前場コメント No.17 ツルハ、エイジス、村上開明堂、アンジェス、荏原など
★10:58 ツルハ－大幅反落 1Q決算は再度強い増益基調を確認 好印象 「買い（CL）」継続
ツルハホールディングス<3391.T>が5日ぶり大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、1Q決算では再度強い増益基調を確認でき、好印象と判断。投資判断「買い（コンビクション・リスト）」を継続、目標株価を12200円→13200円と引き上げた。
今20.5期1Q営業利益は前年比12％増の126億円。同社は四半期ごとの計画は開示していないが、粗利益が社内計画を上回り、営業利益は好調な推移であったと決算説明会でコメント。ＧＳでは主要子会社のうち、ツルハを除く4社では2ケタ％の営業増益を達成し、順調なスタートを切ったと考えるとした。
ツルハにおいては、販管費の伸び率（前年比7％増）が増収率（同5％増）を上回ったが、人件費の伸び率は前期よりも抑制できていることに加え、下期からは店舗作業効率改善効果（シフト作成支援システム、自動発注の導入）が発現する可能性が説明会で示唆された。薬価改定2年目には再度強い増益基調となる点を確認できたことに加え、調剤/物販の販売好調と粗利益率の改善もみられ、好印象と評価。
ツルハホールディングス<3391.T>が5日ぶり大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、1Q決算では再度強い増益基調を確認でき、好印象と判断。投資判断「買い（コンビクション・リスト）」を継続、目標株価を12200円→13200円と引き上げた。
今20.5期1Q営業利益は前年比12％増の126億円。同社は四半期ごとの計画は開示していないが、粗利益が社内計画を上回り、営業利益は好調な推移であったと決算説明会でコメント。ＧＳでは主要子会社のうち、ツルハを除く4社では2ケタ％の営業増益を達成し、順調なスタートを切ったと考えるとした。
ツルハにおいては、販管費の伸び率（前年比7％増）が増収率（同5％増）を上回ったが、人件費の伸び率は前期よりも抑制できていることに加え、下期からは店舗作業効率改善効果（シフト作成支援システム、自動発注の導入）が発現する可能性が説明会で示唆された。薬価改定2年目には再度強い増益基調となる点を確認できたことに加え、調剤/物販の販売好調と粗利益率の改善もみられ、好印象と評価。
★11:03 ヒューマンメタボローム－反発 子会社が研究用受託サービス開始
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090.T>が反発。同社は17日に、子会社であるＨＭＴバイオメディカル（神奈川県横浜市）が、 研究用受託サービスを開始すると発表した。
エクソソーム精製受託サービスでは、高純度、インタクト（エクソソームの形状を保った）、高品質なエクソソーム精製を受託サービスとして提供することにより、バイオマーカーの宝庫として注目を浴びているエクソソーム研究を支援する。
また、同社の研究対象疾患である大うつ病性障害のバイオマーカー候補の1つであるリン酸エタノールアミンに係る、研究用測定受託サービスの提供も開始する。
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090.T>が反発。同社は17日に、子会社であるＨＭＴバイオメディカル（神奈川県横浜市）が、 研究用受託サービスを開始すると発表した。
エクソソーム精製受託サービスでは、高純度、インタクト（エクソソームの形状を保った）、高品質なエクソソーム精製を受託サービスとして提供することにより、バイオマーカーの宝庫として注目を浴びているエクソソーム研究を支援する。
また、同社の研究対象疾患である大うつ病性障害のバイオマーカー候補の1つであるリン酸エタノールアミンに係る、研究用測定受託サービスの提供も開始する。
★11:05 エイジス－大幅に続落 8月度の売上高は3％減 8カ月ぶりのマイナス
エイジス<4659.T>が大幅に続落。同社は17日、8月度の連結売上高が前年同月比3.0％減少したと発表した。前年同期比では8カ月ぶりのマイナスとなった。
エイジス<4659.T>が大幅に続落。同社は17日、8月度の連結売上高が前年同月比3.0％減少したと発表した。前年同期比では8カ月ぶりのマイナスとなった。
★11:13 村上開明堂－一時ストップ高 魔法瓶構造を用いた貯湯式ヒーテッドウォッシャーをトヨタに供給
村上開明堂<7292.T>が一時ストップ高。同社は17日、ウォッシャー液を加熱・保温しフロントウィンドウの霜を素早く取り除く世界初の貯湯式「ヒーテッドウォッシャー」をトヨタ自動車<7203.T>の新型カローラに向けて供給すると発表した。同社はヒーテッドウォッシャーの他車種への搭載を含むさらなる拡販に向けて取り組むとしている。
村上開明堂<7292.T>が一時ストップ高。同社は17日、ウォッシャー液を加熱・保温しフロントウィンドウの霜を素早く取り除く世界初の貯湯式「ヒーテッドウォッシャー」をトヨタ自動車<7203.T>の新型カローラに向けて供給すると発表した。同社はヒーテッドウォッシャーの他車種への搭載を含むさらなる拡販に向けて取り組むとしている。
★11:14 アンジェス－エースが目標株価引き下げ 中期業績予想を見直し
アンジェス<4563.T>が反落。エース経済研究所では、中期業績予想を見直し。投資判断「中立」を継続、目標株価は850円→750円と引き下げた。
エースでは1回100万円、患者数1000人と想定していたため、今回の薬価をややネガティブに見ているとしたが、米国治験という次のステップが見えてきたことをポジティブに評価。年商12億円なら、同社の営業利益寄与は2億円～3億円程度となる見込み。当初は今年5月に薬価が決まるはずだったのが、3カ月以上延びた理由について、会社側は販売準備に時間を要したためとしている。エースでは薬価交渉が背景にあると見ているとした。
アンジェス<4563.T>が反落。エース経済研究所では、中期業績予想を見直し。投資判断「中立」を継続、目標株価は850円→750円と引き下げた。
エースでは1回100万円、患者数1000人と想定していたため、今回の薬価をややネガティブに見ているとしたが、米国治験という次のステップが見えてきたことをポジティブに評価。年商12億円なら、同社の営業利益寄与は2億円～3億円程度となる見込み。当初は今年5月に薬価が決まるはずだったのが、3カ月以上延びた理由について、会社側は販売準備に時間を要したためとしている。エースでは薬価交渉が背景にあると見ているとした。
★11:22 荏原－ＣＳが目標株価引き下げ 株価の出遅れ感は著しいとの見方
荏原<6361.T>が小安い。クレディ・スイス証券では、株価の出遅れ感は著しいと判断し、投資評価「Outperform」を継続した。目標株価は4000円→3300円と引き下げた。
株式市場が懸念した精密・電子事業の下振れを理由に、同社は今2Q決算と併せて今通期計画の下方修正を発表、株価下落に拍車がかかった。オイル＆ガス関連である横河電機（6841）やSPE関連の東京エレクトロン（8035）と比較しても、荏原の株価の出遅れ感は著しい。株価材料に欠けるが、売られすぎとの認識とした。
今19.12期営業利益予想を337億円から270億円（会社計画280億円）、来20.12期予想を380億円から320億円、21.12期予想も453億円から380億円へ減額修正。円高進行に加え、メモリー向けを中心としたCMPなどを扱う精密・電子事業の大幅な下振れ前提が主因。今3Q（7～9月）営業利益は同29％減の41億円を予想。
荏原<6361.T>が小安い。クレディ・スイス証券では、株価の出遅れ感は著しいと判断し、投資評価「Outperform」を継続した。目標株価は4000円→3300円と引き下げた。
株式市場が懸念した精密・電子事業の下振れを理由に、同社は今2Q決算と併せて今通期計画の下方修正を発表、株価下落に拍車がかかった。オイル＆ガス関連である横河電機（6841）やSPE関連の東京エレクトロン（8035）と比較しても、荏原の株価の出遅れ感は著しい。株価材料に欠けるが、売られすぎとの認識とした。
今19.12期営業利益予想を337億円から270億円（会社計画280億円）、来20.12期予想を380億円から320億円、21.12期予想も453億円から380億円へ減額修正。円高進行に加え、メモリー向けを中心としたCMPなどを扱う精密・電子事業の大幅な下振れ前提が主因。今3Q（7～9月）営業利益は同29％減の41億円を予想。
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