前場コメント No.3 第一三共、住友化学、総医研、丹青社、豊田合成など
★9:02 第一三共－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 9月に新薬カタリスト
第一三共<4568.T>が5日続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、9月に新薬カタリストと注目。投資判断「Overweight」を再確認、目標株価を7350円→8000円と引き上げた。
目標株価増額はDS-1062の長期予想増額が理由。9月10日のWCLCでのPh1追加データ公表が、株価カタリストになると考えられる。
9月10日のWCLC学会で、DS-1062（NSCLC 3L）、U3-1402（Tagrisso抵抗性NSCLC）のPh1結果がアップデートの予定。学会アブストラクトは8月21日に公表。6月のASCO学会で話題となったPh1の追加情報。その後も、2Q発表時に通期ガイダンスの上方修正、12月17日にはR&D説明会とカタリストは多いと指摘。
第一三共<4568.T>が5日続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、9月に新薬カタリストと注目。投資判断「Overweight」を再確認、目標株価を7350円→8000円と引き上げた。
目標株価増額はDS-1062の長期予想増額が理由。9月10日のWCLCでのPh1追加データ公表が、株価カタリストになると考えられる。
9月10日のWCLC学会で、DS-1062（NSCLC 3L）、U3-1402（Tagrisso抵抗性NSCLC）のPh1結果がアップデートの予定。学会アブストラクトは8月21日に公表。6月のASCO学会で話題となったPh1の追加情報。その後も、2Q発表時に通期ガイダンスの上方修正、12月17日にはR&D説明会とカタリストは多いと指摘。
★9:03 住友化学－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 石油化学と健康・農業関連を下方修正
住友化学<4005.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、石油化学と健康・農業関連を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は510円→480円と引き下げた。
「Neutral」とする理由は、石化製品やメチオニン、農薬需要が弱い中で、同社の業績拡大が見込み難いと考えるため。足元で石化誘導品の需要は弱く、同社が高いエクスポージャーを有するアジアのオレフィン需要も軟調が続いている。また、主力のメチオニン事業をはじめ、健康・農業関連事業の低調も際立っており、今20.3期1Q（4～6月）は営業損失に陥った。偏光板の需給バランスはタイトに推移しており、同社の強みである情報電子化学事業は堅調に推移している。しかし、全社として業績モメンタムが減速している局面であり、強気の投資スタンスは取りづらいとした。
住友化学<4005.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、石油化学と健康・農業関連を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は510円→480円と引き下げた。
「Neutral」とする理由は、石化製品やメチオニン、農薬需要が弱い中で、同社の業績拡大が見込み難いと考えるため。足元で石化誘導品の需要は弱く、同社が高いエクスポージャーを有するアジアのオレフィン需要も軟調が続いている。また、主力のメチオニン事業をはじめ、健康・農業関連事業の低調も際立っており、今20.3期1Q（4～6月）は営業損失に陥った。偏光板の需給バランスはタイトに推移しており、同社の強みである情報電子化学事業は堅調に推移している。しかし、全社として業績モメンタムが減速している局面であり、強気の投資スタンスは取りづらいとした。
★9:03 総医研－売り気配 今期営業益2％増見込みも市場コンセンサス下回る
総医研ホールディングス<2385.T>が売り気配。同社は16日、20.6期通期の連結営業利益予想を8.8億円（前期比1.5％増）だと発表した。市場コンセンサスは13億円。
化粧品事業の売上高が、越境EC向け商品のラインナップの拡充や中国における輸入許可の取得による販路の多様化によりさらに伸びる見通しであり、また、健康補助食品事業においても、需要期である夏場を中心として積極的な広告宣伝活動を展開する予定であることから、販売が増加するとしている。
19.6期通期の連結営業利益は8.7億円（前の期比2.7倍）だった。生体評価システム事業で糖尿病領域の医師主導型臨床研究の支援業務や食品の有効性に関する臨床評価試験の受託手数料が堅調で、前期セグメント損失から黒字に転換したことが寄与した。ヘルスケアサポート事業、健康補助食品事業も好調だった。
総医研ホールディングス<2385.T>が売り気配。同社は16日、20.6期通期の連結営業利益予想を8.8億円（前期比1.5％増）だと発表した。市場コンセンサスは13億円。
化粧品事業の売上高が、越境EC向け商品のラインナップの拡充や中国における輸入許可の取得による販路の多様化によりさらに伸びる見通しであり、また、健康補助食品事業においても、需要期である夏場を中心として積極的な広告宣伝活動を展開する予定であることから、販売が増加するとしている。
19.6期通期の連結営業利益は8.7億円（前の期比2.7倍）だった。生体評価システム事業で糖尿病領域の医師主導型臨床研究の支援業務や食品の有効性に関する臨床評価試験の受託手数料が堅調で、前期セグメント損失から黒字に転換したことが寄与した。ヘルスケアサポート事業、健康補助食品事業も好調だった。
★9:03 丹青社－もみ合い 20.1期上期営業益は3割減益の20億円強 日経報道
丹青社<9743.T>がもみ合い。17日付けの日本経済新聞朝刊は、同社の2019年2～7月期の連結営業利益は20億円強と前年同期比で3割ほどの減益となったようだと報じた。
記事によれば、前年同期に文化施設の大型工事が収益を押し上げた反動が出たという。小売店の工事はアパレル関連の受注が振るわなかった。人件費など販管費も膨らんだ。19年2～7月期の決算発表は9月10日を予定。20年1月期通期の営業利益は54億円と3年連続での過去最高を見込むとしている。
丹青社<9743.T>がもみ合い。17日付けの日本経済新聞朝刊は、同社の2019年2～7月期の連結営業利益は20億円強と前年同期比で3割ほどの減益となったようだと報じた。
記事によれば、前年同期に文化施設の大型工事が収益を押し上げた反動が出たという。小売店の工事はアパレル関連の受注が振るわなかった。人件費など販管費も膨らんだ。19年2～7月期の決算発表は9月10日を予定。20年1月期通期の営業利益は54億円と3年連続での過去最高を見込むとしている。
★9:03 豊田合成－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 中期成長シナリオは変更不要
豊田合成<7282.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、1Qの進ちょく率は低く見えるが、中期成長シナリオは変更不要とみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2600円→2500円と引き下げた。
「系列外拡販の進展及び素材革新による事業領域拡大」という従来からの強気シナリオに変更はなし。軽量化要請の高まりによる樹脂化やトヨタ外拡販の進展などにより、セクター内で相対的に強い利益成長が期待可能にも関わらず、株価は評価不足と考えられる。
今20.3期営業利益予想は会社計画をやや下回る水準へ下方修正するとしたが、トヨタ自動車を含む車両生産台数前提の引き下げや8月以降為替前提の105円/ドル（従来110円）への変更が主因。1Q（4～6月）営業利益はコンセンサスを大幅に下回ったが、金型利益の減少が大きく、おおむね会社計画線での着地のもようとした。
豊田合成<7282.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、1Qの進ちょく率は低く見えるが、中期成長シナリオは変更不要とみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2600円→2500円と引き下げた。
「系列外拡販の進展及び素材革新による事業領域拡大」という従来からの強気シナリオに変更はなし。軽量化要請の高まりによる樹脂化やトヨタ外拡販の進展などにより、セクター内で相対的に強い利益成長が期待可能にも関わらず、株価は評価不足と考えられる。
今20.3期営業利益予想は会社計画をやや下回る水準へ下方修正するとしたが、トヨタ自動車を含む車両生産台数前提の引き下げや8月以降為替前提の105円/ドル（従来110円）への変更が主因。1Q（4～6月）営業利益はコンセンサスを大幅に下回ったが、金型利益の減少が大きく、おおむね会社計画線での着地のもようとした。
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