タカラバイオ-大幅に3日続伸 国産ワクチン開発の黒子との日経記事を材料視
タカラバイオ<4974.T>が大幅に3日続伸。27日付の日本経済新聞朝刊では、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、同社の存在感が高まっているとの特集記事を掲載しており、これが材料視されているもよう。
世界の製薬大手が新型コロナワクチンの開発を競うなか、そこに割って入ろうとする国産プロジェクトがあるとして、アンジェス<4563.T>と大阪大、そして同社などが取り組む「DNAワクチン」を取り上げている。7月から臨床試験(治験)に入り、承認申請が順調に進めば20万人分を量産するめどをつけたとのことで、来年の早い時期にも、医療現場で使えるようになると期待されているという。記事内では、同社の遺伝子「編集」技術が強みになっていると触れられており、ワクチン開発のキープレイヤーになるとの見方から買いを集めている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ