前場コメント No.1 ローム、ハーモニック、野村HD、北海電、キーエンス、NRI

2026/04/27(月) 11:31
★9:00  ローム-売り気配 デンソーが買収提案撤回 3社連合を選択=日経
 ローム<6963.T>が売り気配。26日付の日本経済新聞朝刊は、デンソー<6902.T>が半導体大手の同社への買収提案を撤回することがわかったと報じた。

 記事によれば、自動車の電動化が進むなか、半導体事業の拡大を見込んでいたが、同社側の賛同を得られなかったという。パワー半導体の再編は同社と東芝、三菱電機<6503.T>の連合を軸に進みそうだとしている。

 なお、デンソーの買収提案は1兆3000億円規模になる見通しと報じられていた。この報道を受けて株価は時価総額1.3兆円にあたる3200円台まで急騰。さらに、デンソーが価格を引き上げるのではとの思惑から、足元では3700円台まで上昇していた。今回買収提案の撤回が報じられたことで、売りが優勢となっている。

 デンソーも27日8時45分に、同社に対する買収提案に関する報道があったが、当該報道の内容はデンソーが発表したものではないと発表。なお、同社に対して行った株式取得に関する提案につき、同社側の賛同が得られていないことは事実とし、当該提案を取下げることを含め検討しているが、現時点で決定した事実はないとした。

 同社も27日8時45分に、一部の報道機関において、デンソーによる同社株式の取得に関する提案(以下、本提案)についての報道があったが、当該内容については、同社が発表したものではないと発表。本提案に関して、同社が現時点で賛同の意向を表明していないのは事実だが、デンソーにて対応を検討している段階であるとした。

★9:00  ハーモニック-買い気配 前期営業益を上方修正 半導体需要が寄与
 ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が買い気配。同社は24日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の15.0億円から25.0億円(前の期比416.7倍)に上方修正すると発表した。

 ロボット向けや半導体製造装置向けの売り上げが想定を上回り、工場の操業度上昇に伴う増益効果により、前回発表予想を上回る見通しとなった。
   

★9:00  野村HD-売り気配 前期最終益6%増もコンセンサス下回る
 野村ホールディングス<8604.T>が売り気配。同社は24日、26.3期通期の連結純利益(米国基準)が3621億円(前の期比6.3%増)だったと発表した。市場コンセンサスは3826億円。

 ウェルス・マネジメント部門において、ストック型ビジネスモデルが一段と加速。主要KPIが大幅に伸長し、部門設立以来過去最高益を計上した。ホールセール部門においては、すべての地域で増収を達成。部門全体に加え、グローバル・マーケッツ、インベストメント・バンキングともに過去最高収益を更新した。

 27.3期の業績予想と配当予想は、事業環境の不確実性が高いことを理由に開示していない。

 併せて、従来未定としていた26.3期の期末配当について24円(前期末は34円)に決定したと発表した。年間配当は51円(前期は57円)となる。

★9:01  北海道電力-買い気配 前期最終益を上方修正 費用減少が寄与
 北海道電力<9509.T>が買い気配。同社は24日、26.3期通期の連結純利益予想を従来の280.0億円から440.0億円(前の期比31.5%減)に上方修正すると発表した。

 石油火力稼働減や収益拡大・費用低減の取り組み、諸経費の支出時期ずれなどによる費用減少により、前回発表予想を上回る見通しとなった。

 26.3期の決算発表は4月28日の予定。
  

★9:01  キーエンス-買い気配 前期営業益8%増 北中南米やアジアが堅調
 キーエンス<6861.T>が買い気配。同社は24日、26.3期通期の連結営業利益は5958億円(前の期比8.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは5789億円。

 北中南米、アジアが全体として堅調に推移し、国内も概ね堅調だった。新商品の投入や営業体制の充実、海外での人材育成強化なども寄与した。

★9:01  NRI-売り気配 今期営業益3倍見込む 29.3期営業益2000億円目標
 野村総合研究所<4307.T>が売り気配。同社は24日、27.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を1750億円(前期比3倍)に、年間配当予想を84円(前期は77円)にすると発表した。市場コンセンサスは1797億円。
 
 26.3期通期の連結営業利益は583億円(前の期比56.8%減)だった。豪州および北米子会社におけるのれんの減損損失を計上したことが響いた。期末配当予想は従来の39円から42円に引き上げた。

 併せて、中期経営計画(27.3期~29.3期)を策定したことも発表した。最終年度の目標として、営業利益2000億円、営業利益率21.1%(26.3期実績7.2%)をめざす。事業投資は2400億円の計画。配当性向は40%を維持し、自己株式取得は機動的に実施する。ROE(自己資本利益率)は25%を目標とする。中計では、AIによるビジネス変革、デジタルセキュリティサービスの拡充などを重要テーマとする。

 なお、決算説明会で同社の柳澤花芽社長は、堅い計画と説明したと伝わっている。保守的なガイダンスを受けて、目先の材料出尽くし感から売りが出ている。

★9:01  NRI-売り気配 2100万株・700億円を上限に自社株買い 割合3.66%
 野村総合研究所<4307.T>が売り気配。同社は24日、2100万株・700億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は5月15日~8月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.66%となる。

 なお、株価は同時に発表した決算を受けて売りが優勢となっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
ピックアップニュース ピックアップ
04/28 ソフトバンクG(9984)
ソフトバンクG-大幅安 傘下アームが8%安 SOXは19日ぶり下落で連騰ストップ
04/24 ヤクルト(2267)
ヤクルト本社-急騰 ダルトンが同社に株主提案 MBOなどについても触れる
04/24 マツモト(7901)
マツモト-買い気配 赤本の英俊社とAIと過去問DB活用した「オーダーメイド教材」提供検討で基本合意
04/23 日ギア(6356)
日本ギア工業-買い気配 岡野バルブの大幅上方修正など好感 原発関連に買い
04/22 テラドローン(278A)
テラドローン-買い気配 小泉防衛相、ドローンへ投資呼びかけ=日経
マーケットデータ
日経平均 59,917.46 -619.90
TOPIX 3,772.19 +36.91
グロース250 774.22 +11.63
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ