寄り付き概況－日経平均は続落　フジメディアが大幅上昇

　28日の日経平均は続落。米国株安に加えて配当落ちの影響が300円近くあり、寄り付きは400円を超える下落。寄った後は一段と水準を切り下げる動きとなっている。米国で自動車株が大きく売られたこともあり、トヨタ<7203.T>やホンダ<7267.T>が基準値を下回って推移。指数は600円超下げて37100円台に突入する場面もあるなど、下値模索が続いている。

　業種別では全業種が下落しており、相対的に値を保っているのはゴム製品、鉱業、食料品など。主力銘柄に3月決算銘柄が少ないことが影響している。一方、輸送用機器、証券・商品先物、鉄鋼などが大きく水準を切り下げている。子会社フジテレビも含めた役員体制の変更を発表したフジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が大幅上昇。反面、今期は営業赤字の見込みとなったＪＣＲファーマ<4552.T>が急落している。



日経平均
　37205.25　-594.72
先物
　37250　-160
TOPIX
　2767.54　-47.93
出来高
　3.1億株
売買代金
　0.64兆円
騰落
　上168/下1402
グロース250指数
　 674.50　+3.64
東証REIT指数
　1715.73　-15.45
ドル円
　151.05
ユーロ円
　163.05
債券
　1.57　-0.015