後場コメント No.5  三星ベ、アトミクス、カルビー、ACCESSなど

2020/05/25(月) 15:03
★14:16  三ツ星ベルト-3日ぶり反発 前期経常益14%減 会社計画を小幅超過
 三ツ星ベルト<5192.T>が3日ぶり反発。同社は25日14時、20.3期通期の連結経常利益は76.6億円(前の期比14.4%減)だったと発表した。従来の会社計画76.0億円を小幅に上回る着地となった。工作機械などの市場の落ち込みにより一般産業用ベルトの売り上げは大幅に減少したが、経営効率化とコスト削減に取り組んだことが奏功した。

 21.3期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難のため未定とした。

★14:22  アトミクス-後場上げ幅拡大 前期営業益48%増 今期は50%減見込む
 アトミクス<4625.T>が後場上げ幅拡大。同社は25日14時に、21.3期通期の連結営業利益予想は2.1億円(前期比49.5%減)と発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で、特に上半期までは市場の環境悪化に伴い、設備投資、個人消費の減少により、減益を見込んでいる。

 併せて発表した、20.3期通期の連結営業利益は4.2億円(前の期比48.3%増)だった。塗料販売事業が、上期において道路用塗料が官公庁などの道路工事の発注が順調に推移したことなどにより、増益となったことが寄与した。

★14:25  カルビー-反発 最新鋭マザー工場新設に向けて広島県と立地協定締結
 カルビー<2229.T>が反発。同社は25日、最新鋭マザー工場新設に向けて広島県との立地協定を20日に締結したと発表した。将来的には、同県内の既存2工場の機能を新工場に移転・集約する計画。面積は同社最大規模の10万平方メートルになるとしている。
 
 新工場は、既存商品の生産に留まらず、デジタルトランスフォーメーション(DX)などの先端テクノロジー導入による技術開発や新商品の創出など、最新鋭マザー工場の役割も担うとした。2024年4月の操業開始を予定する。

★14:30  ACCESS-急騰 屋内の人の位置情報・移動履歴わかるクラウドサービス 「Linkit エリア探索」提供開始
 ACCESS<4813.T>が急騰。同社は25日に、ビーコンを活用し、屋内の人のリアルタイム位置情報や過去の移動履歴が一目でわかる法人向けクラウドサービス「Linkit エリア探索(リンクイット エリアタンサク)」の提供を開始したと発表した。

  「Linkit エリア探索」は、BLE(Bluetooth Low Energy)搭載の携帯型ビーコンと、院内や、オフィス、店舗、工場、倉庫など屋内の複数拠点に設置された専用ゲートウェイ(受信機)により、各社員のリアルタイムの位置情報や過去の移動履歴をクラウド上で記録・管理することを可能にするサービスという。1人1人の社員の現在の居場所や過去の移動履歴が瞬時にわかることから、平常時の業務効率を高めるだけでなく、ウイルス感染拡大防止策にも有用としている。


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