後場コメント No.4 東電力HD、サーラ、日電子
★15:10 東京電力HD-大幅高 千葉印西エリア変電所のアナリスト向け見学会を材料視か
東京電力ホールディングス<9501.T>が大幅高。同社傘下の東京電力パワーグリッド(以下、東電PG)が7日に、データセンター(DC)立地が多い千葉県印西市に新設した千葉印西変電所などの現場見学会をアナリスト・機関投資家向けに実施したことが材料視されているもよう。
みずほ証券による8日付のレポートによれば、工法の工夫などで大幅な工期短縮を実現してDCからの旺盛な接続需要に応えるための系統増強を実現してきたが、さらなる需要増への対応については、機器の納期長期化や働き方改革などもあって工事対応が長期化する可能性がある点が課題とした。また、同エリアではDCの申し込みが殺到しており、東電PGでは既存供給力がこれまで0.5ギガワットだったものを2.3ギガワットまで拡張する計画であることなどが説明された。
DC向けの旺盛な電力需要による業績期待から、株価も買われているようだ。
東京電力ホールディングス<9501.T>が大幅高。同社傘下の東京電力パワーグリッド(以下、東電PG)が7日に、データセンター(DC)立地が多い千葉県印西市に新設した千葉印西変電所などの現場見学会をアナリスト・機関投資家向けに実施したことが材料視されているもよう。
みずほ証券による8日付のレポートによれば、工法の工夫などで大幅な工期短縮を実現してDCからの旺盛な接続需要に応えるための系統増強を実現してきたが、さらなる需要増への対応については、機器の納期長期化や働き方改革などもあって工事対応が長期化する可能性がある点が課題とした。また、同エリアではDCの申し込みが殺到しており、東電PGでは既存供給力がこれまで0.5ギガワットだったものを2.3ギガワットまで拡張する計画であることなどが説明された。
DC向けの旺盛な電力需要による業績期待から、株価も買われているようだ。
★15:13 サーラコーポ-後場マイナス転換 上期経常益6.4%減 デリバティブ評価損などが響く
サーラコーポレーション<2734.T>が後場マイナス転換。同社は8日15時、25.11期上期(12-5月)の連結経常利益は57.3億円(前年同期比6.4%減)だったと発表した。
エネルギー&ソリューションズ事業をはじめ各セグメントで増収となったものの、為替相場の変動などにより、為替予約に係るデリバティブ評価損4億3000万円を営業外費用に計上したことなどが響き、経常減益となったとしている。
サーラコーポレーション<2734.T>が後場マイナス転換。同社は8日15時、25.11期上期(12-5月)の連結経常利益は57.3億円(前年同期比6.4%減)だったと発表した。
エネルギー&ソリューションズ事業をはじめ各セグメントで増収となったものの、為替相場の変動などにより、為替予約に係るデリバティブ評価損4億3000万円を営業外費用に計上したことなどが響き、経常減益となったとしている。
★15:15 日本電子-MSMUFGが新規「Equal-weight」 主役はマスク描画装置から電子顕微鏡へ
日本電子<6951.T>が3日続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、主役はマスク描画装置から電子顕微鏡と予想。投資判断は新規に「Equal-weight」とし、目標株価4100円でカバレッジを開始した。
MSMUFGでは、成長期待の高かったマルチビームマスク描画装置は市場要因による低迷が続いており、今後さらにシェア低下も見込まれることから26.3~27.3期は業績伸び悩みを予想している。一方、高度な観察・分析ニーズの増大を背景に電子顕微鏡事業では市場拡大が続いており、会社は工場新棟2基への大型投資も決定。この先新規に半導体向け市場への事業拡大も進む見通しであり、新棟の売り上げ貢献が始まる28.3期以降、電子顕微鏡の成長が全社業績をけん引するとみている。
日本電子<6951.T>が3日続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、主役はマスク描画装置から電子顕微鏡と予想。投資判断は新規に「Equal-weight」とし、目標株価4100円でカバレッジを開始した。
MSMUFGでは、成長期待の高かったマルチビームマスク描画装置は市場要因による低迷が続いており、今後さらにシェア低下も見込まれることから26.3~27.3期は業績伸び悩みを予想している。一方、高度な観察・分析ニーズの増大を背景に電子顕微鏡事業では市場拡大が続いており、会社は工場新棟2基への大型投資も決定。この先新規に半導体向け市場への事業拡大も進む見通しであり、新棟の売り上げ貢献が始まる28.3期以降、電子顕微鏡の成長が全社業績をけん引するとみている。
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