前場コメント No.7 サイバリンクス、恵和、ANA、ダイキン、太洋工業、Sイノベション
★10:19 サイバーリンクス-4日続伸 物流システム開発のシーネットと物流DX分野で連携
サイバーリンクス<3683.T>が変わらずはさみ4日続伸。同社は9日10時、物流システム開発のシーネット(千葉県船橋市)と物流のDX(デジタルトランスフォーメーション)分野で連携すると発表した。
これにより、両社のシステムを連携することで、個別の設備投資を行うことなく電話線のデジタル回線であるISDN回線サービス終了(EDI 2024年問題)への対応が可能になるという。流通BMS(ビジネスメッセージ標準)への対応も支援し、サプライチェーンの効率化および物流のDXを推進するとしている。
サイバーリンクス<3683.T>が変わらずはさみ4日続伸。同社は9日10時、物流システム開発のシーネット(千葉県船橋市)と物流のDX(デジタルトランスフォーメーション)分野で連携すると発表した。
これにより、両社のシステムを連携することで、個別の設備投資を行うことなく電話線のデジタル回線であるISDN回線サービス終了(EDI 2024年問題)への対応が可能になるという。流通BMS(ビジネスメッセージ標準)への対応も支援し、サプライチェーンの効率化および物流のDXを推進するとしている。
★10:33 恵和-大和が新規に「アウトパフォーム」 ミニLED液晶向け「オパスキ」の拡大に期待
恵和<4251.T>が大幅高。大和証券はミニLED液晶向け「オパスキ」の拡大に期待とし、投資判断を新規に「2(アウトパフォーム)」、目標株価は3700円で設定した。
ミニLED液晶とは、従来よりも小さいLEDチップを使った液晶パネル。ディスプレイをより薄くし、LEDチップの数を増やすことでさらなる高精細化が可能で、海外では米アップルなどミニLED液晶を採用するメーカーが増えているという。同社の1Q実績は顧客のサプライチェーンのトラブルなどで会社想定を下回ったが、下期は新設備が稼働して挽回し、21.12期業績は会社計画を上振れると大和では予想している。
恵和<4251.T>が大幅高。大和証券はミニLED液晶向け「オパスキ」の拡大に期待とし、投資判断を新規に「2(アウトパフォーム)」、目標株価は3700円で設定した。
ミニLED液晶とは、従来よりも小さいLEDチップを使った液晶パネル。ディスプレイをより薄くし、LEDチップの数を増やすことでさらなる高精細化が可能で、海外では米アップルなどミニLED液晶を採用するメーカーが増えているという。同社の1Q実績は顧客のサプライチェーンのトラブルなどで会社想定を下回ったが、下期は新設備が稼働して挽回し、21.12期業績は会社計画を上振れると大和では予想している。
★10:46 ANAHD-SMBC日興が目標株価引き上げ 旅客需要の回復時期前倒しを想定
ANAホールディングス<9202.T>が7日続伸。SMBC日興証券では、国際線旅客と貨物需要想定などの引き上げを考慮。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は2400円から2700円に引き上げた。
EBIT予想について、22.3期は560億円の赤字と従来予想から1070億円増額し、23.3期は440億円と770億円増額した。(1)国際線を中心に旅客需要の回復時期の前倒しを想定したこと、(2)単価上昇を見込み貨物売上想定を引き上げこと、(3)コスト削減の深堀りを想定したことを予想修正に反映した。
ANAホールディングス<9202.T>が7日続伸。SMBC日興証券では、国際線旅客と貨物需要想定などの引き上げを考慮。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は2400円から2700円に引き上げた。
EBIT予想について、22.3期は560億円の赤字と従来予想から1070億円増額し、23.3期は440億円と770億円増額した。(1)国際線を中心に旅客需要の回復時期の前倒しを想定したこと、(2)単価上昇を見込み貨物売上想定を引き上げこと、(3)コスト削減の深堀りを想定したことを予想修正に反映した。
★10:50 ダイキン工業-大和が投資判断引き下げ 当面は攻めの戦略により利益の期待成長率が鈍化
ダイキン工業<6367.T>が4日続落。大和証券では、当面は攻めの戦略により利益の期待成長率が鈍化するとし、投資判断は「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」へ引き下げ、目標株価を24500円→20000円に引き下げた。
同社の今後3年の投資計画は、設備投資4460億円、研究開発費2260億円、デジタル投資1370億円の計8090億円となり、過去3年からは大きく膨らむ計画だという。予算外に6000億円超のM&Aも示唆されたが、営業赤字の続くフィルタ事業などが象徴する通り、M&Aによる収益拡大策には不透明感が残ると指摘。計画超過は期待できるとして大和予想は据え置いたが、M&Aの具現化によっては期待成長率が変わる可能性があるとしている。
ダイキン工業<6367.T>が4日続落。大和証券では、当面は攻めの戦略により利益の期待成長率が鈍化するとし、投資判断は「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」へ引き下げ、目標株価を24500円→20000円に引き下げた。
同社の今後3年の投資計画は、設備投資4460億円、研究開発費2260億円、デジタル投資1370億円の計8090億円となり、過去3年からは大きく膨らむ計画だという。予算外に6000億円超のM&Aも示唆されたが、営業赤字の続くフィルタ事業などが象徴する通り、M&Aによる収益拡大策には不透明感が残ると指摘。計画超過は期待できるとして大和予想は据え置いたが、M&Aの具現化によっては期待成長率が変わる可能性があるとしている。
★10:56 太洋工業-ストップ高買い気配 欠陥検出機能を強化した外観検査装置を開発
太洋工業<6663.T>がストップ高買い気配。同社は8日、パッケージ基板において欠陥検出機能を強化した外観検査装置を開発したと発表した。
高性能なCPUなどの半導体をプリント基板にパッケージングして実装するパッケージ基板の需要が大きく伸びるなか、外観検査装置は環境によって対象物との焦点が合わせづらく安定して撮像を続けることが難しいといった問題があったという。
この問題に対し、装置精度をこれまでより高くしたことに加え、ハードウエアとソフトウエア両面からの補正機能を進化させたという。これにより非常に安定した撮像を可能にして欠陥の見逃しを軽減し、欠陥検出機能を大幅に強化することに成功したとしている。
太洋工業<6663.T>がストップ高買い気配。同社は8日、パッケージ基板において欠陥検出機能を強化した外観検査装置を開発したと発表した。
高性能なCPUなどの半導体をプリント基板にパッケージングして実装するパッケージ基板の需要が大きく伸びるなか、外観検査装置は環境によって対象物との焦点が合わせづらく安定して撮像を続けることが難しいといった問題があったという。
この問題に対し、装置精度をこれまでより高くしたことに加え、ハードウエアとソフトウエア両面からの補正機能を進化させたという。これにより非常に安定した撮像を可能にして欠陥の見逃しを軽減し、欠陥検出機能を大幅に強化することに成功したとしている。
★11:10 Sイノベ-6日続伸 Tableau SoftwareのSelectパートナーに認定
Sharing Innovations<4178.T>が6日続伸。同社は8日、リーディング分析プラットフォームを提供する米IT企業Tableau SoftwareのSelectパートナーに認定されたと発表した。
2020年8月にTableau Softwareとパートナー契約を締結し、顧客企業へのサービス提供や技術者を育成してきた結果、Selectパートナーへの昇格に至った。今後もTableau Softwareとの連携を一層深め、顧客企業のDX化支援に尽力するとしている。
Sharing Innovations<4178.T>が6日続伸。同社は8日、リーディング分析プラットフォームを提供する米IT企業Tableau SoftwareのSelectパートナーに認定されたと発表した。
2020年8月にTableau Softwareとパートナー契約を締結し、顧客企業へのサービス提供や技術者を育成してきた結果、Selectパートナーへの昇格に至った。今後もTableau Softwareとの連携を一層深め、顧客企業のDX化支援に尽力するとしている。
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