前場コメント No.7  アステリア、ギフティ、エムスリー、弁護士コム、BBSec、西武HD

2020/09/25(金) 11:30
★9:57  アステリア-大幅反発  ITR Market Viewで同社「Handbook」が累計ユーザー数1位獲得
 アステリア<3853.T>が大幅反発。同社は24日、アイ・ティ・アール(東京都新宿区 以下、ITR)が発行した「ITR Market View:ユニファイド・エンドポイント管理市場2020」で、同社の「Handbook」がモバイルコンテンツ管理市場における累計ユーザー数ランキングにて1位を獲得したと発表した。

 ITRは同発行誌内で、「市場の老舗で多くの導入実績を誇る「Handbook」は、2019年度の売上金額は2億9400万円、前年度比5.8%の伸びを示した。新規ユーザーが着実に増加していることに加え、既存ユーザーのシステム拡張が好調に推移していることが背景にある。2020年度も同様の傾向が続いていることから、同6.8%増を予想している。」と解説した。

★9:57  ギフティ-3日ぶり反発 「瀬戸内市プレミアム付電子旅行商品券発行事業」に採用
 ギフティ<4449.T>が3日ぶり反発。同社は24日、「瀬戸内市プレミアム付電子旅行商品券発行事業」に採用されたと発表した。

 これにより、地域の課題を解決し活性化するプラットフォーム「Welcome!STAMP」の機能の1つである、地域で発行・利用可能な商品券を電子化し流通させるソリューション「e街ギフト」を提供するという。

 「e街ギフト」の提供については、KNT-CTホールディングス<9726.T>グループの近畿日本ツーリスト中国四国岡山支店と連携のもと、J&Jギフト(東京都豊島区)と共同で行うとしている。

★9:58  エムスリー-SMBC日興が目標株価引き上げ 医療業界のDX化が収益に本格貢献し始める
 エムスリー<2413.T>が反発。SMBC日興証券では、医療業界のDX化が収益に本格貢献し始めると指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は5000円から7500円に引き上げた。

 21/3期1Q時点でCOVID-19に伴い製薬会社からの需要が急増、MR君ファミリー受注金額が前年同期比2.5倍以上に拡大した点に注目。積み上がった受注のデリバリー体制に注視は必要なものの、医療業界のDX化が加速する中で事業拡大オポチュニティは加速すると判断、21/3期メディカルプラットフォーム営業利益予想を250億円→318億円へ上方修正している。

★10:03  弁護士ドットコム-大幅高 脱はんこ加速 河野行革相 全省庁へ廃止指示=毎日
 弁護士ドットコム<6027.T>が大幅高。25日付の毎日新聞朝刊が、河野太郎行政改革担当相は24日、全省庁に対し、行政手続きで印鑑を使用しないよう要請し、使う必要がある場合は理由を今月中に回答するよう求める事務連絡を出したと報じたことが材料視されているようだ。

 記事によれば、23日のデジタル庁設置に関する関係閣僚会議でも「はんこをすぐにでもなくしたい」と押印の廃止を呼びかけており、早速発破をかけたとしている。

 報道を受け、クラウドサイン事業を手がける同社に買いが入っている。そのほか、中堅・中小企業向けに電子契約のアウトソーシングサービスを10月から開始すると発表している大興電子通信<8023.T>、提供するビジネス向けインテグレーションサービスに提携会社の電子署名・契約管理機能を組み込んで販売・提供している日本ラッド<4736.T>も高い。

★10:18  ブロードバンドセキュリティ-急騰 大日本印刷と資本業務提携 情報セキュリティ事業強化目指す
 ブロードバンドセキュリティ<4398.T>が急騰。同社は25日10時、大日本印刷<7912.T>との資本業務提携により、情報セキュリティ事業の強化・拡大を目指すと発表した。

 これにより、新型コロナウィルスを契機に変化したワークスタイルやライフスタイルに潜む新たなセキュリティリスクに対応した新しいセキュリティサービスを共同で開発するという。今回の提携による効果が順調に推移していく場合、引き続きさらなる資本業務提携の強化も検討するとしている。

★10:18  西武HD-野村が目標株価引き下げ 新型コロナの影響は来年度以降にも残る見通し
 西武ホールディングス<9024.T>が大幅安。野村証券では、新型コロナの影響は来年度以降にも残ると見込む。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は1540円から1460円に引き下げた。

 会社は鉄道事業の旅客運輸収入は21年3月時点でも前年同月比15%減と厳しく見て
いると指摘。野村でも生活様式の変化・定着で、都市交通・沿線事業の業績予想を22.3期以降も含めて下方修正している。また、会社側はホテルの稼働率は20.3期実績71.9%、21.3期第1四半期実績4.3%に対して、21.3期通期を会社は24%と想定しているという。野村でも、ホテル・レジャー事業は従来から22.3期も赤字が続くと予想している。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,410.15 +857.99
TOPIX 2,707.84 +41.61
グロース250 657.01 +6.37
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.81 -0.02
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ