〔Market Flash〕稀有な好転ペースを示す法人企業統計~東海東京

2021/09/16(木) 13:41
【13:40】稀有な好転ペースを示す法人企業統計~東海東京  東海東京調査センターでは、21年4-6月期の日本の法人企業統計が発表されたことを受けてリポートしている。各種マージンの推移を見ると、業績回復の初期にもかかわらず売上粗利益率が既に史上最高水準を更新しているとのこと。東海東京では、利益率好転の背景は人件費比率の低下にあると指摘。今後は増収率のプラス転換で規模の経済も働く見込みであることから、利益率はさらに好転すると予想している。また、設備投資、CF伸び率、機械受注統計をみると、工作機械受注、機械受注、CF伸び率、設備投資の順番で回復しているとのこと。各々の平均的なタイムラグを参考に、設備投資前年比はここから23年半ばごろまで上昇が続く可能性が高いとコメントしている。 【9:55】ドイツで政権交代の可能性高まる~東海東京  東海東京調査センターでは、総選挙を26日に控えるドイツにおいて、メルケル氏が率いる保守系与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率が急落し、16年ぶりに野党転落という政治的懸念が高まっていると指摘している。中道左派のドイツ社会民主党(SPD)がここにきて支持を集めているとのこと。メルケル氏の政界引退と与党CDU・CSUの下野が重なれば、ドイツの政治的不透明感が一気に高まる可能性がある。東海東京では、仮にSPDが第一党となった場合、連立樹立の難航で長期間の政治空白が生じるリスクには要警戒とコメントしている。ただし、SPDは与党の一角を担っており、大枠ではメルケル政権の政策を踏襲する公算が大きいとみている。また、対EU戦略も顕著に変わる可能性は低いことから、ユーロへの影響は限定的にとどまると予想している。 【8:45】寄り前気配は川崎船、郵船、石油資源、シスメックスが高い気配値  主力株の寄り前気配では、川崎船<9107>+9.87%、郵船<9101>+5.32%、石油資源<1662>+4.15%、シスメックス<6869>+4.05%、ニッコンHD<9072>+3.88%、野村不HD<3231>+3.35%、商船三井<9104>+3.18%、戸田建<1860>+3.03%、森永乳<2264>+2.90%、東エレク<8035>+2.84%などが高い気配値。  一方、キーエンス<6861>-7.30%、ソフトバンクG<9984>-6.75%、SBI<8473>-4.67%、ふくおか<8354>-4.57%、スルガ銀<8358>-4.36%、南都銀<8367>-3.36%、Jパワー<9513>-3.16%、十六銀<8356>-3.06%、吉野家HD<9861>-3.00%、トレンド<4704>-2.95%などが安い気配値となっている。
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