ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り
27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では127.11円と22時時点(127.03円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りの低下を受けて126.82円付近まで弱含む場面もあったが、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたドル買いが観測されると127円台を回復した。
なお、5月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値は58.4と市場予想の59.1をわずかに下回ったが、相場への影響は限られた。
ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0711ドルと22時時点(1.0715ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。リスクオンの流れに沿って1.0750ドル付近まで上昇する場面があったものの、その後は全般にドル買いが強まった影響から1.0700ドル手前まで失速した。
ユーロ円は24時時点では136.15円と22時時点(136.12円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。米国株式相場が堅調に推移していることをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した買いが先行。一時は136.40円付近まで下値を切り上げる場面も見られた。もっとも、その後はユーロドルの失速につれて上値が重くなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:126.68円 - 127.21円
ユーロドル:1.0697ドル - 1.0765ドル
ユーロ円:135.85円 - 136.73円
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