前場コメント No.1 キヤノン電、信越化、栄研化、オービック、エムスリーなど
★9:00 キヤノン電子－3日続落 今期営業益39％減見込む 前期は15％減で着地
キヤノン電子<7739.T>が3日続落。同社は28日に、20.12期通期の連結営業利益予想は49.3億円（前期比39.0％減）と発表した。宇宙関連分野ではこれまで開発を進めてきた超小型人工衛星だけでなく、小型ロケットの打上げについても事業化へ向けた準備を進める。また、従来にも増して全社員の持てる力を最大限に結集し、質の創造を強力に推進するとしている。
併せて発表した、19.12期通期の連結営業利益は80.8億円（前の期比15.0％減）だった。コンポーネントセグメントが、カメラ部品やレーザースキャナーユニットの売り上げが減少したことなどにより、減益となった。その他セグメントが、スペースワンにおける小型ロケット打ち上げサービスの事業化へ向けた準備費用の増加などにより赤字となったことも響いた。
キヤノン電子<7739.T>が3日続落。同社は28日に、20.12期通期の連結営業利益予想は49.3億円（前期比39.0％減）と発表した。宇宙関連分野ではこれまで開発を進めてきた超小型人工衛星だけでなく、小型ロケットの打上げについても事業化へ向けた準備を進める。また、従来にも増して全社員の持てる力を最大限に結集し、質の創造を強力に推進するとしている。
併せて発表した、19.12期通期の連結営業利益は80.8億円（前の期比15.0％減）だった。コンポーネントセグメントが、カメラ部品やレーザースキャナーユニットの売り上げが減少したことなどにより、減益となった。その他セグメントが、スペースワンにおける小型ロケット打ち上げサービスの事業化へ向けた準備費用の増加などにより赤字となったことも響いた。
★9:01 信越化学工業－買い気配 3Q累計営業益2％減も半導体関連が好調
信越化学工業<4063.T>が買い気配。同社は28日に、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は3187億円（前年同期比1.8％減）だったと発表した。通期の会社計画4050億円に対する進ちょくは78.7％。
シリコーン事業や半導体シリコン事業は好調に推移した。塩ビ・化成品事業のセグメント利益は前年同期比15.1％減となった。投資有価証券売却益などが寄与し、同純利益は2468億円（同1.9％増）だった。
信越化学工業<4063.T>が買い気配。同社は28日に、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は3187億円（前年同期比1.8％減）だったと発表した。通期の会社計画4050億円に対する進ちょくは78.7％。
シリコーン事業や半導体シリコン事業は好調に推移した。塩ビ・化成品事業のセグメント利益は前年同期比15.1％減となった。投資有価証券売却益などが寄与し、同純利益は2468億円（同1.9％増）だった。
★9:02 栄研化学－反発 通期営業益の上方修正と増配を発表 3Q累計は2％増で着地
栄研化学<4549.T>が反発。同社は28日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の36.0億円から43.5億円（前期比5.7％減）に引き上げると発表した。増収に伴う利益の増加に加え、製造原価の低減により期首予想を上回る見込みとなった。市場コンセンサスは45.2億円。
また、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は43.5億円（前年同期比1.7％増）だった。
併せて、20.3期の期末配当予想を14円→17円（前期は17円）に修正することも発表した。年間配当は27円→30円（前期は30円）となる。
栄研化学<4549.T>が反発。同社は28日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の36.0億円から43.5億円（前期比5.7％減）に引き上げると発表した。増収に伴う利益の増加に加え、製造原価の低減により期首予想を上回る見込みとなった。市場コンセンサスは45.2億円。
また、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は43.5億円（前年同期比1.7％増）だった。
併せて、20.3期の期末配当予想を14円→17円（前期は17円）に修正することも発表した。年間配当は27円→30円（前期は30円）となる。
★9:02 オービック－売り気配 3Q累計営業益14％増も材料出尽くし
オービック<4684.T>が売り気配。同社は28日、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が326億円（前年同期比14.2％増）だったと発表した。事前の日本経済新聞の観測報道である325億円とほぼ同水準だった。通期の会社計画410億円に対する進ちょくは79.5％。
システムサポート事業において、主力サービスであるシステムの「運用支援サービス」および「クラウドソリューション」が好調で、セグメント利益が21.1％増となったことが寄与した。
20.3期の期末配当予想を70円から90円（前期は77.5円）に修正すると発表した。なお、年間配当は160円（前期は135円）となる。なお、株価は好業績を織り込んで足もと高値圏で推移していたことから、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。
オービック<4684.T>が売り気配。同社は28日、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が326億円（前年同期比14.2％増）だったと発表した。事前の日本経済新聞の観測報道である325億円とほぼ同水準だった。通期の会社計画410億円に対する進ちょくは79.5％。
システムサポート事業において、主力サービスであるシステムの「運用支援サービス」および「クラウドソリューション」が好調で、セグメント利益が21.1％増となったことが寄与した。
20.3期の期末配当予想を70円から90円（前期は77.5円）に修正すると発表した。なお、年間配当は160円（前期は135円）となる。なお、株価は好業績を織り込んで足もと高値圏で推移していたことから、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。
★9:02 信越化学－野村が目標株価引き上げ ピーク利益更新が期待できる
信越化学工業<4063.T>が買い気配。野村証券では、フォトレジストやマスクブランクスも拡大、ピーク利益更新が期待できると指摘。レーティングは「Buy」を継続。目標株価は13500円→13800円に引き上げた。
20.3期Q3の営業利益は半導体ウエハやフォトレジストやマスクブランクスなどの好調な販売から、予想の1029億円やQUICKコンセンサス1042億円を上回る1082億円と好決算であったと指摘。20.3期以降の予想を微修正した。20.3期以降もピーク営業利益の更新が続くとみている。短期的にコロナウィルスの世界経済に与える悪影響については留意する必要があるが、ウエハやフォトレジストなどの半導体関連材料や米国塩ビなどの需要サイクルが今後改善すると見込まれる点は魅力であろとコメントしている。
信越化学工業<4063.T>が買い気配。野村証券では、フォトレジストやマスクブランクスも拡大、ピーク利益更新が期待できると指摘。レーティングは「Buy」を継続。目標株価は13500円→13800円に引き上げた。
20.3期Q3の営業利益は半導体ウエハやフォトレジストやマスクブランクスなどの好調な販売から、予想の1029億円やQUICKコンセンサス1042億円を上回る1082億円と好決算であったと指摘。20.3期以降の予想を微修正した。20.3期以降もピーク営業利益の更新が続くとみている。短期的にコロナウィルスの世界経済に与える悪影響については留意する必要があるが、ウエハやフォトレジストなどの半導体関連材料や米国塩ビなどの需要サイクルが今後改善すると見込まれる点は魅力であろとコメントしている。
★9:03 エムスリー－5日ぶり反発 3Q累計営業益17％増 メディカルプラットフォーム事業が好調
エムスリー<2413.T>が5日ぶり反発。同社は28日、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益（IFRS）が269億円（前年同期比17.3％増）だったと発表した。通期の会社計画350億円に対する進ちょくは76.9％。
各サービスが順調に拡大したことに加え、グループ会社の新規連結の効果もあり、メディカルプラットフォームのセグメント利益が141億円（前年同期比30.5％増）と好調であったことが寄与した。
エムスリー<2413.T>が5日ぶり反発。同社は28日、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益（IFRS）が269億円（前年同期比17.3％増）だったと発表した。通期の会社計画350億円に対する進ちょくは76.9％。
各サービスが順調に拡大したことに加え、グループ会社の新規連結の効果もあり、メディカルプラットフォームのセグメント利益が141億円（前年同期比30.5％増）と好調であったことが寄与した。
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