前場コメント No.7 住友商、日工営、リゾートトラス、FDK、フルッタフルッタ、三陽商

2020/12/22(火) 11:34
★10:42  住友商事-反発 マニラ地下鉄向け鉄道車両240両を受注
 住友商事<8053.T>が反発。同社は21日、総合車両製作所(神奈川県横浜市)と共同で、フィリピンの運輸省よりマニラ地下鉄向け鉄道車両240両を受注したと発表した。

 今回の受注は、マニラ首都圏地下鉄事業フェーズ1(北部ケソン市~南部パラニャケ市)の車両納入パッケージCP107で、2019年7月に受注した南北通勤鉄道向け鉄道車両納入案件(104両)に続くものだという。契約金額は約575億円で、2027年3月までに全車両の引き渡しを予定している。

★10:47  日本工営-反発 ミャンマーで量子コンピュータを活用した最適な都市交通促進事業を開始
 日本工営<1954.T>が反発。同社は22日10時、環境省の「令和2年度脱炭素社会実現のための都市間連携事業」に採択され、量子コンピュータ関連ビジネスを手がけるグルーヴノーツ(福岡県福岡市)ならびに福岡市をパートナーに、福岡市の姉妹都市であるミャンマー連邦共和国ヤンゴン市において、量子コンピューティング技術を活用した最適な都市交通と環境づくりに向けた「グリーンリカバリー促進事業」を開始したと発表した。

 両社が培ってきた技術やノウハウを共有し、連携していくことで、国際社会において極めて重要な課題である脱炭素社会の実現に貢献するとしている。

★10:52  リゾートトラスト-三菱UFJMSが目標株価引き上げ エクシブとベイコートへの人気継続を予想
 リゾートトラスト<4681.T>が続落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、エクシブとベイコートへの人気継続を予想。レーティングは「Hold」を継続、目標株価は1450円から1700円に引き上げた。

 21/3期営業利益予想を120億円(従来60億円)に上方修正。他方、22/3期は、セグメント予想を若干見直すに止め、営業利益予想110億円を据え置いた。前期比8.3%の営業減益を予想、会員制リゾートホテルの新規開業が無く、会員権セグメントが営業減益となるためという。ホテルレストラン等セグメントは、稼働率回復により営業増益を予想。国内リゾート人気化、法人会員の利用回復等から、エクシブ、ベイコートの稼働率は前期 20/3期を上回る水準に回復すると考えている。

★10:54  FDK-大幅安 SMD対応小型全固体電池の生産開始も材料出尽くし
 FDK<6955.T>が大幅安。同社は21日、同社湖西工場(静岡県湖西市)においてSMD対応小型全固体電池「SoLiCellTM」の生産を開始したと発表した。

 今後も同電池の生産、拡販と並行し、さらなる容量・性能向上、高温対応仕様の開発などに取り組むとしている。

 株価は全固体電池への期待から足もと大幅に上昇しており、目先の材料出尽くしから売りが優勢となっている。

★11:04  フルッタフルッタ-急騰 アサイーが新型コロナの症状を緩和との研究結果を材料視か
 フルッタフルッタ<2586.T>が急騰。CNNは21日、トロント大学の研究者が行った研究で、アサイースーパーベリー抽出物がCOVID-19患者の重度の炎症の問題を緩和するのに役立つことがわかったと報じたことが材料視されているようだ。

 同社はアサイーなどの飲料や食品を取り扱っており、研究結果を好感した買いが入っている。

★11:05  三陽商会-大幅続落 早期退職を募集 人員数に定めなし
 三陽商会<8011.T>が大幅続落。同社は21日、早期退職の募集としてセカンドキャリア支援制度の実施と特別損失の計上を発表した。
 
 業績回復に向けた「再生プラン」の一環で、対象者は退職時において40歳以上の正社員としており、募集人数に定めはない。セカンドキャリア支援金と再就職支援に係る費用の一部は、21.2期通期の業績予想に一定程度織り込んでいるとしている。


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