ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り
23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では127.66円と22時時点(127.82円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが2.84%台から一時2.79%台まで上昇幅を縮小すると127.40円台まで弱含んだものの、その後は米長期金利が再び上昇したため、ドル円の売りも一服。米国株の堅調推移なども相場を下支えしたようだ。
ユーロドルは底堅い。24時時点では1.0668ドルと22時時点(1.0649ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。22時30分過ぎに1.0645ドル付近まで持ち高調整売りが入ったが、一巡後は再び下値を切り上げた。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が早期利上げの可能性を示唆したことが依然として材料視されている。
なお、ビルロワドガロー仏中銀総裁は「広範囲にわたったインフレのために、金融を正常化しなくてはならない」「インフレ率を2%に引き戻す」などの見解を示した。
ユーロ円は高値圏でのもみ合い。24時時点では136.19円と22時時点(136.12円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。ユーロ買いの流れや株高などを背景に、本日高値の136.30円に迫る水準まで値を上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:127.15円 - 128.06円
ユーロドル:1.0545ドル - 1.0688ドル
ユーロ円:134.66円 - 136.30円
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