前場コメント No.3 フライトHD、SMC、菱洋エレクトロ、明電舎、ヒューマンメタボロームなど

2019/08/23(金) 11:30
★9:04  フライトHD-買い気配 JASPASと資本提携 商店街活性化とキャッシュレス推進へ
 フライトホールディングス<3753.T>が買い気配。同社は22日に、子会社のフライトシステムコンサルティング(東京都渋谷区)が、自由が丘の街を中心に各地の商店街連合会や各種団体と連携して決済代行事業を行なっているJASPAS(東京都目黒区)の株式を取得し、資本提携すると発表した。
 中堅・中小事業者向けにビジネス領域を拡大するにあたり、今回JASPASと協業し地域密着型で同社決済ソリューションを展開することになった。同社でこれまで培ってきた決済ノウハウと、JASPASの街や店舗へ提案して行くノウハウを融合することで、商店街の活性化とキャッシュレス推進を実施するとしている。

★9:04  SMC-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 高い総合力は健在
 SMC<6273.T>が底堅い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、相対的に底堅い業績が続いており、高い総合力は健在と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は44000円→46000円と引き上げた。
 自動化投資の拡大や市場シェア上昇により、構造的な業績成長が続くというシナリオに変更はなし。業績予想は為替前提を変更(ドル110→105円、ユーロ125→120円)するが、今20.3期1Q(4~6月)実績の売上高、営業利益が従来予想を上回ったため、販売予想を引き上げ、営業利益予想を上方修正。
 貿易摩擦による需要減速、半導体の設備投資悪化など、1Qは厳しい事業環境が続いたが、減益率(前年比26%減)は同業他社よりも相対的に軽微。食品、医療、EVなど幅広い用途における堅調な需要が半導体やアジアの需要減速を補っていること、固定費がコントロールされていることが底堅い業績につながっている。高い総合力は健在と評価。

★9:04  菱洋エレクトロ-3日ぶり反発 上期営業益を上方修正 パソコン向けソフトウェアが堅調
 菱洋エレクトロ<8068.T>が3日ぶり反発。同社は22日に、20.1期上期(2-7月)の連結営業損益予想を従来の8.5億円から10.6億円(前期比34.0%増)に引き上げると発表した。
 Windows7のサポート終了や消費増税を控え、パソコン向けソフトウェアが堅調に推移したほか、前期後半から立ち上がったテレビ向け案件についても想定以上の拡大がみられたことから、売上高が当初予想を上回る見通しとなったことが寄与する。

★9:04  明電舎-大和が目標株価引き上げ 今期は社会インフラに追い風 来期はEV事業拡大へ
 明電舎<6508.T>が続伸。大和証券では、今期は社会インフラに追い風、来期はEV事業拡大へとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2000円→2100円と引き上げた。
 1Q実績は売上高381億円(前年比-2%)、営業利益-36億円(同赤拡)。上期計画に対して売上高、利益の進ちょくがスローに見えるが、受注高は751億円(同+32%)と好調。大和の営業利益予想は19年度:115億円(同+11%、従来110億円)→20年度:138億円(同+20%、133億円)→21年度:145億円(同+5%、140億円)。イームル工業連結化・工事進行基準見直し(従来10億円以上の案件に適用→3億円以上に変更)の影響を織り込んだことを除けば、従来予想から大きな変更はなし。今期は社会インフラで不採算なく収益を改善できるかが計画達成のカギ。来期は真空コンデンサの需要回復、EV事業の新規案件寄与を追い風に2割増益を想定。21年3月から中国新工場が量産開始の予定であり、再来期以降もEV事業の拡大基調が続くと考えているとした。

★9:05  ヒューマンメタボローム-反発 来期にも営業黒字化へ 日経報道
 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090.T>が反発。23日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が2021年6月期にも連結営業損益を黒字にする計画だと報じた。
 食品会社などからアミノ酸など代謝成分の解析を請け負う。19年6月期は5億2600万円の営業赤字だが、海外の製薬会社などから代謝成分の解析サービスの受注を伸ばし収益を改善するとしている。


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