ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調
2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では109.27円と22時時点(109.53円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。7月米ISM製造業景気指数が59.5と予想の60.8を下回ったことを受けて円買い・ドル売りが先行。前週末の安値109.36円や一目均衡表雲の下限109.30円を下抜けて一時109.23円まで値を下げた。米長期金利の指標である米10年債利回りが1.17%台まで低下したことも相場の重し。
ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.1878ドルと22時時点(1.1873ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入った半面、欧州長期金利の低下に伴うユーロ売り・ドル買いが出たため、相場は方向感が出なかった。市場では独30年債利回りが2月以来約半年ぶりにマイナスとなったことが話題となっている。
ユーロ円はさえない。24時時点では129.79円と22時時点(130.05円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出て、23時30分過ぎに一時129.76円と日通し安値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:109.23円 - 109.77円
ユーロドル:1.1859ドル - 1.1897ドル
ユーロ円:129.76円 - 130.42円
関連ニュース
為替の最新ニュース
関連コンテンツ