前場コメント No.7 トプコン、ＳＧＨＤ、ツナグＧＨＤ、イーソル、メドレー、マーケットエンタなど
★9:32 トプコン－みずほが目標株価引き下げ 建機業界と同様、先行きを慎重に見極める局面
トプコン<7732.T>が反落。みずほ証券では、建機業界と同様、先行きを慎重に見極める局面と指摘。投資判断は「中立」を継続、目標株価は1300円→1240円に引き下げた。
会社側は1月30日の3Q（10-12月期）決算発表時に通期計画値を下方修正したが、新型コロナウイルス（2019-nCoV)禍による需要停滞が懸念される中では、さらに下振れる可能性を否定できないと指摘。また、業績の指標となる建設機械業界でも、需要減速が幅広い地域に波及しているという。GPSによる自働化という中長期の成長ストーリーは評価できても、短期的には慎重なスタンスが妥当であるとみている。
トプコン<7732.T>が反落。みずほ証券では、建機業界と同様、先行きを慎重に見極める局面と指摘。投資判断は「中立」を継続、目標株価は1300円→1240円に引き下げた。
会社側は1月30日の3Q（10-12月期）決算発表時に通期計画値を下方修正したが、新型コロナウイルス（2019-nCoV)禍による需要停滞が懸念される中では、さらに下振れる可能性を否定できないと指摘。また、業績の指標となる建設機械業界でも、需要減速が幅広い地域に波及しているという。GPSによる自働化という中長期の成長ストーリーは評価できても、短期的には慎重なスタンスが妥当であるとみている。
★9:33 ＳＧＨＤ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 鍵はXフロンティアと企業間物流
ＳＧホールディングス<9143.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、鍵はXフロンティアと企業間物流と指摘。投資判断は「Underweight」を継続、目標株価は2450円→2400円に引き下げた。
三菱ＵＦＪでは、会社側が志向する宅配と企業間物流を融合するビジネスモデルを評価する一方、10月以降の株価がTOPIXでアンダーパフォームしたのは、(1)Xフロンティア（大型物流施設）稼働に伴う生産性の一時的低下による21/3期の業績モメンタムの鈍化、(2)売上高の約72%を占めるとみられる宅配事業のピークアウト感などがあると考えている。株価上昇には企業間物流の強みを活かした利益成長が必要と指摘している。
ＳＧホールディングス<9143.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、鍵はXフロンティアと企業間物流と指摘。投資判断は「Underweight」を継続、目標株価は2450円→2400円に引き下げた。
三菱ＵＦＪでは、会社側が志向する宅配と企業間物流を融合するビジネスモデルを評価する一方、10月以降の株価がTOPIXでアンダーパフォームしたのは、(1)Xフロンティア（大型物流施設）稼働に伴う生産性の一時的低下による21/3期の業績モメンタムの鈍化、(2)売上高の約72%を占めるとみられる宅配事業のピークアウト感などがあると考えている。株価上昇には企業間物流の強みを活かした利益成長が必要と指摘している。
★9:35 ツナグＧＨＤ－急落 1Q営業赤字転落 メディア&テクノロジー事業やスタッフィング事業の赤字響く
ツナググループ・ホールディングス<6551.T>が急落。同社は14日に、20.9期1Q（10-12月）の連結営業損益は1.2憶円の赤字（前年同期は0.3億円の黒字）だったと発表した。
メディア&テクノロジー事業が、TV-CM、オフィス移転にともなう費用増に加え、のれんおよび資産の償却費用負担の増加、さらに、ホールディングス化にともなう共通費負担増により、赤字転落となった。また、スタッフィング事業が赤字が拡大したことも響いた。
ツナググループ・ホールディングス<6551.T>が急落。同社は14日に、20.9期1Q（10-12月）の連結営業損益は1.2憶円の赤字（前年同期は0.3億円の黒字）だったと発表した。
メディア&テクノロジー事業が、TV-CM、オフィス移転にともなう費用増に加え、のれんおよび資産の償却費用負担の増加、さらに、ホールディングス化にともなう共通費負担増により、赤字転落となった。また、スタッフィング事業が赤字が拡大したことも響いた。
★9:40 イーソル－急落 今期営業益20％減見込む 前期は7％増で着地
イーソル<4420.T>が急落。同社は14日に、20.12期通期の連結営業利益予想は6.0億円（前期比20.0％減）と発表した。市場コンセンサスは8.2億円。
自動車関連業界をメインターゲットと位置づけ、ワンストップソリューションの提供に注力するとともに、自社製ソフトウエア製品を中心とした研究開発への投資を続け、さらなる成長のための事業基盤を強化するとしている。
併せて発表した、19.12期通期の連結営業利益は7.5億円（前の期比7.2％増）だった。組み込みソフトウエア事業が、自動車向け、AV機器向け、FA向けが伸長し、増益となった。また、センシングソリューション事業が黒字転換したことも寄与した。
イーソル<4420.T>が急落。同社は14日に、20.12期通期の連結営業利益予想は6.0億円（前期比20.0％減）と発表した。市場コンセンサスは8.2億円。
自動車関連業界をメインターゲットと位置づけ、ワンストップソリューションの提供に注力するとともに、自社製ソフトウエア製品を中心とした研究開発への投資を続け、さらなる成長のための事業基盤を強化するとしている。
併せて発表した、19.12期通期の連結営業利益は7.5億円（前の期比7.2％増）だった。組み込みソフトウエア事業が、自動車向け、AV機器向け、FA向けが伸長し、増益となった。また、センシングソリューション事業が黒字転換したことも寄与した。
★9:40 メドレー－大幅高 今期最終黒字に転換見込む 前期は4億円の赤字
メドレー<4480.T>が大幅高。同社は14日、20.12期連結純損益予想は3.0億円～5.5億円の黒字（前期は3.8億円の赤字）だと発表した。高い売上高成長率を維持し、最終黒字転換を見込む。
決算説明資料によると19.12期通期の連結純損益は3.8億円の赤字（前の期は1.5億円の赤字）だった。同売上高は47.7億円（同62％増）となった。なお、株価は売上高の高い伸びと今期の最終黒字転換見込みを好感した買いが優勢となっている。
メドレー<4480.T>が大幅高。同社は14日、20.12期連結純損益予想は3.0億円～5.5億円の黒字（前期は3.8億円の赤字）だと発表した。高い売上高成長率を維持し、最終黒字転換を見込む。
決算説明資料によると19.12期通期の連結純損益は3.8億円の赤字（前の期は1.5億円の赤字）だった。同売上高は47.7億円（同62％増）となった。なお、株価は売上高の高い伸びと今期の最終黒字転換見込みを好感した買いが優勢となっている。
★9:50 マーケットエンタープライズ－ストップ安売り気配 上期営業益2倍も四半期ベースの成長鈍化
マーケットエンタープライズ<3135.T>がストップ安売り気配。同社は14日、20.6期上期（7-12月）の連結営業利益は3.1億円（前年同期比2.1倍）だったと発表した。
四半期ベースでは、3Q（10-12月）の連結営業利益が1.4億円と、2Q（7-9月）の1.7億円を下回った。株価は増加基調が続いてきた四半期ベースの連結営業利益が前四半期を下回ったことから、今後の成長を懸念した売りが優勢となっている。
マーケットエンタープライズ<3135.T>がストップ安売り気配。同社は14日、20.6期上期（7-12月）の連結営業利益は3.1億円（前年同期比2.1倍）だったと発表した。
四半期ベースでは、3Q（10-12月）の連結営業利益が1.4億円と、2Q（7-9月）の1.7億円を下回った。株価は増加基調が続いてきた四半期ベースの連結営業利益が前四半期を下回ったことから、今後の成長を懸念した売りが優勢となっている。
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