後場コメント No.5 電通国際情報サービス、クラレ、クレハ、不二精機、日本新薬など
★13:28 ＩＳＩＤ－小高い 東大と人工市場シミュレーション環境をクラウド上に構築
電通国際情報サービス<4812.T>が小高い。同社は11月14日、東京大学大学院工学系研究科和泉研究室と、エージェント・ベース・モデル（ABM）を用いた人工市場のシミュレーション環境を、日本マイクロソフト、Cloudera,Inc.、Simudyne Ltd.の協力を得て、クラウド上に構築したと発表した。
大規模な並列分散処理環境が不可欠なABMによるシミュレーションを、オープンなクラウド環境で実行可能とする試み。今後、このシステムを活用し、市場リスク分析など金融分野へのABMの応用に向けた共同研究を進めていくとした。
電通国際情報サービス<4812.T>が小高い。同社は11月14日、東京大学大学院工学系研究科和泉研究室と、エージェント・ベース・モデル（ABM）を用いた人工市場のシミュレーション環境を、日本マイクロソフト、Cloudera,Inc.、Simudyne Ltd.の協力を得て、クラウド上に構築したと発表した。
大規模な並列分散処理環境が不可欠なABMによるシミュレーションを、オープンなクラウド環境で実行可能とする試み。今後、このシステムを活用し、市場リスク分析など金融分野へのABMの応用に向けた共同研究を進めていくとした。
★13:33 クラレ－ＳＢＩが目標株価引き上げ 光学フィルムの需要回復とエバールのシェア回復に期待
クラレ<3405.T>が続落。ＳＢＩ証券では、光学フィルムの需要回復とエバールのシェア回復に期待。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1270円→1400円と引き上げた。
同社の収益源である光学用ポバールフィルムは、大型ディスプレイ向け需要が堅調だったものの、1Qに発生した生産トラブルおよび2Qでの偏光板メーカーの在庫調整影響で、上期の販売数量が前年同期比横ばいにとどまったと推定。下期は液晶パネルの在庫調整の影響により、前年同期比5％程度の減少をＳＢＩでは予想。
フィルムは、汎用品の価格低下を単価の高い薄膜品の販売構成比上昇によりカバーし、平均単価を維持していると推察。2020年に向けては、液晶パネルの在庫調整が進展すると予想されるなか、大型液晶パネル向けの超超広幅ラインの新規稼働効果による数量増が見込まれる。同社のもう1つの収益源であるエバールは火災事故でシェアが低下したが、来年にはシェア回復が期待されるとした。
クラレ<3405.T>が続落。ＳＢＩ証券では、光学フィルムの需要回復とエバールのシェア回復に期待。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1270円→1400円と引き上げた。
同社の収益源である光学用ポバールフィルムは、大型ディスプレイ向け需要が堅調だったものの、1Qに発生した生産トラブルおよび2Qでの偏光板メーカーの在庫調整影響で、上期の販売数量が前年同期比横ばいにとどまったと推定。下期は液晶パネルの在庫調整の影響により、前年同期比5％程度の減少をＳＢＩでは予想。
フィルムは、汎用品の価格低下を単価の高い薄膜品の販売構成比上昇によりカバーし、平均単価を維持していると推察。2020年に向けては、液晶パネルの在庫調整が進展すると予想されるなか、大型液晶パネル向けの超超広幅ラインの新規稼働効果による数量増が見込まれる。同社のもう1つの収益源であるエバールは火災事故でシェアが低下したが、来年にはシェア回復が期待されるとした。
★13:39 クレハ－ＳＢＩが目標株価引き上げ 中堅化学セクターのトップピックとして推奨
クレハ<4023.T>が続落。ＳＢＩ証券では、中堅化学セクターのトップピックとして推奨。投資判断「買い」を継続、目標株価は7700円→9000円と引き上げた。
同社は通期営業利益計画を25億円上方修正した。この要因は、期初見込んでいなかった新規連結による割安購入益（15億円）とボトル事業譲渡益（12億円）の計上。ＳＢＩでは今回、実質のセグメント別営業利益を19年度と20年度でそれぞれ5億円、21年度で10億円増額。化学製品は医薬品の新剤形による販売増、樹脂製品は家庭用ラップの上振れ、建設関連は大型案件の寄与などが増額の要因。一方、機能製品はPGA（ポリグリコール酸）のＳＢＩ予想営業利益を19年度3億円、20年度と21年度でそれぞれ2億円ずつ減額修正。ＳＢＩでは、PGAの営業利益は19年度4億円、20年度13億円、21年度20億円と予想しているとした。
クレハ<4023.T>が続落。ＳＢＩ証券では、中堅化学セクターのトップピックとして推奨。投資判断「買い」を継続、目標株価は7700円→9000円と引き上げた。
同社は通期営業利益計画を25億円上方修正した。この要因は、期初見込んでいなかった新規連結による割安購入益（15億円）とボトル事業譲渡益（12億円）の計上。ＳＢＩでは今回、実質のセグメント別営業利益を19年度と20年度でそれぞれ5億円、21年度で10億円増額。化学製品は医薬品の新剤形による販売増、樹脂製品は家庭用ラップの上振れ、建設関連は大型案件の寄与などが増額の要因。一方、機能製品はPGA（ポリグリコール酸）のＳＢＩ予想営業利益を19年度3億円、20年度と21年度でそれぞれ2億円ずつ減額修正。ＳＢＩでは、PGAの営業利益は19年度4億円、20年度13億円、21年度20億円と予想しているとした。
★13:43 不二精機－後場急騰 通期営業益を上方修正 精密金型が医療機器向けに好調
不二精機<6400.T>が後場急騰。同社は14日13時30分、19.12期通期の連結営業利益予想を従来の3.6億円から4.0億円（前期比5.3％減）に引き上げると発表した。
精密金型事業で医療機器用を中心に受注が高い水準で推移したことから前回予想を上回る見込みとしている。
併せて発表した19.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は3.0億円（前年同期比16.7％減）だった。
不二精機<6400.T>が後場急騰。同社は14日13時30分、19.12期通期の連結営業利益予想を従来の3.6億円から4.0億円（前期比5.3％減）に引き上げると発表した。
精密金型事業で医療機器用を中心に受注が高い水準で推移したことから前回予想を上回る見込みとしている。
併せて発表した19.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は3.0億円（前年同期比16.7％減）だった。
★13:48 日本新薬－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 競合プログラム停止/中止はポジティブ
日本新薬<4516.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、DMDでの相次ぐ競合プログラム停止/中止はポジティブと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を11000円→12000円と引き上げた。
現地時間11月12日朝、Solid Biosciencesがデュシェンヌ型筋ジストロフィ（DMD）を対象にP1/2を進めていた遺伝子治療プログラムIGNITE-DMDが、Clinical Holdを受けたことが発表された。理由は急性腎障害や血小板減少などの重篤な有害事象。また、11月6日にはRocheがP2/3を進めていたRG6206について、無益性中止を発表。
これらは日本新薬が日米で申請済みのNS-065（エクソン53スキッピング）とは作用機序が異なるものの、競合になり得るプログラムが続いて停止/中止となったことはポジティブと考えるべきであるとした。
日本新薬<4516.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、DMDでの相次ぐ競合プログラム停止/中止はポジティブと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を11000円→12000円と引き上げた。
現地時間11月12日朝、Solid Biosciencesがデュシェンヌ型筋ジストロフィ（DMD）を対象にP1/2を進めていた遺伝子治療プログラムIGNITE-DMDが、Clinical Holdを受けたことが発表された。理由は急性腎障害や血小板減少などの重篤な有害事象。また、11月6日にはRocheがP2/3を進めていたRG6206について、無益性中止を発表。
これらは日本新薬が日米で申請済みのNS-065（エクソン53スキッピング）とは作用機序が異なるものの、競合になり得るプログラムが続いて停止/中止となったことはポジティブと考えるべきであるとした。
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