前場コメント No.3 島津製、国際帝石、ヤマダ電、ネットワン、出光興産、ヤマハ発
★9:07 島津製作所-買い気配 1Q営業益36%増 経費抑制が奏功
島津製作所<7701.T>が買い気配。同社は6日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は60.9億円(前年同期比36.3%増)だったと発表した。市場コンセンサスは13.3億円。
PCR検査用新型コロナウイルス検出試薬キットが業績に貢献したが、質量分析システムや自動車産業向け試験機などが低調で全体では微減収となった。利益面では経費抑制の徹底などに努めたことが寄与した。
島津製作所<7701.T>が買い気配。同社は6日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は60.9億円(前年同期比36.3%増)だったと発表した。市場コンセンサスは13.3億円。
PCR検査用新型コロナウイルス検出試薬キットが業績に貢献したが、質量分析システムや自動車産業向け試験機などが低調で全体では微減収となった。利益面では経費抑制の徹底などに努めたことが寄与した。
★9:07 国際石油開発帝石-大幅に5日続伸 通期最終赤字転落予想も悪材料出尽くし
国際石油開発帝石<1605.T>が大幅に5日続伸。同社は6日、20.12期通期の連結純損益予想を従来の100億円の黒字から1360億円の赤字(前期は1236億円の黒字)に修正すると発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によるエネルギー需要の落ち込みを受けた原油価格の大幅な下落に伴い、グループ全体の資産の再評価を行った結果、大幅な減損損失を計上する。
21.12期上期(1-6月)の連結純損益は1208億円の赤字(前年同期は695億円の黒字)だった。通期下方修正理由と同様に、油価の下落などに基づく事業環境の悪化により減損損失を計上することが要因となった。なお、株価は悪材料出尽くしにより買い向かっている。
国際石油開発帝石<1605.T>が大幅に5日続伸。同社は6日、20.12期通期の連結純損益予想を従来の100億円の黒字から1360億円の赤字(前期は1236億円の黒字)に修正すると発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によるエネルギー需要の落ち込みを受けた原油価格の大幅な下落に伴い、グループ全体の資産の再評価を行った結果、大幅な減損損失を計上する。
21.12期上期(1-6月)の連結純損益は1208億円の赤字(前年同期は695億円の黒字)だった。通期下方修正理由と同様に、油価の下落などに基づく事業環境の悪化により減損損失を計上することが要因となった。なお、株価は悪材料出尽くしにより買い向かっている。
★9:08 ヤマダ電機-買い気配 今期営業益予想61%増 1Qは3.7倍
ヤマダ電機<9831.T>が買い気配。同社は6日、未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想を615億円(前期比60.5%増)と発表した。
現在おいて入手可能な情報などを元に算出した。今後においては、セルアウトを中心にした粗利率の改善と在庫効率の継続向上、人事制度改革の推進、店舗とネット融合による効率的Eコマース事業の改革推進などに取り組む。
21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は226億円(前年同期比3.7倍)だった。インバウンド需要の減少や店舗休業の影響がありつつも、在宅率の増加が追い風となって4Kテレビなどの高単価商品が伸長したほか、冷蔵庫・洗濯機などの買い替え需要も寄与した。エアコンなどの季節性商品も好調だった。
ヤマダ電機<9831.T>が買い気配。同社は6日、未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想を615億円(前期比60.5%増)と発表した。
現在おいて入手可能な情報などを元に算出した。今後においては、セルアウトを中心にした粗利率の改善と在庫効率の継続向上、人事制度改革の推進、店舗とネット融合による効率的Eコマース事業の改革推進などに取り組む。
21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は226億円(前年同期比3.7倍)だった。インバウンド需要の減少や店舗休業の影響がありつつも、在宅率の増加が追い風となって4Kテレビなどの高単価商品が伸長したほか、冷蔵庫・洗濯機などの買い替え需要も寄与した。エアコンなどの季節性商品も好調だった。
★9:09 ネットワン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 見晴らし良好
ネットワンシステムズ<7518.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、見晴らし良好と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は4300円から5050円に引き上げた。
(1)短期はGIGAスクール構想(GIGA)やテレワーク、(2)中期はスマート工場や医療、自治体向けセキュリティクラウドリプレース、などの需要取込みに期待。リファービッシュ(再生品)の展開(第三者保守など)を含めたサービス収入拡大は収益性向上に寄与するとみている。21/3期は営業利益200億円(前期比21%増)と会社計画170億円(同3%増)、コンセンサス(IFIS)187億円(同13%増)を上回ると予想している。
ネットワンシステムズ<7518.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、見晴らし良好と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は4300円から5050円に引き上げた。
(1)短期はGIGAスクール構想(GIGA)やテレワーク、(2)中期はスマート工場や医療、自治体向けセキュリティクラウドリプレース、などの需要取込みに期待。リファービッシュ(再生品)の展開(第三者保守など)を含めたサービス収入拡大は収益性向上に寄与するとみている。21/3期は営業利益200億円(前期比21%増)と会社計画170億円(同3%増)、コンセンサス(IFIS)187億円(同13%増)を上回ると予想している。
★9:10 出光興産-4日続伸 1Q営業赤字708億円 減配ながら配当維持を好感
出光興産<5019.T>が4日続伸。同社は6日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益が708億円の赤字(前年同期は340億円の黒字)だったと発表した。市場コンセンサスは122億円の黒字。燃料油セグメントにおける在庫評価影響や販売数量の減少が響いた。
また、21.3期の年間配当予想を120円(前期は160円)にすることも発表している。なお、株価は減配ながら配当維持を好感した買いが優勢となっている。
出光興産<5019.T>が4日続伸。同社は6日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益が708億円の赤字(前年同期は340億円の黒字)だったと発表した。市場コンセンサスは122億円の黒字。燃料油セグメントにおける在庫評価影響や販売数量の減少が響いた。
また、21.3期の年間配当予想を120円(前期は160円)にすることも発表している。なお、株価は減配ながら配当維持を好感した買いが優勢となっている。
★9:10 ヤマハ発動機-3日ぶり反発 今期営業益83%減見込むも悪材料出尽くし
ヤマハ発動機<7272.T>が3日ぶり反発。同社は6日、従来未定としていた20.12期通期の連結営業利益予想は200億円(前年同期比82.7%減)、期末配当予想は15円(前期末は45円)と発表した。
現時点で入手可能な予測を踏まえて算出した。通期の二輪車販売においては、中国とブラジルを除く各国での販売減少を見込む。
20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は191億円(前年同期比72.3%減)だった。新型コロナウイルス感染症の影響から二輪車などの販売が減少し、2Q(4-6月)は63億円の営業赤字となった。なお、株価は悪材料出尽くしにより買い向かっている。
ヤマハ発動機<7272.T>が3日ぶり反発。同社は6日、従来未定としていた20.12期通期の連結営業利益予想は200億円(前年同期比82.7%減)、期末配当予想は15円(前期末は45円)と発表した。
現時点で入手可能な予測を踏まえて算出した。通期の二輪車販売においては、中国とブラジルを除く各国での販売減少を見込む。
20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は191億円(前年同期比72.3%減)だった。新型コロナウイルス感染症の影響から二輪車などの販売が減少し、2Q(4-6月)は63億円の営業赤字となった。なお、株価は悪材料出尽くしにより買い向かっている。
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