〔Market Flash〕2月の国内セメント販売は危惧していたほど悪くはない~SMBC日興

2020/03/27(金) 13:40
【13:40】2月の国内セメント販売は危惧していたほど悪くはない~SMBC日興  SMBC日興証券ではセメントセクターに関して、セメント協会が26日に発表した2月の国内セメント販売数量や3月の途中経過が、危惧していたほど悪くなかったとコメントしている。国土交通省は2月28日から3月15日まで全国の公共工事の中断や延期を打ち出したが、実際に停止した工事は全体の約2%にとどまったとみられるとのこと。ただしSMBC日興では、今後、首都圏の封鎖などが実施された場合には、21.3上期を中心にセメント販売が停滞する可能性があるとみており、進ちょくを注視している。 【12:45】食品セクターで踏まえるべき4つのポイント~野村  野村証券では、株式市場が大きく変動する中、食品セクターは総じてアウトパフォームしていると指摘しており、今後、考慮すべきポイントについて、(1)食生活の変化は継続、(2)世界的な景気悪化に備える、(3)為替動向に注意、(4)バリュエーション―の4点を挙げている。(1)に関しては、冷凍食品市場の堅調さが今後も続き、ニチレイ<2871.T>や味の素<2802.T>がその恩恵を受けるとみている。(2)では味の素や日清食品<2897.T>、東洋水産<2875.T>は悪影響が限定的と予想している。(3)に関しては味の素は貿易為替の恩恵を受けるとみる一方、JT<2914.T>には不利になると予想している。(4)に関してはPBR指標で割安感が高まっている銘柄としてサッポロHD<2501.T>を挙げている 【10:25】タイヤ業界には大きなビジネスチャンスが到来~SMBC日興  SMBC日興証券ではタイヤセクターに関して、横浜ゴム<5101.T>、TOYOTIRE<5105.T>、住友ゴム<5110.T>のカバレッジを新たに開始している。現在、自動車業界は変革の時にあるが、タイヤ業界の未来を悲観する必要はないとSMBC日興では判断している。急速に進むシェアリングビジネス普及が将来に向けてタイヤの潜在需要を増大させる契機になるとみており、米国ではSUV普及によるタイヤ大径化や高付加価値化が継続すると想定。M&Aによる収益力の強化余地が残るなか、タイヤメーカーの成長機会は大いにあると考えている。 【9:35】台湾月次に見る新型コロナ影響~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、2月の台湾エレクトロニクス企業100社の売上高では、半導体関連企業のマイナス影響が圧倒的に小さかったことを指摘している。前年同期比プラスの上位9業種は、総じて前年同月比のマイナス幅が小さく、この9業種の上位を半導体関連である、GaAs ファウンドリ、ICファウンドリ、ICデザイン、メモリ、その他半導体の5業種が占めたとのこと。これらは5G/データセンターからの需要が引き続き強いものと考えられ、加えてサプライチェーンも維持できているものと三菱UFJMSでは推察している。また、他の半導体関連企業も需給に関して類似の状況とみており、日系半導体関連企業の業績はパンデミック終息後に早期に回復すると三菱UFJMSでは予想している。 【8:45】寄り前気配は凸版印、エプソン、洋缶HD、三菱倉が高い気配値  主力株の寄り前気配では、凸版印<7911>+24.52%、エプソン<6724>+24.33%、洋缶HD<5901>+23.89%、三菱倉<9301>+22.94%、大日印<7912>+22.29%、ダイセキ<9793>+22.22%、野村不HD<3231>+22.10%、ニッパツ<5991>+20.92%、住友林<1911>+20.26%、キッセイ薬<4547>+19.57%などが高い気配値。  一方、ヤマダ電<9831>-7.89%、ケーズHD<8282>-7.84%、相鉄HD<9003>-7.02%、ゼンショーH<7550>-6.71%、滋賀銀<8366>-5.90%、丸一管<5463>-5.85%、大和工<5444>-5.68%、SANKYO<6417>-5.19%、西鉄<9031>-4.97%、ツムラ<4540>-4.66%などが安い気配値となっている。
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