後場コメント No.2 第一三共、マブチ、アドバンテ、ゼオン、日本金属、塩野義
★12:59 第一三共－後場プラス転換 通期営業益予想を下方修正も自社株買いを好感
第一三共<4568.T>が後場プラス転換。同社は30日12時30分、21.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を従来の800億円から600億円（前期比56.8％減）に下方修正すると発表した。
衛生意識の向上による季節性インフルエンザや風邪の流行減少などにより、インジェクタファーやイナビルなどの減収を想定するほか、エンハーツなどの研究開発費増加を見込む。
21.3期上期（4-9月）の連結営業利益は585億円（前年同期比32.1％減）だった。エンハーツに係る費用増加、3つのADC（DS-8201、DS-1062、U3-1402）への研究開発投資や、がんプロジェクトの開発体制強化に伴う費用増が響いた。
なお、株価は同時に発表した上限6000万株・1000億円の自社株買いが好感されて買われている。
第一三共<4568.T>が後場プラス転換。同社は30日12時30分、21.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を従来の800億円から600億円（前期比56.8％減）に下方修正すると発表した。
衛生意識の向上による季節性インフルエンザや風邪の流行減少などにより、インジェクタファーやイナビルなどの減収を想定するほか、エンハーツなどの研究開発費増加を見込む。
21.3期上期（4-9月）の連結営業利益は585億円（前年同期比32.1％減）だった。エンハーツに係る費用増加、3つのADC（DS-8201、DS-1062、U3-1402）への研究開発投資や、がんプロジェクトの開発体制強化に伴う費用増が響いた。
なお、株価は同時に発表した上限6000万株・1000億円の自社株買いが好感されて買われている。
★12:59 第一三共－後場プラス転換 上限6000万株・1000億円の自社株買い 割合は3.1％
第一三共<4568.T>が後場プラス転換。同社は30日12時30分、50万株・12.5億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2020年11月2日～2021年3月23日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.1％となる。
併せて、2021年4月15日に自己株式の消却を行うことも発表した。消却株数は1億8000万株で、消却前の発行済株式総数（自己株式を除く）に対する割合9.3％となる。
第一三共<4568.T>が後場プラス転換。同社は30日12時30分、50万株・12.5億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2020年11月2日～2021年3月23日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.1％となる。
併せて、2021年4月15日に自己株式の消却を行うことも発表した。消却株数は1億8000万株で、消却前の発行済株式総数（自己株式を除く）に対する割合9.3％となる。
★13:02 マブチモーター－大幅安 通期営業益を上方修正も材料出尽くし
マブチモーター<6592.T>が大幅安。同社は30日12時30分、20.12期通期の連結営業利益予想を従来の83.0億円から105.0億円（前期比40.2％減）に引き上げると発表した。
自動車電装機器および民生・業務機器市場の両市場ともに、2Q（4-6月）末にかけて大きく減速したものの、3Q（7-9月）は回復傾向に転じたことから、前回予想を上回る見通し。
20.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は64.7億円（前年同期比49.8％減）だった。なお、株価は好業績を織り込んで上昇していたことから、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。
マブチモーター<6592.T>が大幅安。同社は30日12時30分、20.12期通期の連結営業利益予想を従来の83.0億円から105.0億円（前期比40.2％減）に引き上げると発表した。
自動車電装機器および民生・業務機器市場の両市場ともに、2Q（4-6月）末にかけて大きく減速したものの、3Q（7-9月）は回復傾向に転じたことから、前回予想を上回る見通し。
20.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は64.7億円（前年同期比49.8％減）だった。なお、株価は好業績を織り込んで上昇していたことから、材料出尽くしによる売りが優勢となっている。
★13:02 アドバンテスト－急伸 短期的にはマドを埋め戻せるかがポイント～テクニカル分析
アドバンテスト<6857.T>が急伸。9月のもみ合い相場を上放れしたあとは横ばいが続いてきたが、一目均衡表ではようやく抵抗帯（雲）を上抜ける展開となっている。短期的には7/16安値（6510円）であるネックラインが上値メドとなる。
前回（7/30）の決算発表でストップ安となり相場全体への失望につながったが、今回はハイテク株の押し目買いのきっかけになるか注目ポイントとなる。
昨晩の米国市場では、米半導体株指数が10/28に形成したチャート上のマドを早々に埋め戻すなど、短期的には半導体関連に追い風になる動きがみられた。
アドバンテスト<6857.T>が急伸。9月のもみ合い相場を上放れしたあとは横ばいが続いてきたが、一目均衡表ではようやく抵抗帯（雲）を上抜ける展開となっている。短期的には7/16安値（6510円）であるネックラインが上値メドとなる。
前回（7/30）の決算発表でストップ安となり相場全体への失望につながったが、今回はハイテク株の押し目買いのきっかけになるか注目ポイントとなる。
昨晩の米国市場では、米半導体株指数が10/28に形成したチャート上のマドを早々に埋め戻すなど、短期的には半導体関連に追い風になる動きがみられた。
★13:08 日本ゼオン－後場下げ幅拡大 上期営業益34％減 エラストマー素材事業落ち込む
日本ゼオン<4205.T>が後場下げ幅拡大。同社は30日12時30分、21.3期上期（4-9月）の連結営業利益は99.1億円（前年同期比34.0％減）だったと発表した。
エラストマー素材事業部門において、主市場である自動車産業向けをはじめとして合成ゴムなどの一般工業用途向け製品が大幅に落ち込んだ。合成ラテックス関連も化粧品材料や一般工業品用途などにおける需要が減少した。
日本ゼオン<4205.T>が後場下げ幅拡大。同社は30日12時30分、21.3期上期（4-9月）の連結営業利益は99.1億円（前年同期比34.0％減）だったと発表した。
エラストマー素材事業部門において、主市場である自動車産業向けをはじめとして合成ゴムなどの一般工業用途向け製品が大幅に落ち込んだ。合成ラテックス関連も化粧品材料や一般工業品用途などにおける需要が減少した。
★13:20 日本金属－後場急落 今期営業赤字28億円見込む 上期は17億円の赤字
日本金属<5491.T>が後場急落。同社は30日13時、未定としていた21.3期通期の連結営業損益予想を28.0億円の赤字（前年同期は6.3億円の黒字）だったと発表した。
売上高の減少による固定費負担増に加え、板橋工場の火災事故による製品供給対応としての代替工程に係る外注加工費や中間材購入などの生産コスト増加影響は今後も継続して発生するため、前期業績を大きく下回ると想定している。
21.3期上期（4-9月）の連結営業損益は16.8億円の赤字（前年同期は5.6億円の黒字）だった。
日本金属<5491.T>が後場急落。同社は30日13時、未定としていた21.3期通期の連結営業損益予想を28.0億円の赤字（前年同期は6.3億円の黒字）だったと発表した。
売上高の減少による固定費負担増に加え、板橋工場の火災事故による製品供給対応としての代替工程に係る外注加工費や中間材購入などの生産コスト増加影響は今後も継続して発生するため、前期業績を大きく下回ると想定している。
21.3期上期（4-9月）の連結営業損益は16.8億円の赤字（前年同期は5.6億円の黒字）だった。
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