〔Market Flash〕豪ドルは中国懸念との連動を断ち切れるか~大和

2019/08/19(月) 13:18
【13:15】豪ドルは中国懸念との連動を断ち切れるか~大和  大和証券の為替リポートでは豪ドルについて考察している。豪ドルは中国の代替投資先とみなされ、米中貿易摩擦や中国景気の鈍化観測が強まるにつれて下値を切り下げた。7月下旬以降、中国の景気減速懸念が台頭し、8月に入ると米中の対立激化や人民元の7元突破などを受けて豪ドル売りが加速しており、しばらくは米中対立に敏感な展開が続きくと大和では考えている。一方、思惑に振り回されず、豪中関係を反映する動きが出てくれば、豪ドルは反発に向かうと予想している。足元で進んだ豪ドル安は、輸出競争力の改善や観光客による消費拡大など景気を下支えする要因でもあると指摘。資源輸出の拡大に伴い、豪州の貿易黒字は過去最高の80億豪ドルへと拡大しており、豪ドルは実需面から下支えされると見込んでいる。 【10:30】7月の中国の光ケーブル生産量は10%減もマイナス幅は縮小~SMBC日興  SMBC日興証券では非鉄・電線セクターに関して、セクターへの影響も大きい中国の光ケーブル動向についてリポートしている。7月の中国の光ケーブル生産量は、前年同月比10.1%減と減少基調が続いた。しかし、6月の15.1%減、5月の20.8%減、4月の36.6%減よりはマイナス幅が縮小したとのこと。中国の通信事業者が2019年の光ファイバー調達量の削減、調達価格の大幅値下げを行なったことは既に報じられており、弱い数字にサプライズはないとSMBC日興では判断している。また、数量の減少幅は縮小していることから、大底は近いかもしれないとコメントしている。 【9:35】生保セクターは当面様子見~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、 生保セクターは当面様子見と考えている。1Q決算にはサプライズはなかったとみており、2Qでも急にポジティブ要因が出てくるとは考えにくく、各社の商品販売の回復状況を見極める段階になると判断している。財務会計利益がキャピタルゲインや米国と豪州の金利動向に大きく影響を受ける第一生命<8750>でも、急回復は考えにくいとコメント。かんぽ生命<7181>は財務会計利益に懸念はないとみているが、不適切販売への対応が当面の課題と考えている。経営が最も安定しており、当面の新契約やリスクマネジメント面での不安も少ないソニーフィナンシャル<8729>は、バリュエーションが相対的に高すぎると指摘している。
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