡大。同社は29日14時30分、26.3期通期の連結営業利益(米国基準)予想を従来の4780億円から5000億円(前期比23.9%減)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは5485億円。
為替が想定より円安に推移していることや、米国関税による影響額および最新の市場見通しを反映した。下期平均の想定為替レートは1米ドル=140円、1ユーロ=163円、1ドル=91円。
26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は2771億円(前年同期比8.7%減)だった。
なお、株価は修正後の業績予想も減益見通しであることや、コンセンサス予想を下回ることが嫌気され、後場に下げ幅を拡大している。
★14:54 日本精線-後場下げ幅拡大 上期営業益49%減 極細線の需要が軟調
日本精線<5659.T>が後場下げ幅拡大。同社は日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.9億円(前年同期比48.5%減)だったと発表した。ステンレス鋼線の販売数量が前年同期比微増にとどまり、太陽光発電パネルの製造プロセスで使用される極細線の需要の弱さが継続したことから減益となったとしている。
日本精線<5659.T>が後場下げ幅拡大。同社は日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.9億円(前年同期比48.5%減)だったと発表した。ステンレス鋼線の販売数量が前年同期比微増にとどまり、太陽光発電パネルの製造プロセスで使用される極細線の需要の弱さが継続したことから減益となったとしている。
★15:07 田岡化学-後場下げ幅拡大 通期営業益を上方修正も材料出尽くし
田岡化学工業<4113.T>が後場下げ幅拡大。同社は29日15時に、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の25.0億円から26.0億円(前期比37.8%増)に上方修正すると発表した。交易条件の改善や経費の減少が寄与する。
26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は14.1億円(前年同期比56.6%増)だった。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
田岡化学工業<4113.T>が後場下げ幅拡大。同社は29日15時に、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の25.0億円から26.0億円(前期比37.8%増)に上方修正すると発表した。交易条件の改善や経費の減少が寄与する。
26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は14.1億円(前年同期比56.6%増)だった。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★15:10 栃木銀行-後場急騰 通期最終益を上方修正 増配も発表
栃木銀行<8550.T>が後場急騰。同社は29日15時、26.3期通期の連結純利益予想を従来の58.0億円の黒字から78.0億円の黒字(前期は223.3億円の赤字)に上方修正すると発表した。銀行単体において、資金利益の増加が当初予想を上回る見通しとなったことなどを踏まえた。
併せて、26.3期の中間配当予想を従来予想の7円に対し12円(前期中間は3.5円)に、期末配当予想を7円から12円(前期末は3.5円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は14円→24円(前期は7円)となる。
栃木銀行<8550.T>が後場急騰。同社は29日15時、26.3期通期の連結純利益予想を従来の58.0億円の黒字から78.0億円の黒字(前期は223.3億円の赤字)に上方修正すると発表した。銀行単体において、資金利益の増加が当初予想を上回る見通しとなったことなどを踏まえた。
併せて、26.3期の中間配当予想を従来予想の7円に対し12円(前期中間は3.5円)に、期末配当予想を7円から12円(前期末は3.5円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は14円→24円(前期は7円)となる。
★15:13 フィデアHD-後場プラス転換 上期最終益を上方修正 資金利益や株式等関係損益が計画上回る
フィデアホールディングス<8713.T>が後場プラス転換。同社は29日15時に、26.3期上期(4-9月)の連結純利益予想を従来の5.0億円から19.0億円(前年同期比2.7倍)に上方修正すると発表した。
資金利益および株式等関係損益が計画を上回る見込みとなったことに加え、与信関係費用が計画を下回る見込みとなったことなどを踏まえた。
26.3期通期の業績予想については、11月14日に予定してい2Q決算発表時に公表するとしている。
フィデアホールディングス<8713.T>が後場プラス転換。同社は29日15時に、26.3期上期(4-9月)の連結純利益予想を従来の5.0億円から19.0億円(前年同期比2.7倍)に上方修正すると発表した。
資金利益および株式等関係損益が計画を上回る見込みとなったことに加え、与信関係費用が計画を下回る見込みとなったことなどを踏まえた。
26.3期通期の業績予想については、11月14日に予定してい2Q決算発表時に公表するとしている。
★15:16 アマノ-後場急騰 上期営業益2.1%減もコンセンサス上回る
アマノ<6436.T>が後場急騰。同社は29日15時、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は96.9億円(前年同期比2.1%減)だったと発表した。パーキングシステム事業での減収などが響いた。市場コンセンサスは94.9億円。
なお、株価はコンセンサス予想を上回る結果となったことで、買いが優勢となっている。
アマノ<6436.T>が後場急騰。同社は29日15時、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は96.9億円(前年同期比2.1%減)だったと発表した。パーキングシステム事業での減収などが響いた。市場コンセンサスは94.9億円。
なお、株価はコンセンサス予想を上回る結果となったことで、買いが優勢となっている。
★15:20 キッズウェルバイオ-5日続落 東京科学大学と新規免疫細胞療法めざす共同研究契約締結
キッズウェル・バイオ<4584.T>が5日続落。同社は29日に、グループ会社のS-Quatreと東京科学大学が、制御性T細胞「Treg」と歯由来の歯髄幹細胞(SHED: Stem cells from Human Exfoliated Deciduous teeth)を組み合わせることで、自己免疫疾患などに対する新規免疫細胞療法をめざす共同研究契約を締結したと発表した。
今回の共同研究では、S-Quatreが独自製法により開発した乳歯歯髄幹細胞 「SQ-SHED」 と、東京科学大学の免疫細胞研究に関する知見・技術を組み合わせることで、Treg細胞療法を実用化レベルに発展させ、自己免疫疾患や臓器移植後の拒絶反応に対する根本治療の確立をめざすとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
キッズウェル・バイオ<4584.T>が5日続落。同社は29日に、グループ会社のS-Quatreと東京科学大学が、制御性T細胞「Treg」と歯由来の歯髄幹細胞(SHED: Stem cells from Human Exfoliated Deciduous teeth)を組み合わせることで、自己免疫疾患などに対する新規免疫細胞療法をめざす共同研究契約を締結したと発表した。
今回の共同研究では、S-Quatreが独自製法により開発した乳歯歯髄幹細胞 「SQ-SHED」 と、東京科学大学の免疫細胞研究に関する知見・技術を組み合わせることで、Treg細胞療法を実用化レベルに発展させ、自己免疫疾患や臓器移植後の拒絶反応に対する根本治療の確立をめざすとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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