〔Market Flash〕年度末までの株価見通しは変わらず~野村

2019/09/17(火) 10:30
【10:30】年度末までの株価見通しは変わらず~野村  野村証券のマンスリー・ストラテジーリポートでは、日経平均の予想値に関して、19年12月末、20年3月末ともに22500円を維持している。米国景気がリセッションに陥らない限り円高余地は小さく、業績・バリュエーションの下振れリスクも限定的と予想している。10月末までは、いったん内需株を積み増す好機とみている。また、米長期金利がコモディティ価格の映し出す景況感からすでに大きく下方かい離している点に注目しており、金融セクターの調整余地が狭まっていることを意味している可能性があるとコメントしている。 【9:30】利下げはなお保険、9月後に予断与えず~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では9月のFOMCについてシュミレーションしており、FRBは25bpの利下げを実施すると予想している。利下げは依然としてリスクへの保険との位置づけで、米中協議の不透明感ゆえに積極利下げを示唆することはないと考えている。パウエル議長が8月雇用統計後も「労働市場はなお力強い」としたのは、50bp利下げへのけん制と判断している。また、直前の発言からローゼングレン総裁は据え置き、ブラード総裁は50bp利下げを主張して反対する公算が高いとみている。19年のドット中央値に関しては、25bp×3回利下げを予想している。 【8:45】寄り前気配はスクエニHD、日梱包、マツモトキヨ 、石油資源が高い気配値  主力株の寄り前気配では、スクエニHD<9684> +7.35%、日梱包<9072> +7.15%、マツモトキヨ <3088> +7.01%、石油資源<1662> +6.77%、国際帝石<1605> +5.77%、JX<5020> +4.93%、百五銀<8368> +4.86%、栗田工<6370> +4.80%、出光興産<5019> +4.72%、住友林<1911> +4.28%などが高い気配値。  一方、サンドラッグ<9989>-13.96%、ミスミG<9962>-12.01%、井関農<6310>-11.26%、川崎船<9107>-11.23%、ネクソン<3659>-10.06%、エア・ウォー <4088> -9.69%、郵船<9101> -7.91%、ミネベア<6479> -7.11%、積水化<4204> -6.58%、日油<4403> -6.54%などが安い気配値となっている。
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