前場コメント No.6 うるる、持田薬、イード、大日住薬、宇部興、テクマトリックス

2021/06/23(水) 11:31
★9:53  うるる-大幅高 AI-OCRと人力をかけ合わせたSaaS型データ自動化サービス本格始動
 うるる<3979.T>が大幅高。同社は22日、100%子会社であるうるるBPO(東京都中央区)が、AI×人力を活用し、データ入力を自動化できるサービス「eas(イース/Entry Automation System)」のサービス提供を開始したと発表した。

 始動にあたって、より手軽に利用できる新価格プランの提供を開始。併せて、販売代理パートナーの募集を開始するとしている。

 同サービスについては4月23日に同サービスを先行販売すると発表した際にも大幅高となる場面があった。

★9:54  持田製薬-続伸 新規高純度EPA製剤「MND-2119」 国内製造販売承認を申請
 持田製薬<4534.T>が続伸。同社は22日、高脂血症治療剤として開発を進めている高純度EPA(エイコサペンタエン酸)製剤「MND-2119(一般名:イコサペント酸エチル)」について、厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。「MND-2119」は、同社が製造販売している「エパデール」に製剤設計上の工夫を行い、消化管吸収の改善を期待して開発している、1日1回投与の新規高純度EPA製剤だとしている。

★10:05  イード-大幅高 ECショップの管理システム手がけるNHN SAVAWAYの全株式を取得
 イード<6038.T>が大幅高。同社は22日、7月1日付け(予定)でNHN SAVAWAY(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。
 
 同社グループの既存のEC関連アセットにSAVAWAYのECサポート事業、「TEMPOSTAR」事業が加わることで、ECシステム、複数ECショップ管理、ECコンサルティング、ECサイト運営と、EC領域をより幅広くカバーでき、同社グループのメディア事業に並ぶ事業の柱としてEC関連事業を強化するとしている。

★10:05  大日本住友製薬-大幅続伸 自社創製品開発に力 再生細胞医薬の事業化に重点と報じられる
 大日本住友製薬<4506.T>が大幅続伸。23日付の化学工業日報は、同社が新薬開発でM&A(合併・買収)から自社創製した開発品に経営資源を優先投入すると報じた。

 記事によれば、統合失調症薬などの新薬候補、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を中心とした再生・細胞医薬の事業化に重点を置き、外部機関との提携も積極化するという。
 
 年間売上高が2000億円を超える主力の抗精神病薬「ラツーダ」の独占販売期間が2023年に終了するが、英ロイバントとの戦略提携で成長ドライバーとなる2剤を確保したようだ。その次の柱となる新薬・新事業創出に向け、まずは自社発案件での具現化を目指すとしている。

★10:06  宇部興産-SMBC日興が目標株価引き上げ 中長期でのポリイミドの業績けん引に期待
 宇部興産<4208.T>が続伸。SMBC日興証券では、中長期でのポリイミドの業績けん引に期待。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は2050円から2300円に引き上げた。

 決算および電話取材を踏まえ、業績予想を更新。22.3期は主用途のディスプレイ市場の伸び悩みにより、ポリイミドの増収率はやや鈍化する見通しとしながらも、高い競争力を有する事業として、中長期の観点で引き続き期待。自己株式の取得期間は10月29日まで続く見通しのため、需給を下支えするとみている。カプロラクタム(CPL)-ベンゼンスプレッドは、4~6月は高水準で推移しているものの、中国メーカーの増設により、今後は縮小する可能性が高いとみている。

★10:14  テクマトリックス-続伸 日本政策投資銀行が同社「FINCAD CVA計測サービス」を導入
 テクマトリックス<3762.T>が続伸。同社は22日、日本政策投資銀行が「FINCAD CVA計測サービス」を採用し、2021年3月に導入が完了したと発表した。

 時価の算定に関する会計基準に関する新たなガイダンスへの対応の一環として、同社システムが採用されたとしている。


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